駒込中央署相談窓口にゴミ屋敷化している家の苦情が入った！桜（仲間由紀恵）は住人祥子（田中美里）から息子がひき逃げに事故にあったことを聞く！その事故にどうやら木原都議会議員（羽場裕一）が関係しているらしい…TBS27日（月）夜8時「SAKURA事件を聞く女」第2話予告動画は番組公式サイトで公開。

初回20日に放送された2時間SPの視聴率が9.9%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だった「SAKURA 事件を聞く女」。設定は現代劇（しかも刑事モノ）なのだが、勧善懲悪、さらに「この事件、桜がしかと聞きました」という時代劇っぽいキメ台詞、若干ちぐはぐさを感じてしまうのだが、まずは初回ということもあり、登場人物のキャラ説明的ストーリー展開になっていたのは致し方ない。

見どころは毎回桜が潜入捜査をするためのコスプレ（？）。前回は病院内に潜入捜査するため看護師の衣装を身につけた仲間由紀恵。毎回、どんなところへ潜入捜査をするか、そしてどんな衣装を身につけるのかが楽しみである。
そしてもう一つの見どころは、桜が人の話を「聞く女」なのに対して、熱血刑事・脳みそ筋肉系で人の話を「聞かない男」竹内との絡みである。頭脳派桜に対し、体育会系竹内、相反する2人が少しずつ理解しあって協力していく…という展開になるようだ。

それにしても桜のキャラ設定がすごい。幼い頃から親の仕事の都合で海外を転々としていた帰国子女。ニューヨークの大学で心理学を学んでいたとき、署長の五十嵐（高島礼子）と知り合い、桜の能力に惚れ込んだ五十嵐直々スカウトしたとうい。さらに、桜と一緒にニューヨークで暮らしていた武道の達人、妹・楓（文音）も五十嵐によってスカウトされ特命捜査官という秘密の肩書きを持っているという。桜に危機が訪れたとき、どこからともなく現れて悪人を成敗する…これはまるで時代劇の女忍者ではないか！　かなり奇抜なキャラ設定のドラマだが、今後の展開に期待したい。

■前回のあらすじ
東京下町、駒込にある地元FM局「駒込モーニングカフェ」で覆面DJを務め、駒込中央署生活安全防犯課防犯係の相談窓口に勤務する水沢桜（仲間由紀恵）。番組終了後すぐ署に駆けつけるのだがいつも遅刻してしまい、上司の矢吹薫（木野花）に睨まれてしまう。しかし桜の本当の任務は、駒込中央署署長・五十嵐恭子から特命を受け、市井の声に耳をかたむけ“聞く捜査”をする特命捜査官。さらに夜には元婦警の祖母・ウメ（草笛光子）が営む居酒屋で、馴染みの客から町の情報を聞いている桜。
ある日、薫に誘われて桜が参加した婚活パーティー会場で、長谷川という男性が発作を起こして倒れ、そのまま絶命してしまった。長谷川と一緒にいた女・染谷詩織（賀来千香子）が疑わしいと刑事課強行犯係の桐谷（相島一之）、木島（森岡豊）、竹内（佐藤隆太）、遠藤（大野拓朗）たちは睨んでいた。というのも以前、詩織と一緒にいた徳山という男性が同じように発作を起こして絶命していたからだ。その時も事情聴取したのだが決定的な証拠がなく逮捕に至らなかった。刑事課の面々は今度こそ詩織を逮捕すると意気込んでいたのだが…。
桜は長谷川が倒れる少し前、詩織が長谷川に「どうしても聞きたいことがある」と言っているのを聞いていた。後日、桜は詩織が経営するセレクトショップを訪れた。するとそこには、婚活パーティー会場にいたスタッフ・藤本佳奈（三倉茉奈）がいた。詩織と佳奈との関係は…？
鑑識の結果、長谷川が持っていたグラスから毒は検出されなかった。これは、徳山が死んだときと同じ状況。さらに調べを進めると長谷川と戸山は和久井総合病院の医師だということが判明した。
桜は署長・五十嵐恭子（高島礼子）に和久井総合病院への潜入捜査の許可を求めた。

さっそく看護師助手として病院に潜入捜査をはじめた桜。調べを進めると、佳奈は2年前この病院で看護実習を受けていたという。しかし事情があってか辞めてしまっていた。事件の発端は2年前、この和久井総合病院で起こっていたことを確信する桜。過去のカルテを調べてみると、交通事故で運ばれた杉崎哲司という患者の手術を長谷川と徳山が執刀していたことが判明。杉崎は術後死亡していた。桜は、詩織が杉崎の関係者ではないかと推測、直接詩織から話を聞くことにした。
杉崎は詩織と同じ航空会社で働くパイロット、詩織はCA、2人は恋人同士だった。杉崎の死に不審を抱いた詩織は、執刀した長谷川と徳山に事情を聞こうとしていたのだ。そんな中、佳奈が何者かによってひき逃げされ重症を負ってしまった。誰かが口封じのために佳奈を…？

佳奈は2年前の杉崎の手術で不正が行われていたことを知り、恋人の詩織にそのことを告げ、2人して警察に相談に行ったのだが相手にされなかった。仕方なく、詩織と佳奈は独自で調べることにした。そのために詩織は長谷川や徳山に近づいていたのだった。

和久井総合病院院長の和久井（升毅）は「人工脊髄置換固定術」という極めて難しい手術を成功させ医学界で話題になった。和久井はこの手術の成功の前、緊急搬送された杉崎で「人工脊髄置換固定術」を試してみたのだが、失敗し患者を死亡させてしまった。その尻ぬぐいを長谷川と徳山がさせられていたのだ。徳山は自責の念にかられ、すべてを詩織に話そうとしていたが口封じのため、和久井に毒を盛られて殺害された。そして長谷川は、和久井に対し、事実を公表されたくなければ…と脅迫まがいのことをして、やはり同じように和久井に毒を盛られて殺害されたのだった。
すべては和久井が起こした医療ミスを隠蔽するため犯した犯罪だったのだ。

■第2話あらすじ
駒込中欧署・生活安全課防犯窓口の桜（仲間由紀恵）のもとに、主婦3人が苦情を言いに訪れた。同じマンションに住む時田祥子（田中美里）の部屋が“ゴミ屋敷化”しており、ニオイや衛生面で被害を被っているという。さっそく桜が祥子の家を訪れると…たしかにすごいことになっていた。桜は半ば強引に祥子の家の中にはいり、大掃除をはじめた。ほどなく部屋の片付けが終わると、祥子はこうなってしまったいきさつを、桜に話した。
いつもゴミ出しをしてくれる息子がひき逃げにあい、もう3カ月も意識不明の状態が続いているという。それ以来、祥子はゴミ出しができなくなってしまった。
ひき逃げ事故の現場を調べてみると、そこにはキャバ嬢の宮原恵美（川村ゆきえ）が携帯電話で「あのゴミ女のところへ入ってもいいの！？」と言い争っているのを桜は聞いた。しばらくすると、そこへ都議会議員の木原雄一郎（羽場裕一）が現れ、強引に恵美を車に乗せて去って行った。
その翌日、恵美の死体が発見された。桜は、ひき逃げ事件と殺害事件、そして木原都議会議員に何らかの関係があるとにらみ、木原の事務所へ事務員として潜入捜査をすることに…。

■再放送
10月27日（月）午後1時55分から第1話（2時間SP）を再放送する。
※なお「SMBC日本シリーズ第2戦」の日程により変更になる場合がある。詳細は番組ホームページに掲載。

■番宣情報
10月27日（月）夜7時「私の何がイケないの？」佐藤隆太出演。


10月27日（月）夜8時「SAKURA事件を聞く女」第2話放送。出演は仲間由紀恵、佐藤隆太、木野花、田中美里、羽場裕一、高島礼子、草笛光子ほか。番組オフィシャルTwitterアカウントは「＠sakura2014_tbs」。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇TBS「SAKURA事件を聞く女」番組公式サイト

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