航平(鈴木福)の本当の気持ち…NHKBS「キャロリング クリスマスの奇跡」5話あらすじと予告動画

2014年11月30日22時00分ドラマ

航平(鈴木福)がこっそり父親に会いに行っていることを知ってしまった母・圭子(櫻井淳子)はショックを隠しきれない…俊介(三浦貴大)は航平が書きためている「物語」を母に読ませるようアドバイスする…有川浩原作NHKBS 2日(火)夜11時15分「キャロリング クリスマスの奇跡」第5話予告動画は番組公式サイトで公開。

航平の父・祐二(石井正則)の恋敵(?)接骨院の常連客・大嶽を演じているのはミッキー・カーチス。1938年生まれ、今年で76歳になるがここ数年、映画、ドラマ、CMと引っ張りだこだ。日英混血の父と母を持つミッキー・カーチスは、1950年代一世を風靡した伝説の「ロカビリー3人男」の一人(平尾昌晃、山下敬二郎)、「日劇ウエスタンカーニバル」等で大人気を博した。
ロカビリーブームの終焉とともに、ミッキー・カーチスは独自の路線で音楽活動をし、ヨーロッパを回る。1970年に帰国後は、音楽プロデューサーとして矢沢永吉がいた「キャロル」などを担当した。

ミュージシャンとしてはもちろんだが、俳優、落語家としても活躍しているミッキー・カーチス。数え切れないぐらいの作品に出演しているが、ここ数年では『ロボジー』(2012)、『百年の時計』(2012)、『さよならドビュッシー』(2013)、『地獄でなぜ悪い』(2013)など精力的に出演している。
落語家としては「ミッキー亭カーチス」として、立川談志が設立した「落語立川流」のBコースで1998年に真打となる。元々学生時代から落語好きで、ロカビリーで一世を風靡していたころも、観客そっちのけで舞台で落語を披露したことがあるほど。現在も、年に数回は高座にあがり落語を披露している。


■番宣変更情報
12月1日(月)午後1時5分より放送「スタジオパークからこんにちは」(ゲスト三浦貴大)は、特別編成のため番組が休止となる。


■前回のあらすじ
俊介(三浦貴大)は柊子(優香)が見合いをすると聞いてショックを受ける。一方、柊子も俊介のことがまだ忘れられずにいる。お互いの気持ちは一つなのに…。一方、航平(鈴木福)から「冬美先生のこと好きならどうして借金の心配をしてあげないの? 本当は好きなんかじゃないくせに」と言われた大嶽(ミッキー・カーチス)は意地になって冬美(長谷川真弓)の代わりに借金を肩代わりしようと、赤木ファイナンスに出向く。すると赤木(阿部丈二)は資産家の大嶽をカモに2000万円を騙し取ろうと、土地ごと買い上げれば接骨院は存続できると話しをもちかける。そのことを知った航平は、自分が言った一言がきっかけで、大嶽が詐欺にあってしまう…と俊介と柊子に助けを求める。
急いで横浜の赤木ファイナンスにかけつけた3人、ビル入口に航平の父・祐二(石井正則)がいた。声をかけようと思ったのに大嶽が中に入ってしまったという祐二。俊介は航平を柊子と祐二に預け、1人赤木ファイナンスに乗り込む。
するとちょうど大嶽が赤木に現金を渡すところだった。
俊介は赤木に「今日はこのじいさんを連れて帰らせてくれ」と頼み、なんとか大嶽を救い出すことができた。接骨院に戻ると、冬美先生が心配してみんなの帰りを待っていた。そして航平は、自分が余計なことを言ったせいで…と大嶽に謝った。今回のことで落ち込んでしまった大嶽、肩を落として帰っていった。
急な出来事だったので、学童から抜け出る口実に「航平が熱を出した」とウソをついたのだが、それが航平の母・圭子(櫻井淳子)にバレてしまった。

■第5話「ただひとつ願うこと」あらすじ
航平(鈴木福)がこっそり父親・祐二(石井正則)に会いに来ているこおを知った母・圭子(櫻井淳子)はショックを受ける。俊介(三浦貴大)は航平が密かに書きためている「物語」を母に見せるようアドバイスする。その夜、航平は自分の本当の気持ちを書いた「物語」を母に読ませた。
一方、柊子(優香)は田舎に帰ったら見合いをすることになったと俊介に伝えるのだが、俊介は何も言えないままだった…。

ドラマ版「キャロリング クリスマスの奇跡」(全8話)は有川浩自身が脚本に参加している。主演は三浦貴大、優香、鈴木福、阿部丈二、石井正則、ミッキー・カーチス、中田喜子ほか。第5回「ただひとつ願うこと」は12月2日(火)夜11時15分からNHK BSプレミアムにて放送。予告動画は番組公式サイトにて公開されている。

NHK BSプレミア「キャロリング クリスマスの奇跡」番組公式サイト

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