KY相馬(長田成哉)、マリコ(沢口靖子)に代わって完全犯罪に挑む?「科捜研の女14」第6話あらすじと予告動画

2014年11月19日19時35分ドラマ

科学は万能じゃないということを警察犬ジンクスが教えてくれた前回だったが、明日20日(木)のテレ朝「科捜研の女 14」第6話は、忍成修吾をゲストに迎え、科捜研のメンバー相馬(長田成哉)がマリコ(沢口靖子)になりきり、完全犯罪に挑む!前回のおさらいと第6話のあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

仲間との連携がより深まった「科捜研の女 14」では、マリコと風丘早月教室(若村麻由美)との掛け合いも面白く、マリコと土門コンビの阿吽の呼吸にも磨きがかかっている。前回は、マリコの科学と土門の現場の捜査に警鐘を鳴らす展開だった。二人は2つの連続して起きた殺人事件で危うく冤罪を生み出すと事だった。二人はある殺人事件で国会議員の長谷部(河相我聞)を犯人と特定したが、別の真犯人がいたのだ。
マリコたちは2つの殺人事件で2つの間違いをした。

まず、最初の被害者である大手ゼネコンの滋賀事業所所長は、2人目の被害者・京都市役所土木局局長による犯行だった。長谷部に恨みを持つ局長は、彼の靴を履いて犯行に及んだのだった。マリコたちは犯人の思惑通り下足痕から長谷部の犯行と断定したのだ。警察犬ジンクスは遺伝子だけでない、個人の匂いをかぎ取り、科学の判定を覆した。

もう一つの間違いは、2つ目の事件で死体に残っていた犯人の毛髪根から判定したDNA鑑定。結果は長谷部のDNAと示したが、一卵性双生児の場合ほとんど同じDNA鑑定結果となるのだ。実は、長谷部は児童施設で育ち、本人も知らない一卵性双生児の兄弟がいた。犯行を冒した兄弟は、自分の肉親が国会議員をしていることを偶然知り、会ったこともない兄弟を守るために局長に自首を勧め、もみ合ううちに殺害に及んでしまったのだった。

事件解決後、マリコたちは犯人が長谷部の兄弟であることや顔を公表しないように配慮するつもりだったが、長谷部は、会見を開いて正直に事の顛末を発表した。そして、罪を償って帰ってきたら、たった一人の肉親を支えるとも。
一時は、「マリコと土門刑事とのなれ合いが冤罪を作りかけた」と怒った藤倉刑事部長(金田明夫)だったが、前回はこの3人の協力が冤罪を未然に防いだ。

■第6話
大学の工学部の実験室で一酸化炭素中毒死する事件が起きた。事件が起きたのは、科捜研メンバーの相馬(長田成哉)と同期で、天才タイプの准教授の新村(忍成修吾)の実験室。死亡したのは、研究室と技術提携を結んでいる総合化学メーカーの開発担当員・浦西修一で、研究装置のガス管のバルブが緩んでおり、そこから一酸化炭素が漏れていて、中毒死したものと思われた。浦西は誤作動を起こしていた安全確認装置を信じて実験を続けていた。
母校で起きたトラブルであり、新村にライバル心を持っていた相馬は、マリコ(沢口靖子)を巻き込んで執拗に調べはじめる。すると被害者が、亡くなる直前に研究室のポスドク(博士研究員)・野添千尋(大家由祐子)と密会していたことが発覚。

次回、フォーカスが当たる相馬は、科捜研のメンバーで銃器鑑定、機械・建造物の破損、交通事故解析などを鑑定する物理担当。民間の事故鑑定機関出身で、科捜研への就職を希望していたがなかなか決まらす、やっと京都府警科捜研の採用試験に合格。
演じたのは長田成哉。Muvie!!オーディションで1万人の応募者の中からグランプリに選ばれ芸能界入り。2009年「ハンサム★スーツ」(フジ)で俳優デビューし、NHK連続テレビ小説「てっぱん」に出演する他、CMでもドコモで堀北真希と共演するなど注目の若手俳優だ。
「科捜研の女」には第11シリーズから出演している。悪気はないが、空気を読めない性格で、メンバー達から少々うるさがられている愛すべきキャラクターの過去が、第6話で初めて明かされる。マリコ不在に起きた事件で、マリコになり変わって解決しようとする相馬には、どんな過去があったのか?

木曜ミステリー「科捜研の女」第14シーズンの第6話は11月20日(木)夜7時58分より放送。出演は沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日・木曜ミステリー「科捜研の女」番組公式サイト

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