ますますソヒとギルサンへの恨みを募らせるドゥスは、ついにギルサンとグチョンを追い詰める！負傷したグチョンはギルサンを逃がすために自ら犠牲になることを選ぶ！まるで母を奪ったソヒへの謝罪のように…YouTubeのSpoCinemartAsiaチャンネルで予告動画が公開されている。今回は、「名家の娘ソヒ」第37話～40話のあらすじと見どころについて紹介。

■第37話 命をかける男達
ギルサンは、チョ・ヨンハ伯爵に、上海臨時政府参加を要請するという重大な任務を持って、朝鮮に渡る。しかし、伯爵にはすげなく断られてしまう。両班として生まれ育ったイ・サンヒョンは、今では妓生となったボンスンの世話になっている我が身と、下男だったギルサンが国のために戦う姿に圧倒され、自己嫌悪に陥る。そんなサンヒョンは、ボンスン（ギファ）の元を去る決心をする。その時、ボンスンのお腹にはサンヒョンの子を宿していたが、それを告げることはできなかった。
ドゥス（ゴボク）はギルサンとグチョン（ファン）の両方をつけ狙い、二人がソウルで落ち合っているところを襲撃する。傷を負ったギルサンを助けるべく、ファンは一人で追手を迎え撃つ。

■第38話 恨（ハン）の深さ
観念したグチョンは、ギルサンを逃がしドゥスに逮捕され、酷い拷問を受ける。
サンヒョンに助けを求めたギルサンは、チョ・ヨンハ伯爵の弟で新聞社の社長チョ・チャンハに匿われる。
どうにかソウルを脱出したギルサンは、智異（チリ）山で仲間たちと落ち合う。そんな中グチョンを救出するためにギルサンたちが警察署を襲うという計画を聞いたソヒは愕然とする。失敗すれば確実にギルサンの命も危ない。夫と家族を救う唯一の方法は、助けるべき人間がこの世から居なくなること…。ソヒは恐ろしい考えを胸に、グチョンとの面会を警察署長に求めに行くのだった。

■第39話 生きる目的
ソヒと面会したグチョンは、自分のためにギルサンが危険を起こすと知り、自死。ソヒは、グチョンを実母であるユン氏の墓の隣に埋めさせる。これで、チェ家の悲劇に関連した人々が全て 亡くなった。ソヒは虚無感に囚われ胸を痛める。
一方ドゥスは、ギルサンが智異（チリ）山に隠れていると確信し、捜索隊を出す。ヨンは、ギルサンを救うため、後妻であるイムの母の葬式を利用して、ドゥス達を平沙（ピョンサリ）におびき出す。その間に、ドゥスの弟のハンボクがギルサンを無事に脱出させた。そうしてソヒは、警察署長に会い、ドゥスの失態を追求し、ソヒとドゥスの確執は、益々激しくなるのだった。

■第40話 息子達の試練
龍井(ヨンジョン)に戻ったドゥスは、ギルサンを捕まえるべく策略を練る。その策略とは、自らが日本領事館を襲撃し、それを口実に独立運動家だけでなく、朝鮮人全てを抹殺しようと恐ろしいものだった。
日本軍が勢力を拡大する中、ギルサン達はハルビンまで逃げ延びる。
ソヒとギルサンの息子、長男ファングクは賢い少年に育つが、ギルサンの身分の事で友達と大喧嘩をする。この一件で、ソヒはギルサンが故郷に帰らない理由を痛切に理解するのだった。
一方、サンヒョンの娘を内緒で産んだボンスンは、苦しさからアヘン中毒者になり果てていた。

■見どころ
一緒に朝鮮に戻らない夫ギルサンを恨んでいたソヒだったが、長男の喧嘩で、初めて朝鮮に戻らないギルサンの気持ちが身に染みてわかるソヒの変化に注目しよう。
また、幼い頃からソヒの面倒を見てきたボンスンが好きになる人物は、なぜかソヒを慕う人物。初恋のギルサン、そして一緒に暮らし始めたサンヒョン…どちらもボンスンが守ってやった、そして捨てられた。あまりにも憐れなボンスンの人生。このあと彼女がどんな人生をあるくのかどうぞお見逃しなく。

現代地図■豆知識：智異（チリ）山
→大きな地図を見る（別画面で表示）
チリ山は、全羅南道・全羅北道・慶尚南道にまたがる広大な山。ここは、生活苦や病気、反体制活動など多くの人々の避難場所となっている。また、広大な山ということで、義兵活動などの拠点伴っており、“抵抗の地”とも呼ばれた。この山は、ドラマのロケ地としても良く使われており、ドラマ「推奴－チュノ-」や「いかさま師～タチャ～」もこの地をロケ地に選んでいる。

ナビコンでは、BS日テレの放送にあわせてドラマの時代背景や全話のあらすじと見どころ、キャストの魅力を紹介していくのでお楽しみに。

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⇒　【「名家の娘ソヒ」を2倍楽しむ】


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BS日テレ「名家の娘ソヒ」番組サイト
エスピーオー「名家の娘ソヒ（原題：土地）」予告篇

■作品紹介
・制作：SBS、2004-2005
・話数：全52話
・監督：イ・ジョンハン
・出演：キム・ヒョンジュ, ユ・ジュンサン, キム・ミスク、 シン・セギョン

■DVD紹介
・DVD-BOX1～5（各5枚組）
・各15,960円
・封入特典：ブックレット
・発売・販売元：エスピーオー

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