1月19日、フジテレビ系ドラマ「最後から二番目の恋」は第2話を放送、鎌倉に移り住んだ千明（小泉今日子）と隣家の和平（中井貴一）ら長倉家との交流が思わぬ事態を引き起こす。小泉今日子と中井貴一というかつてのトレンディドラマを代表する二人の主演がドラマ好き世代の注目を集める。

前回のラスト、千明は和平の弟・真平（坂口健吾）に誘われるもののそれを断ったが、女友達の啓子（森口博子）と祥子（渡辺真起子）から勿体無いと非難される。一方和平は苦情を処理したことですっかり馴れ馴れしくなった市民の一条（織本順吉）から女性の写真を渡され、一方的にお見合いの場を設定されてしまう。困惑する和平だったが相手は美人の50代未亡人、しかも部下の大橋知美（佐津川愛美）の知人らしいと聞いて心が動く。千明は人気美人脚本家の栗山ハルカ（益若つばさ）とコンビを組んで新しい連続ドラマを手掛けようとしていた。しかし、真平の双子の妹・万理子（内田有紀）が内緒で撮影した千明の顔写真を出会い系サイトで公開したことが思わぬ騒動に発展してしまう…

■第1話あらすじ
45歳のドラマプロデューサー、吉野千明、独身。ある日、脚本家の栗山ハルカがあまりにもつまらない台本を持って来た事に腹を立て説教を始めたところ、突然嘔吐して病院に運ばれてしまう。どうやら更年期障害であること、そして独りで頼るものがいない、閉経かもしれないなど様々な不安がたまり、兼ねてから独身女友だちの祥子と啓子と話していた「鎌倉の古民家で老後に共同生活を送る」というプランを早めようといい始めた。千明は早速行動に移し、鎌倉へ向かい古民家の写真を所構わず撮影して回っていた。
そして、鎌倉市の観光推進課にはクレイマーで名高い老人・一条が「馬鹿女が勝手に家を撮影している」という苦情を証拠写真付で持ち込んできた。対応した長倉和平はその写真を確認し、撮影禁止の看板を立てて回った。感謝した一条はお礼にとエロ本を和平の上着ポケットにねじ込んだ。
その頃千明は古民家を改装した素敵なカフェを見つける。店長の真平は馴れ馴れしく、名前を知ると「千明ちゃん」と呼んで優しく接する。千明が注文を待つ間啓子や祥子から次々と電話が掛かり、一緒に鎌倉に住むことは出来ないと言われて千秋は腹を立てる。古民家に住みたいという千明に、真平は隣の家が売りに出ている事を教えて隣に住めばいいと勧めた。
千明が喫茶店を出て海岸へ行くと、そこにはゴミ拾いをしている和平がいた。市役所職員と観光客として会話を始めた二人だったが、中年女性が古民家についてトラブルを起こすという愚痴を和平が語ると、その言い草に千明はカチンと来て嫌味を言う。その時一条からもらったエロ本が和平のポケットから落ち、千明は更に和平に対して好感度を下げる。ふと千明の顔をどこかで見たような気がして「どこかでお会いしましたか」と和平が訪ねるものの、ナンパと誤解して気持ち悪いという感想しか千明は持つ事が出来なかった。そして千明が古民家を撮影して回る女だと気づいた和平もいい印象を持てなかった。

ある日、和平は家路についていた。和平の家は真平が喫茶店を営むあの古民家だった。そこへ千明が引越しのあいさつにやってきた。隣の古民家を購入したのだった。そこで和平も真平も千明の行動力と再びの出会いに驚いた。近所に嫁いだ和兵の妹・水谷典子（飯島直子）も交えて食事会となったが45歳は四捨五入すると50だと言い放つ和平に千明は食って掛かる。和平と千明の関係は気まずいままだ。
その夜、千明が古民家に引越ししたことを電話で祥子と啓子に告げるついでに和平の愚痴を散々語って聞かせるが、その声は隣家の和平にも筒抜けだった。その後、玄関でネズミを見つけた千明は悲鳴を上げる。声を聞きつけてやってきた真平は朝まで一緒にいてあげると言い出す。「する」のかと問う千明に対し、真平はしよう言って家に上がりこんでしまった。

■第2話みどころ
主人公の男女二人が最初はいがみ合うという、ある意味恋愛ドラマの王道パターンがどう変化していくかを見つめるのがこのドラマの醍醐味だろう。真平は女であれば誰でも優しくするといった風情だが、その態度にどこか陰があるのも気になる所だ。万理子の仕掛けた出会い系掲示板の書き込みが果たしてどんな波乱を巻き起こすのか、そして和平のお見合いはどうなるのか。更なる物語の曲折に注目だ。

ドラマ「最後から二番目の恋」は19日（木）よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイト「予告」で視聴出来る。

最後から二番目の恋｜フジテレビ

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