火事から救った母娘と変死体の謎!木曜時代劇「鼠、江戸を疾る」第3回予告と第2回オンデマンド配信-NHK

2014年01月23日08時00分ドラマ

1月23日、NHK総合のドラマ「鼠、江戸を疾(はし)る」は第3回「付け火にご用心」を放送、甘酒屋の次郎吉(滝沢秀明)は行きつけであるおしま(横山めぐみ)の料理屋の隣家の火事からお常(星野真里)親子を助け出す!次郎吉はお常たちを自分達の住む長屋で預かることになってしまう!聞けばお常は2年前に上方へ行ったきり行方不明となった夫・伝吉(やべきょうすけ)の安否を気にかけていた…ある日小袖(忽那汐里)はお常の娘から父の姿を見かけたと打ち明けられる。さらにその翌日、冬の川からおしまの死体が発見。火付けと変死体、失踪した男の因果関係は?鼠小僧に姿を変えた次郎吉が謎に迫る!NHKオンデマンドで見逃し配信をしている。

【第2回「盗まれた恋文」あらすじ】
いつもの蕎麦屋、やぶそばで見慣れぬ美女と出会う。千草と名乗るその女は昨年亡くなった町医者・良安の娘で修行先の長崎から良安の名を継ぐために帰郷したばかりだった。その時、表で騒動が起こる。一人の武士が通りすがりの町人に突然斬りかかったのだった。二人は斬り合いになり、武士はその場で命を落とす。やぶそばの客たちも皆外へ飛び出し、店にいるのは次郎吉と手伝いのお豊(萩原みのり)だけだった。そこへ突然武士を襲った町人が手負いの状態で店の台所へ飛び込んできた。町人は「しくじった」と口走り、次郎吉に店主への謝罪を託して自害してしまう。慌てて次郎吉が外へ助けを求めに出た後に町人は事切れてしまう。怯えおののくお豊だったが、男が落とした財布を懐に入れてしまう。お豊の頭には母親の薬代のことしか無かったのだ…。店を滅茶苦茶にされてしまったお染(濱田マリ)は次郎吉から聞いた町人の謝罪も受け付けず商売上がったりだと嘆き騒ぐ。そしてお豊も暇を出されてしまう。
町人に斬られた男は三河仙八郎といい、松沼藩の武士だった。次郎吉は調べるうちに仙八郎の妻・琴音(釈由美子)と知り合い、夫の財布が無くなっていると知らされる。次郎吉は斬った男も町人に身をやつした武士だと察し、同じ藩のものではないかと推測した。翌日小袖がお豊を訪ねると、お豊の母が吐血して倒れていた。次郎吉はすぐさま千草の診療所へお豊の母を運ぶため大八車を借りてくる。すると、兼ねてからお豊を付回している駕籠かきの男の姿を見かけた。次郎吉は男に向かって、お豊が戻ったら宝山寺の良安を訪ねるように言づてをする。駕籠かきの男はお豊を見ると平蔵と名乗り、お豊を連れて宝山寺へ向かった。最初は警戒していたお豊も次第に平蔵に心を開き、財布を盗んでしまった事を打ち明ける。後悔に苛まれるお豊を、平蔵は懸命に慰めるのだった。
ところがその後、平蔵が刺殺された姿で発見される。お豊を宝山寺に送った帰りに何者かに襲われたようだった。更に次郎吉が長屋のお豊の家を見ると酷く荒らされていた。次郎吉はお豊が何者かに狙われていると気付き、千草にお豊の身柄を頼む。次郎吉が岡っ引きの徳五郎(高嶋政宏)を訪ねると、そこには松沼藩家老・田之上が町人の死体の検分に来ていた。町人の顔に覚えが無いことを継げた田之上は、次郎吉との会話で町人が一時期お豊と二人きりになった事、そしてお豊が宝山寺にいるであろう事を察する。一方小袖は、同じ同情の広之進(京本大我)から松沼藩にお家騒動が持ち上がっていると聞きつける。小袖から事情を聞いた次郎吉は再び琴音を訪ねた。琴音によると、松沼藩主には跡継ぎが出来ず、藩主の甥を養子にしようとしていた矢先に藩主の側室が身篭ったのだという。しかし側室の身篭った子の父親が殺害された仙八郎だったと琴音はいう。更に仙八郎の財布に入れられた側室宛の恋文が不義密通の証となってしまうと訴え、琴音は次郎吉にその恋文を探すように依頼する。しかしsの恋文を探しているのは田之上であると知った次郎吉は、すぐさまお豊の無事を確認しに千草の屋敷へ急ぐ。
次郎吉が付いた時には、襲い掛かる侍たちからお豊を守るために小袖が立ち回りを繰り広げていた。狼藉者たちが取り押さえられた時、物陰から現れたのは家老・田之上だった。次郎吉はそこでお豊を見逃す代わりに恋文を渡すと交換条件を出す。次郎吉は今回の仙八郎殺害の一件を裏で仕切っていたのは田之上だと知るのだった。そしてお豊は自分が盗んだ財布のせいで平蔵が死んでしまったと知り、激しく悔やむのだった。
夜、鼠小僧に姿を変えた次郎吉は琴音の寝所に忍び込む。そこで平蔵を殺害したのは琴音だろうと問い詰めると、逆上した琴音は本心をぶちまけた。自分以外の女に思いを寄せていた夫への恨み、お豊のために居場所の口を割らない平蔵への怒り…次郎吉が鼠だと暴露すると言い寄る琴音だったが、次郎吉は琴音が田之上にとって口封じの対象であることを仄めかして去っていく。程なくして田之上が現れ、琴音を斬り捨てる。仙八郎の恋文を証拠にお家騒動を有利に動かそうとした田之上だったが、その翌日恋文は小判と共に共に鼠小僧に奪われてしまい、田之上の企みはもろくも崩れ去る。鼠が奪った小判は、亡くなった平蔵の家族の家へばら撒かれた。程なくして母を亡くしたお豊は生きるがないと自暴自棄になるものの、千草に諭されて診療所の手伝いをすることに落ち着くのだった。

木曜時代劇「鼠、江戸を疾る」第3回は23日(木)よる8時から放送。第2回「盗まれた恋文」はNHKオンデマンドにて配信中、購入期限は1月30日(木)まで。

鼠、江戸を疾る|NHK木曜時代劇
NHKオンデマンド|鼠、江戸を疾る

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