幼なじみは死んだのか?居場所を失い放浪の旅へ…ドラマ「書店員ミチルの身の上話」第9回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年03月05日08時20分ドラマ

3月5日、NHK総合のよる★ドラ「書店員ミチルの身の上話」は第9回「放浪」を放送、衝動的に竹井(高良健吾)を殴ったミチル(戸田恵梨香)は、竹井がどうなったか確かめもせずに当てもなく旅に出る。旅先で思いなおし一度は長崎に帰ったミチルだが、父(平田満)の思いに触れて故郷にも居られないと感じる。そして更に続ける放浪の先で、一人の男と出会う。そして長崎では立石(濱田マリ)が失踪したとの噂が流れていた。

[第8回「正体」あらすじ]
高倉恵利香(寺島咲)が自殺―ミチルは翌朝の新聞を購入し、踏切事故の記事を見つけて事実だと知る。自分を救うために久太郎にフライパンを振り上げた恵利香を思うとミチルは居たたまれない気持ちになった。ミチルは竹井の部屋に残された恵利香の荷物に、遺書が無いか探してみた。するとそこから、豊増(新井浩文)が最後に残したメモと500万円を入れた銀行の袋が出てきた。ミチルは驚きのあまりバイトにも遅刻し、仕事でも失敗ばかりだった。そこへ竹井から電話が掛かり、祖母が危篤のため長崎に帰ると告げられた。ミチルは高倉の遺品の事を切り出しそびれてしまった。その頃長崎では、立石がミチルが長崎で宝くじを購入した手掛かりを探しに宝くじ売り場で聞き込みを続けていた。そしてある葬儀の場で立石は同じく参拝した春子(安藤サクラ)に、ミチルの宝くじ持ち逃げや豊増の失踪などをぶちまけるのだった。そしてその会話は竹井の耳にも入る。葬儀とは竹井の祖母のもので、書店店長代理の沢田(浅田美代子)の母でもあったのだ。早くに両親を亡くした竹井にとって、未婚の沢田は唯一の叔母、親族でもあった。沢田は竹井に祖母が残した貯金があると打ち明けるが、竹井はそれはずっと介護をしてきた沢田が使うべきだと言うのだった。しかし沢田は、この年になってお金があっても使い道が思いつかないと淋しく笑った。翌日になっても立石は豊増に電話を掛けるが繋がらない状態だった。そして春子もミチルの写真を持って宝くじ売り場を回っていた。すると春子は売り場の中に自分の日傘を見つけた。あの日、ミチルが東京へ行ってしまった日に貸した日傘を。慌てて春子はミチルに電話を掛けるが繋がらないままだった。
その頃ミチルは悪夢にうなされていた。立石が自分を責め立て、久太郎と立石をどこにやったと詰め寄ってくるのだった。そしてミチルは思いつく。豊増は恵利香と竹井によって殺されたのだ、と。そして久太郎と同じように始末されたのだ、と。戦慄する事実に気付いたミチルは思わず春子の電話に助けて欲しいと電話を掛けたが、春子が出る前に切って今すぐ竹井の部屋から逃げなければならないと思いついた。部屋を飛び出して階段を駆け下りる途中、帰宅した竹井と鉢合わせる。そのまま部屋に連れ戻されたミチルは竹井に本音をぶつける。恵利香は竹井に対して恐怖心を持っていたこと、恵利香は本当に自殺なのかと。しかし竹井は淡々と恵利香を偲んであげようとミルクティーを作り、一本のカセットテープを持ち出してきた。それは竹井自身が小学2年生の頃に歌った歌だった。松任谷由実の「真夏の夜の夢」、ミチルが大好きな曲で、竹井の家にミチルが遊びに来た時にカセットデッキで録音したものだった。恵利香もこれを気に入っていたと言い、これを聞けばミチルも癒されるだろうと思ったと語る。ぞっとしたミチルはテープを止めさせ、豊増をどうしたのだと切り出した。すっと顔色が変わった竹井は、豊増はミチルの持っている2億円を狙っていたと告げる。ミチルは脇が甘すぎる、いつか豊増に全部むしりとられる前に僕が守ってあげたんだ…そう言いながら暗に豊増殺害を認める竹井に、ミチルは突然の吐き気を覚えてトイレに駆け込んだ。トイレから出たミチルに、竹井は昔からミチルと二人きりで居たかったと告白し、これからはずっと自分がミチルを守ると宣言した。ミチルを守るためなら何でもやってあげるという竹井に、ミチルは思いつめた表情でフライパンを手に取る。そしてそれを振り上げ、竹井の頭部に振り下ろした―。

よる★ドラ「書店員ミチルの身の上話」第9回は5日(火)よる10時55分から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。放送翌日からはNHKオンデマンドで見逃し番組として配信が行われる。


書店員ミチルの身の上話|NHKよる☆ドラ
NHKオンデマンド よる☆ドラ 書店員ミチルの身の上話

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