前回は、フィギュアを愛する犯人が証拠となるフィギュアを燃やせず逮捕されてしまったが、今夜4日（火）9時から放送の「福家警部補の挨拶」第4話「月の雫」は、福家（檀れい）と犯人と目される雫（片平なぎさ）との間の女の友情を描く！果たして友情を前に、福家は真実を暴くことができるのか？予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

谷元酒造社長・谷元雫(片平なぎさ)は、佐藤酒造社長、佐藤一成（清水綋治）の車を運転し、自身が経営する谷元酒造の酒蔵に向かっていた。その酒蔵は、先祖から受け継いだ酒「月の雫」を守り抜くため雫が心血を注いで守ってきた酒蔵だ。谷元酒造は一切の妥協を許さず、効率よりも品質にこだわり続ける酒造りにこだわってきたが、佐藤酒造から徹底した値引き攻勢にあい、経営は逼迫(ひっぱく)していた。佐藤は谷元酒造を窮地に追い込み、吸収合併してしまおうともくろんでいたのだった。さらに、会社を失う独身の雫に色目まで使っていた。雫はそんな佐藤の計画を阻止し、先祖伝来の酒を守るため佐藤を深夜の酒蔵に呼びだし、水がはられたタンクへと突き落とし殺害してしまうのだった。遺体が発見され、雫は、品評会で金賞を受賞した自社の酒のもろみを盗み出そうとしてタンクに落ちたのではないかと話し、鑑識の結果から佐藤が足場から転落し側頭部を強打の後、溺死したと見られた。しかし、福家警部補(檀れい)は、車で現場に来たという佐藤の所持品の中に免許証がないこと、そして遺体発見者の従業員の懐中電灯が酒蔵の入り口に置かれていたことなどに着目し事件として片づけることに疑問を感じる。
福家は雫と何度も会い捜査を続ける内に、二人の間には男性社会で闘いながらも、自分の信念のもとプロとしての仕事に徹するという点で、共感のような感情が芽生えていた。福家は雫の真実に迫ることが出来るのか。

いつもは、福家を邪魔ものにする石松警部（稲垣吾郎）が、この日に限って福家の捜査への参加を認める。果たしてその訳は？
そして今回、犯人役でゲスト出演する片平なぎさ。2時間ドラマの女王として、数々の事件を解決してきたが、今回は自らが犯人役として登場。果たしてどんな犯人像を見せてくれるのか？「福家警部補の挨拶」第4話は、4日（火）夜9時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。公式サイトには、出演者のインタビューや相関図、ドラマ特製グッズが当たる「オンエアクイズ」があるので、チェックをお忘れなく。

◇フジ「福家警部補の挨拶」番組公式サイト