12月24日、2010年4月期に放送されて安定した人気を誇ったテレビ朝日系ドラマ「警視庁失踪人捜査課」がスペシャル番組として復活、新メンバーも加わりより複雑な事情の失踪事件に主人公・高城賢吾が挑む。

「警視庁失踪人捜査課」は、堂場瞬一の「警視庁失踪課・高城賢吾」を原作にしたドラマで、失踪人を捜すという事で、刑事ドラマなのに殺人事件が起きないという新しいスタイルのドラマが評判となり、放送終了後も続編を望む声が絶えなかった。満を持してクリスマス特番として登場した今回は、人気フィギュアスケーターが大会中に失踪するというショッキングな事件をきっかけに始まる。連続ドラマ最終回から1年後という時間設定で、高城は今も変わらず失踪した娘を追い続ける一方で捜査に参加。しかしその最中に失踪課のメンバーも失踪し、更に事件の謎は深まる。捜査を進めるうちに、バラバラに見えた事件の糸がつながり始める。

連続ドラマ放送時は、刑事ドラマの定番とも言える「ラスト間際の犯人による語り」「行きつけの飲み屋」を一切無くした斬新でスタイリッシュな映像とテンポの良い展開が注目を集めた。今作もそのスタンスを継承し、捜査に関わる人々の関係と心情をクールに描きつつ核心に迫る。今回は捜査課の新メンバー・六条舞として市川由衣が参加。連続ドラマのオーディションで大抜擢された森カンナをはじめ、北村有起哉や遠藤憲一、小日向文世といった三方面分室のレギュラーメンバーも揃い、失踪人の消息と事件の背景を追う。今回、事件の大きな謎となる三方面分室で失踪してしまうメンバーとは一体誰なのか、そしてその人物のプライベートが明かされるなど、連続ドラマからのファンは勿論、今回初めて見る視聴者も大きく惹き付けられるストーリーとなっている。このスペシャルドラマを更なる契機として、次回作への期待がますます高まる特番になっている。

ドラマ「警視庁失踪人捜査課スペシャル」は24日（土）よる9時から放送。予告動画は番組公式サイトトップページで視聴出来る。

テレビ朝日｜警視庁失踪人捜査課スペシャル