1月31日、NHK総合のドラマ「本日は大安なり」は第4回「疑惑のヒロイン」を放送、クレーマー・玲奈（星野真里）と過去に因縁があったことを隠していたせいで、一連の脅迫状が多香子（優香）のせいではないかと疑われてしまう。結婚式場で起こる様々な嫌がらせに5組のカップルから次々と疑わしい人間が浮かび上がってくるが、ついに主人公・多香子までそのリストに入れられてしまう。

多香子がウェディングプランナーを目指すきっかけとなったのは自身の破局だったが、クレームばかりの新婦・玲奈こそが多香子から彼氏を略奪した女だったのだ。その事が知られて立場が無くなる多香子だったが、式の時間は刻々と近づいていく。そしてその頃、入れ替え作戦を決めた双子の妃美佳と鞠香（谷村美月・二役）の計画は誰にも知られる事なく進んでいたのだった。

■第3回「疑惑の父」あらすじ
予定より早く式場に到着した山田勇気（山口翔悟）と岩倉千波（佐津川愛美）にホッとする多香子。2人は一度破談になりかけていたが、多香子の説得で無事この日を迎えたのだった。2ヶ月前、大手企業社長の千波の父・紘一郎（大地康雄）が結婚式は中止だと乗り込んできたが多香子は猛反発。その曲折を経て迎えた式当日、脅迫状が届いたことをポロリともらすと、千波は父の仕業かもしれないと告白する。その一方で相馬家と加賀山家の挙式は粛々と進められていた。妃美佳と鞠香は入れ替わったまま式は問題なく進んでいく。式と披露宴の合間、多香子は姉の鞠香と二人きりで話す時間があった。実は入れ替わった妃美佳だと気づかない多香子に、妃美佳は鞠香として、本当は私も映一（福士誠治）が好きだと告白する。
その頃式場ではフォトスポットの飾りが何者かに破壊されるというトラブルも起きていた。同時に、朝方紙飛行機に書かれていた脅迫文と同じものがファクスで事務所に届いている。同じ時間に頻発したこの事態に、紘一郎なら秘書の竹内（波岡一喜）を使ってやることが出来ると思い立つ。しかし、式を中止させたいという心当たりのある人物はまだまだいたのだった。多香子は姉妹間の恋愛トラブルと感じて鞠香にも容疑者の可能性を捨てきれないでいた。
多香子たちが大慌てしている頃、岬（鈴木亮平）は東家と白須家の挙式についていた。新婦・りえ（霧島れいか）の息子の真空（加藤清史郎）にリングボーイを託す岬だったが、真空は転倒してリングを飛ばしてしまう。スラインディングでリングをキャッチした岬に会場から起こる拍手。しかし岬は真空が披露宴で使う白雪姫のカチューシャを隠し持っている事に気づく。
そしてわがまま新婦・玲奈が更に激怒する事態が起こった。玲奈の式で友人代表のスピーチをする予定だった真弓（平岩紙）が、多香子が勧めた気付けのカクテルで泥酔してしまったのだった。これを多香子による妨害だとわめきたてる玲奈に、これまでの鬱憤が溜まった多香子はついに爆発してしまう。そして自分は元婚約者を奪った女の結婚式を妨害するほど小さな女ではないと玲奈にタンカを切ってしまい、二人の過去の経緯がスタッフたちにも知られてしまう。

＜第4回みどころ＞
疑惑・容疑者だらけの中で、式を妨害する脅迫行為はどんどんエスカレートしていく。そのために隔離されてしまう多香子が自分なりに行動しようとすることで更なる疑いを招く。そして妃美佳と鞠香が入れ替わったままで相馬家・加賀美家の挙式は披露宴へと移っていく。
式場に潜む謎の男（岡田義徳）の存在や、新人清掃係（白石美帆）の素性が果たしてどう物語と絡んでくるのかまだ明らかになっていないところも気になる所。これまでの放送で張り巡らされた伏線が更なる謎を呼ぶ。

「本日は大安なり」は31日（火）よる10時55分から放送。予告動画はドラマ公式サイト「次回予告」で視聴出来る。

本日は大安なり｜NHKよるドラ

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