前回は、長野の放射線科医・立花（宅間孝行）と碧翠院の放射線技師・戸山（渡部豪太）を殺害した犯人と動機が明らかになったが、今夜18日（火）放送の「チーム・バチスタ4」最終回では、螺鈿の部屋で行われている看取りのからくりが明らかになる！果たしてそこで行われたのは安楽死か？尊厳死なのか？白鳥（仲村トオル）と田口（伊藤淳史）が辿り着いた真実とは？予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回は、加賀が「螺鈿の部屋」に入り、安楽死疑惑を持つ白鳥の指示で田口が加賀の看取りに立ち会った。息子に見守られながら迎えた加賀の臨終に不審な点は一切見当たらなかった。安らかな最期を看取った田口は、それでもなお疑惑を拭えない白鳥について行けず2人は衝突。
巌雄（柳葉敏郎）は故人の遺志で病理解剖をすることを遺族である息子に告げ、性急に解剖を行おうとした。その時、巌雄の携帯電話に葵（山﨑賢人）から着信が入る。発作を起こした葵（山﨑賢人）が華緒に重傷を負わせたという。小百合（水野美紀）やすみれ（栗山千明）は、密かに碧翠院に戻った華緒を懸命に処置し、その様子を田口（伊藤淳史）に見られてしまった。一方、白鳥は加賀の遺体を調べようと東城医大から島津（安田顕）を呼んだ。
そんな中、一緒に帰って来た葵が姿を消し、田口が螺鈿の部屋のモニタールームで見つけた。葵は、8年前の事故直後に、救急搬送され、父に人を殺したことを告白し、そのまま死なせてほしいと頼んだことを告白。田口が、葵を労り、力になることを告げた時天馬が現れ、興奮した葵は発作を起こし、田口の腕にけがを負わせてしまった。
白鳥は、意識を取り戻した華緒の病室で、桜宮家全員の前で葵に「助けて。碧翠院は一度入ったら二度と出られない病院です」という手紙と立花医師のCTを送り付けた意図を訊いた。死んだことになっていた葵だったが、意識障害を起こしながらも、医師になる夢をあきらめず、唯一許されたCTを見ることに夢中になっていた。白鳥は、「新しいCTを見たいために立花を殺害し、これを知られて放射線技師の戸山を殺害したのか」と告げた。葵を警察に引き渡すという言葉に、華緒が、葵の存在を知られ、息子を守るために戸山と立花を殺してしまったことを告白した。秘密の抜け穴から続いた車いすの車輪の跡も、華緒が戸山の死体を海に流す時についたものだった。
葵は、すべてが自分のために起きたことと謝罪し、この状況を終わらせるために、ニュースで存在を知りあこがれていた白鳥に助けを求めて手紙を送ったのだった。田口は、葵を死亡したことにした巌雄の決断が間違っていたことを指摘した。

■第11話あらすじ
連続して起きた殺人事件が、息子の葵を守るために華緒が犯したことが明らかになったが、碧翠院の患者が皆、不自然なほど穏やかな最期を迎えることに関しては、いまだに謎が明かされていない。そんな中、亡くなった患者のAi（死亡時画像診断）画像を見ていた白鳥は、ついに「螺鈿の部屋」で行われている看取りの"からくり"に気付く。二人は証拠の画像を巌雄とすみれに突き付けるが、巌雄は事実を認めたものの、娘たちは何も知らないと証言。
その頃、螺鈿の部屋に美智が入ったことが知らされ、白鳥と田口は螺鈿の部屋に駆けつける。
はたして、碧翠院で行われている終末期医療の秘密とは？そして、患者の美智から語られる驚きの真相と、桜宮一族の運命は…！？いよいよ、田口と白鳥の最後の謎解きが始まる！

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