里いもとイカのように相性がよく惹かれ合う2人…小林薫主演「深夜食堂3」第3話あらすじと予告動画

2014年11月02日20時00分ドラマ

興信所に勤める里美けい(石橋けい)と研修生の佐々木(淵上泰史)が「めしや」を訪れ「里いもとイカの煮もの」を食べた…店を出た2人はその後一夜をともにした…けいに交際を迫る佐々木だったがけいはそんな佐々木を軽くあしらう…「深夜食堂3」第3話はTBS 4日(火)25時11分放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

大人の憩いのドラマ「深夜食堂」。原作は安部夜郞著の同名コミック、現在「ビックコミックオリジナル」で連載中。独特の画風で描かれるメニューが、毎回とても美味しそうでドラマ同様、夜中にこのマンガを読むと胃袋が刺激されて体に悪い。そんな「深夜食堂」のLINEスタンプがこの度登場した。マスターをはじめ、常連客のまゆみちゃん、ヤクザの竜ちゃん、お茶漬けシスターズが勢ぞろい。ファンはぜひダウンロードを…。

前回(第2話)でマンガ編集者を演じたダンカン。今年の6月に最愛の妻をガンで亡くしたことは記憶に新しい。たけし軍団の一員として、お笑い芸人、俳優、放送作家として活躍するダンカンだが、この芸名の由来をご存じだろうか?
もともと、ダンカンは落語家・立川談志に弟子入りし、そこで「立川談かん」という芸名をもらった。しかし、ダンカンは師匠談志に「ビートたけしの弟子になりたい」と直訴し、談志がそれを受け入れた。談志は書斎にあったウィスキーを取り出し、ボトルの裏に自分の名刺を貼り付け、「これ持っていけばアイツも断れないだろう」とダンカンをビートたけしの元へ送り出したという逸話がある。たけし軍団入団後、一時期「ふんころがし」という芸名になったが、立川談志の許しを得て、現在の「ダンカン」になったそうだ。
もしダンカンが、そのまま談志の弟子を続け落語家になっていたら…ぜひ高座を見てみたいものだ。

前回(通算第22話)あらすじ「豚バラトマト巻き」
マンガ編集者の宇野(ダンカン)が橋本ワタル(石田法嗣)をつれて「めしや」にやってきた。宇野は橋本に「豚バラトマト巻き」を振る舞うのだが…。橋本は宇野が担当する新人賞を取った漫画家だったが、その後ヒット作にめぐまれなかった。「めしや」で知り合ったのりこ(椎名琴音)と同棲しながら、マンガを描き続けていたのだが、のりこのヒモのような生活を送っていた。何度新作を持ち込んでも、新しい担当編集者は首を縦に振らない。自分ではなく、編集者が悪いと責任転換するワタル。のりこはこれ以上一緒にいられないと別れを切り出す。
宇野が「豚バラトマト巻きを食べさせた漫画家は芽が出ないというジンクスがあった。以前、宇野が連れてきた新人漫画家の手塚おさみにも、ワタルと同じように「豚バラトマト巻き」を振る舞った。しかし手塚も芽が出ず田舎に帰っていった。
結局ワタルもマンガを諦め、田舎に帰ることに…。最後に寄った「めしや」である2人と同席した。それはかつてマンガを諦めた手塚だった。田舎に帰った手塚は、やよいさんという女性と知り合い2人でマンガを描くことになった。それが今回連載が決まり、再び上京してきたという。手塚はワタルに「しんどくなったら一度マンガから離れたほうがいい…描きたくなったらまた描けばいい」と声をかけた…。

■第3話(通算23話)「里いもとイカの煮もの」あらすじ
興信所に勤める「男前」の探偵、里美けい(石橋けい)と研修生の佐々木守(淵上泰史)がやってきた。2人が食べたのは「里いもとイカの煮もの」。その夜、2人は店を出たあと一夜をともにした。“大人の付き合い”と割り切れない佐々木はけいに交際を迫るが、けいは佐々木を軽くあしらう。
社員になるための卒業試験として、ある浮気調査に取り組む佐々木。調査対象の吉野純一郎(古舘寛治)を尾行する中で、思いも寄らぬ事実を知ることとなる。里いもとイカのように相性がよく、どうしようもなく惹かれ合う男女…。佐々木は本物の「男」になっていく…。

「深夜食堂3」第3話(通算23話)、主演小林薫、ゲスト石橋けい、淵上泰史、古舘寛治。予告動画は番組公式サイトで公開。さらに映画公式サイトでも、劇場版の予告動画が配信されている。

なお放送時間は放送地域によって異なる。詳細は番組公式サイトに掲載。
MBS 2日(日)24時50分から
TBS 4日(火)25時11分から
RKB 4日(火)25時08分から

TBS「深夜食堂3」番組公式サイト
2015年1月31日全国公開 映画『深夜食堂』公式サイト

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