ついに利佳子（吉瀬美智子）が家を飛び出し貧乏画家・加藤（北村一輝）の元へ！一方、何かに気づいたのか乃里子（伊藤歩）が強引に夫の北野（斎藤工）と一緒に紗和（上戸彩）の家へ…夫婦で向き合うことになった紗和夫婦と北野夫婦！果たして感の鋭い乃里子に気づかれてしまうのか？明日放送の第8話は、修羅場の幕開け！前回のおさらいと第8話のあらすじを紹介、アブナイ予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回、ひと足先に修羅場を迎えた利佳子が紗和に、「不倫の恋は別れた後でさえ人に知られるわけにはいかない」と、先輩“平日午後3時の昼顔妻”の余裕の忠告をした。ところがどっこい長女はすべてお見通しだった！子供たちは大人が考えている以上に親たちのことをよく見ているのだ。
一方、まだ、修羅場の幕を開けていない紗和と北野だが、北野の方は校長からのチェックが入り、まさに崖っぷち！そんなピンチを伝える北野の手紙にさえ頬が緩んでしまう紗和。まさに「妻にとって恋は魔物です。深く傷ついて何もかも失わなければそれには気づかないのです」という、紗和の言葉通り。

■前回あらすじ
日常の生活に戻った紗和（上戸）だったが心から北野（斎藤）への想いは消せない。そんな折、乃里子が紗和の働くスーパーにやってきた。夫に好きな女性がいたことは間違いないが、もう気にするのは止めたという乃里子に戸惑いながらも相槌を打つ紗和だった。
その頃、北野は学校で教え子の啓太と向き合っていた。啓太の素行を注意する北野に、啓太は意味深な言葉を吐いた。その後、北野は校長に呼び出され紗和との手つなぎデートの写真を見せられ、厳重に注意を受けた。
一方、加藤が描いたWEB版の『BONITO』の絵が大評判となり、加藤（北村）は画家紹介のページに滝川徹（木下）と握手をして写真に納まった。
徹にスマホもカードも取り上げられた利佳子は、スマホを返してほしいと徹に頼むが、徹は気に入らなければ出て行ってもいい、と取り合わない。そんな徹の態度に15年の利佳子の堪忍袋の緒が切れた。これまでの不満を口にし、自分が一生懸命家事や子育てをしていられたのは、加藤だけでなく、出会い系サイトで知り合った男たちと不倫をしていたからだと言い捨てた。徹に頬をぶたれた利佳子は家を飛び出して紗和の元へ。「夫と別れる」という利佳子と「子供たちのためにも絶対別れるべきじゃない」という紗和が激しく口論。行き場のない利佳子は加藤の元へ向かったが、そこには一足先に徹がいた。
利佳子を「見栄えだけの中身のない女」と侮辱する徹に、「あなたは彼女を人形だと思っている」と言い返した加藤は、生き生きとしている彼女を描いた絵を見せた。二人の会話を外で聞き、家に戻った利佳子を待っていたのは長女の衝撃の言葉だった。うまく隠して昼顔妻をしていたつもりの利佳子だったが、長女は母の不倫に気づいていた。家族の平和のために黙っていたのだった。バック一つで家を出た利佳子は加藤の元へ走った。
一方、俊介は相変わらず部下の美鈴（木南晴夏）に付きまとわれていた。そのことを母が紗和にばらしたために、ご機嫌取りをしようとスーパーへ紗和を迎えに行った。2人ならんで帰る途中、偶然乃里子と北野夫婦に遭遇。

■第7話
紗和（上戸彩）と俊介（鈴木浩介）は、スーパーで出会った北野（斎藤工）と乃里子（伊藤歩）夫妻を自宅に招き入れた。平静を装う紗和と北野だが、乃里子は、紗和が鏡台の引き出しにしまっておいたゴリラのマスコットに気づき、紗和が初対面であるはずの夫の苗字を紗和が知っていたことを問い質す。
一方、離婚届を置いて家を出た利佳子（吉瀬美智子）は、加藤（北村一輝）のもとへ。加藤から、子どものことを聞かれた利佳子は、引き取りたいがついてくるはずはない、と答えると、加藤は、「あんたの人生は背負えない」と告げる。
あくる日、出勤した紗和のもとに、徹（木下ほうか）がやってきて、利佳子が家を出たことを紗和に打ち明ける。すべてを水に流すから戻って来いと伝えてほしいと頼み、金が入った封筒と加藤のアトリエの住所を記したメモを差し出す。
加藤のアトリエを訪れた紗和は、利佳子が子どもたちと会えるようにする、と申し出るが、利佳子はそれを拒否。他人のお節介よりも北野とのことがばれないようにすべきだと返す。

どうやら第8話の見どころは、紗和の家で二組の夫婦が向きあう場面。前回ラストで部屋に入る前に思わず紗和の手を握った北野。そして、北野の運動靴を揃える紗和が艶っぽく微笑む場面。どうやら「妻にとっても夫にとっても恋は魔物のようだ」。

「昼顔～平日午後３時の恋人たち～」は、フジテレビにて毎週木曜日夜10時から放送。第8話は9月4日、予告動画は番組サイトで、スペシャル動画や衝撃的なタイトルバックも公開されている。

◇フジ「昼顔～平日午後３時の恋人たち～」番組公式サイト