航平（鈴木福）を連れ、柊子（優香）と航平の父（石井正則）に会いに行った俊介（三浦貴大）。ところが航平が大事なものを車に忘れてしまい柊子と一緒に駐車場へ戻ったのだが2人はそれっきり戻らなかった…有川浩原作NHKBS 9日（火）夜11時15分「キャロリング クリスマスの奇跡」第6話予告動画は番組公式サイトで公開。

『キャロリング』原作者の有川浩。著作が次々と映像化されているが、その中でも人気なのがドラマ「3匹のおっさん」（原作は文春文庫刊）と映画『図書館戦争』（原作は角川文庫刊）。「3匹のおっさん」は2014年1月クールでテレビ東京によってドラマ化され、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎が主演をつとめ、最高視聴率12.6%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と好評を博した。還暦過ぎたおっさん3人が主人公という異色ドラマだったが、2014年東京ドラマアウォードで3人は特別賞を受賞した。そしていよいよ続編が2015年放送決定。詳細はまだ未発表だが、今から放送が楽しみである。

もう１つ、2013年公開、映画『図書館戦争』の続編が製作される。公開は2015年10月、主演はもちろん岡田准一＆榮倉奈々。『図書館戦争THE LAST　MISSION』の公開が今から待ち遠しい。

そしてもう1作、有川作品が2015年映画化される。『レインツリーの国』（新潮文庫刊）は、『図書館戦争』の劇中に登場する架空の小説だったものを、有川浩が改めて小説として発表した作品である。詳細はまだ未定だが、2015年公開、主演はKis-My-Ft2の玉森裕太と西内まりやのキャスティングが発表されている。
2015年もドラマ、映画で多くの有川浩作品を満喫できそうだ。ファンとしては嬉しい限りである。
◇テレビ東京「三匹のおっさん」番組公式サイト
◇2015年10月公開『図書館戦争THE LAST MISSION』公式サイト

■前回のあらすじ
航平（鈴木福）がこっそり父親・祐二（石井正則）に会いに来ていることを知った母・圭子（櫻井淳子）はショックを受ける。「航平はお父さんとお母さん、どっちの味方なの！」と迫る圭子に航平は「両方好きじゃだめなの？」と言った。俊介（三浦貴大）は航平が密かに書きためている「物語」を母に見せるようアドバイスする。その夜、航平は自分の本当の気持ちを書いた「物語」を母に読ませた。翌朝、圭子は航平の気持ちに気づけなかったことを謝り、祐二と話し合いをすると約束してくれた。
一方、柊子（優香）は田舎に帰ったら見合いをすることになったと俊介に伝えるのだが、俊介は何も言えないまま…。

■第6話「ボクの女に手を出すな」あらすじ
航平（鈴木福）を連れ、柊子（優香）と横浜に行った俊介（三浦貴大）。航平が車の中に忘れ物をしたというので柊子と一緒に取りに行ったが、なかなか戻って来ない。心配して俊介が駐車場へ行くと、車のドアが開いたまま、航平のランドセルが落ちていた。どうやら何者かによって航平と柊子はさらわれてしまったらしい。俊介は赤木（阿部丈二）の仕業とにらみ事務所に押しかけるが、赤木は知らないという。しかし赤木は、レイ（中別府葵）の借金返済のため子分たちが2人を誘拐したと確信した。

ドラマ版「キャロリング クリスマスの奇跡」（全8話）は有川浩自身が脚本に参加している。主演は三浦貴大、優香、鈴木福、阿部丈二、石井正則、ミッキー・カーチス、中田喜子ほか。第6回「ボクの女に手を出すな」は12月9日（火）夜11時15分からNHK BSプレミアムにて放送。予告動画は番組公式サイトにて公開されている。

◇NHK BSプレミア「キャロリング クリスマスの奇跡」番組公式サイト

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