8日水曜ミステリー9北大路欣也主演、秋の旅情サスペンス「さすらい署長 風間昭平11」あらすじと予告動画

2014年10月07日21時00分ドラマ

テレビ東京水曜ミステリー9、特選!秋の旅情サスペンス「さすらい署長 風間昭平11 みやぎ松島湾殺人事件」を8日(水)午後9時放送!ソフトバンクのCM、お父さん犬でお馴染み(?)の北大路欣也が各地を転々としている警察署長風間昭平演じるシリーズ第11弾!今回は宮城県松島が舞台!予告動画は番組公式サイトで公開。

2003年から始まる「さすらい署長 風間昭平」シリーズも今回で11回目となる。原作はミステリー作家・中津文彦(2012年没)の人気小説(光文社文庫刊、同名シリーズ)。中津は元々岩手日報社の報道記者として活躍していたが、1982年『黄金流砂』(講談社文庫)で第28回江戸川乱歩賞受賞を機に、作家活動に入る。旅情ミステリーを得意とし、数多くのミステリー作品を残している。2012年肝不全により逝去、享年70。

主人公・風間昭平(北大路欣也)は、本庁からの特命を受け、全国の所轄署長を…転々とし、各地で起こった難事件を署長自ら次々と解決している。署長という肩書きだが制服とケータイが苦手としている。水戸黄門のように、全国各地をまわり事件を解決している…というちょっと面白い設定のサスペンスドラマである。

8日(水)放送シリーズ第11弾のタイトルは「みやぎ松島湾殺人事件」。今回、準主役・尾形誠二を演じるのは、近年俳優としての活躍が目立っているロッカー大友康平。
大友は、HOUND DOGというロックグループのヴォーカルで、代表曲は彼らの10枚目シングル「フォルテシモ」(1985)、日清カップヌードルのCMソングに起用され爆発的大ヒット。今もなお、大友康平と言えば「フォルテシモ」というぐらい長く愛されている曲である。
しかしHOUND DOGはメンバーの脱退等の紆余曲折の末、現在は事実上活動停止。2006年以降、メンバーは大友康平1人となっている。
HOUND DOGの活動停止があってか、ここ十数年は俳優としての活躍が目立っている。2012年10月、2014年3月からNHKBSで放送された本仮屋ユイカ主演「そこをなんとか」シリーズやフジテレビ・金曜プレステージ枠、テレビ朝日・土曜ワイド劇場枠、テレビ東京・水曜ミステリー9枠等の2時間ドラマに数多く出演している。そのほか映画でも井筒和幸監督『のど自慢』(2001)、同監督『パッチギ!』(2004)などにも出演。さすがロック歌手だけあって重厚感ある演技で存在感を示している。


■あらすじ
各地を転々としている警察署長、人呼んで“さすらい署長”風間昭平(北大路欣也)、今回の赴任先は前署長が急逝してしまった宮城県・松島署。風間が赴任して早々、殺人事件が発生する。さっそく所轄の杉浦(蛍雪次朗)、七緒(木内晶子)とともに風間も現場へ向かうと血のついた石が見つかった。どうやらこれが凶器と思われる。しかし風間は被害者男性の靴底に、泥汚れがついていないことに気づいた。殺害されたのはケアワーカーの庄司(辞本直樹)と判明したが、捜査は県警本部が仕切ることになり、所轄の刑事たちは待機を命じられた。
一方、単独捜査を続ける松島署の尾形(大友康平)は、こけしコンクールで新人賞を受賞した坂巻(大浦龍宇一)の新聞記事を見ていた。そんな尾形に風間は声をかける。松島署赴任前、風間はカフェ店員を問い詰める尾形の姿を見て、気になっていたのだが…。

10月8日(水)テレビ東京ミステリー9、特選!秋の旅情サスペンス第4弾「さすらい署長 風間昭平11 みやぎ松島湾殺人事件」出演は北大路欣也、大友康平、遠山景織子、榎本考明、田山涼成、石倉三郎、左時枝ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ東京「水曜ミステリー9」番組公式サイト