刺殺死体は普段着姿で日本髪?沢口靖子主演「科捜研の女14」第3話あらすじと予告動画

2014年10月30日10時41分ドラマ

22日放送の「科捜研の女 14」第2話は、初回より2ポイント落としたものの12.7%(ビデオリサーチ、関東調べ)と相変わらず好調だ!30日(木)放送の第3話は、舞台となる京都ならしい日本髪を結った殺人事件を描く!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

嵯峨根田に金をだまし取られた被害者でありながら犯行グループのメンバーだった野間春樹(木ノ本嶺浩)が、弁護人・渋沢冬水(田中美里)の実弟だったと分かった前回。姉弟の両親は2人が幼い頃、嵯峨根田の犯行による火事で焼死しており、春樹は勤めていたホテルで嵯峨根田と偶然再会し、両親の仇を取ろうと犯行グループに入ったのだった。
獄中の嵯峨根田は、春樹が自分の命を狙っている裏切り者だという事実を、抱き込んだ看守を通して仲間からの報告で知り、春樹の殺害を指示。
両親だけでなく弟まで殺害された冬水は、心の天秤が狂い、裁判が開かれる法廷で嵯峨根田を刺殺しようとナイフをかざした。マリコが駆けつけこれを制止するという展開だった。

第3話は、京都らしい日本髪・京風島田を結うときに使う“紺紙”が事件の謎を解くカギとして描かれる。“京風島田”は、芸妓が結う島田髷の一種で、“紺紙”は日本髪を結うときに使うヘアピン代わり。結いあがった後にほつれ毛が出ないよう、また、長持ちするように内側に貼り付けて使う。美容師がそれぞれ工夫して独自の形を使用している。はたして、これが事件解決にどうつながるのか?
ちなみに、京都では、この京風島田を結って芸妓姿に変身して京の街を散策するサービスが人気のようだ。

■第3話
ビーズアクセサリー教室の講師が、普段着に“京風島田”という日本髪でひとり暮らしの自宅で遺体で発見。榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研のメンバーは、服装とはあまりにも不釣り合いな彼女の髪型に違和感を抱き調査を開始。この髪型は、美容師にしか結うことができない髪型で、被害者は美容師を自室に呼んで髪を結い上げてもらったはず。着物も所持していない彼女が日本髪を結った理由は何だったのか、マリコは疑問に思う。
被害者の死因は胸を鋏のような凶器で刺されたことによる失血死と判明するが、室内にあった鋏とは形状が一致しない。マリコたちは現場の室内から採取した27本の毛髪と小さな鳩の形をした謎のパーツ、ベランダに散っていた赤い微小な粒の分析に挑む。
そんな中、被害者の日本髪に使われた“紺紙”が、元舞妓の美容師・田宮柚子(宮本真希)と姑の佐智(二宮さよ子)が切り盛りする美容室で、工夫された紺紙と同じ形のものだと判明。

木曜ミステリー「科捜研の女」第14シーズンの第3話は10月30日(木)夜7時58分より放送。主演は沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日・木曜ミステリー「科捜研の女」番組公式サイト

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