“映像化不可能”と言われ続けてきた逢坂剛のハードボイルド小説「百舌」シリーズのドラマシーズン2「MOZU Season2 幻の翼」は、13日（木）衝撃の最終回を放送したが、2015年劇場版『MOZU』が公開されることが発表となった！また、DVD＆Blurayの発売も「Season1」は11月28日、「Season2」は12月26日で、レンタルも同時開始される。MOZU.TVでダイジェスト動画等が視聴できる。
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映画化するにあたり主演の西島は、「身の引き締まる思いです。これは何より、テレビドラマとしては表現や枠組みなど、あまりに異例で特別な作品を、応援し支えて下さった視聴者の皆様のおかげだと思っています」と語っている。クランクインの日、羽住監督はじめスタッフは、観客の皆様のご期待に沿えるよう、技術的にも精神的にも より高みを目指して撮影現場に向かうと思います。自分はその中で最大限の貢献をできるよう、全力を尽くしたいと思います」と熱く語っている。
一方、羽住英一郎監督は、「スタッフ・キャストと共に全力で作りあげて来た『MOZU』シリーズ。更にスケールアップさせてスクリーンで届ける為に、総ての限界を超えて挑みたいと思います！！」と意気込みを語った。

では、更なる映画化の情報を楽しみに待ち望み、最終回の詳しいあらすじをご紹介しよう。

■最終回あらすじ
1980年代後半、日本政府が秘密裏に考案した「国民監視システム」が他国に乗っ取られてしまった。そのシステム奪還のための「グラークα作戦」が展開された北海道の孤島、この地にある「なにか」を日本政府ならびにロシア政府が隠したがっている、ということがわかった。
一方、公安省設立のため着々と計画をすすめる公安部の池沢（佐野史郎）。元公安の東（長谷川博己）をつかって官房長官殺害を企て、かつその罪を倉木になすりつけ、自分の計画に邪魔になる存在を全て排除しようとした。
新谷和彦は、池沢が企てた計画の犠牲となった弟・宏美の仇を討つため池沢を殺害しようと接近する。大杉（香川）が止めようとするも逆に反撃されてしまった。しかし、その場に現れたのがフリージャーナリストの汐里（蒼井優）と警視庁特別監察官の津城（小日向文世）だった。2人は最初から結託して、池沢の無謀たる計画を阻止しようとしていたのだ。すべてを暴露された池沢は、大杉の手によって手錠をかけられた…がしかし、不意に襲ってきた新谷に池沢は殺害されてしまった。津城が新谷に拳銃を向ける…何発かは命中したが新谷は、ビルの屋上から自ら飛び降りて…。結局、新谷の死体は見つからず…。全てを知りすぎた汐里は津城によって口封じのために精神病院に幽閉されてしまった。

北海道の孤島に行った倉木と美希。そこで彼らが目にしたものは…氷に閉ざされた海に座礁した旧ソ連の潜水艦だった。潜入する倉木と美希が遭遇したのは、彼らがずっと追ってきた「イワン・タイラー」その人だった。そしてイワン・タイラーこそ、15年前に失踪した美希の父親だったのだ。
実はこの潜水艦こそが旧ソ連のスパイ活動の本拠地、ここで「国民監視システム」が乗っ取られてしまったのだ。そして「グラークα作戦」の本当の目的は…ロシアとの二重スパイ、コードネーム「イワン・タイラー」の身柄を拘束すること。その作戦に加わった倉木の妻・千尋は逆に囚われの身となり、目の前で仲間を次々に殺害されるのを目の当たりにし、さらに「ここで起こったことを漏らすと、夫（倉木）を殺害する」と脅され、彼女1人生還させられた。千尋を生かすことが、ロシア政府、日本政府それぞれの「保険」になっていたのだ。
倉木が知りたかったこと、全てを語ったイワン・タイラーは、潜水艦に時限爆弾をしかけ、この海に沈むという。全ての闇を抱えたまま、美希の父は潜水艦とともに冷たい海の底へと沈んでいった…。

最後のシーンは、「Season1」と同じく倉木と大杉の向き合って飲むシーンだった。
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なお、次週20日よりTBS木曜よる9時は、「ママとパパが生きる。」を放送する。予告動画は公式サイトでどうぞ。⇒「ママとパパが生きる。」番組公式サイト

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