しくじった仕事で露見した藩の不始末の行方!?木曜時代劇「鼠、江戸を疾る」第4回予告と第3回オンデマンド配信-NHK

2014年01月29日20時00分ドラマ

1月30日、NHKのドラマ「鼠、江戸を疾る」は第4回「姉妹の願い」を放送、次郎吉(滝沢秀明)はある夜盗みに入った鴻山藩の屋敷でお松(石橋杏奈)とお園(佐津川愛美)と出会う。お松は人探しをしていると言って鼠に手紙を託し、お園にいたっては夢遊病で屋根の上をさ迷っており、次郎吉はお園を助けたために千両箱を落としてしまう。鼠が人助けのために仕事をしくじったという噂は瞬く間に江戸を駆け巡り、次郎吉は居たたまれない思いでそれを耳にする。しかし”鼠の不始末”の裏で、鴻山藩の抱える問題が浮かび上がってくる。

【第3回「付け火にご用心」あらすじ】
ある夜、次郎吉は店じまいしたおしま(横山めぐみ)の小料理屋でくつろいでいると、おしまに口説かれてしまう。内心大慌ての次郎吉だったが、ふと焦げ臭い臭いに気付く。それは隣家の火事だった。次郎吉が外に飛び出すと、燃え盛る火の向こうから母を呼ぶ少女の声がする。水を被った次郎吉は戸を蹴破って中に入り、倒れていた女とそれにすがる少女を助け出した。その後も濡れたまま火消しの先頭に立って水を掛け続けた次郎吉はすっかり風邪を引いてしまっていた。
後日、次郎吉のもとを訪ねて来た千草が、火事で倒れていたお常(星野真里)と娘のお咲が消えてしまったと言うのだった。小袖が焼け跡を見に行った時、そこに立ち尽くすお常親子を見つけて家に連れ帰った。次郎吉は行くあての無いお常親子をしばらく間借りさせる事にした。その夜、お常は自分には伝吉という鍵職人の亭主がいたが上方に行ったきり2年もの間行方知れずだということ、そして伝吉にはもう一人女がいたらしい事などをぼそぼそと語った。一方、店を再会したお染(濱田マリ)の蕎麦屋では、次郎吉がおしまといい仲だと噂になっていた。しかし数日後、店を畳んだという噂のおしまが死体となって川に浮かんでいるのを発見される。
毒を盛られて川に投げ捨てられたと千草が診断すると、徳五郎(高嶋政宏)は真っ先に次郎吉を疑った。しかし次郎吉は閉めたというおしまの店の2階で人影を見ていた。夜、次郎吉がおしまの店に忍び込むと、そこには盗賊の佐平(木下ほうか)が伝吉を使って盗んだ金を隠していた。二人の会話からおしまは佐平の女だったが邪魔になって殺した事、伝吉が鍵職人の腕を見込まれおしまにたらしこまれ、それを理由に佐平に強請られ盗みの仲間になってしまった事を知る。その後、伝吉と他の仲間を引き連れた佐平が盗みに入ると、一人の手下がおしまの店が火事になったと告げる。残された伝吉がその手下を怪しむと、姿を現したのは鼠―次郎吉だった。お常親子はまだ伝吉を待っていると次郎吉は告げ、伝吉をその場から逃がしてやる。
佐平が慌てておしまの店に駆けつけると、煙だらけの二階から女が降りてきた。おしまの幽霊と思った佐平は腰を抜かすが、それは小袖だった。小袖にやり込められた佐平は倒れこみ、小袖が姿を消すと同時に徳五郎が踏み込んできたために佐平はお縄の身となる。
一方、夜を忍んでお常に会いに来た伝吉は自分が盗賊になったために一緒にいられないと訴える。障子越しにお常をずっと思っていたという伝吉の言葉にお常は涙するが、伝吉は走り去る。起き出したお咲に、お常は伝吉ははやり病で死んでしまったと言い聞かせるのだった。そして伝吉は捕まれば死罪は免れない身として、この先一人で逃亡生活を続ける決意をする。伝吉は鼠には家族はいないだろうと呟き、次郎吉に別れを告げた。
ある夜、次郎吉の家でお常は鼠小僧から投げ込まれた二両を受け取る。翌日お常は田舎に帰るとお咲と共に去っていく。次郎吉は鼠からもらったという小判をお常に持たせるが、家に戻るとお常からの手紙と共に一両が戻されていた。一両は借りるので働いてから返すとあるお常の言葉に、最後まで几帳面だったその人柄を思って次郎吉と小袖は笑い合う。お常の借りた一両は、治療費として千草のところに残されていた。

木曜時代劇「鼠、江戸を疾る」第4回は30日(木)よる8時から放送。第3回「付け火にご用心」はNHKオンデマンドにて配信中、購入期限は2月6日(木)まで。

鼠、江戸を疾る|NHK木曜時代劇
NHKオンデマンド|鼠、江戸を疾る

【2014年冬ドラマを一挙紹介】   【各話のあらすじ】




★☆★ 滝沢秀明 関連商品一覧(amazon) ★☆★

 ⇒赤川次郎 作品一覧(amazon)