反対の嵐~王の豹変!28文字の功罪とは?「根の深い木」第16‐20話あらすじと予告動画- BS朝日

2015年01月07日10時09分ドラマ
(C)SBS

誰もが簡単に覚えられる驚異の28文字!この文字の功罪とはいったい何なのか?いよいよ最終章に向い、イ・ド(ハン・ソッキュ)は…チェユン(チャン・ヒョク)は何を考えているのか?大ヒット韓国史劇「根の深い木」1月8日(木)からの第11話~15話のあらすじと見どころを紹介! DVD公式サイトには予告動画や人物相関図が公開されている。

※これまで韓国歴史ドラマをあまり視聴されていない方や、もっと深く時代背景を知りたい方は【「根の深い木」を2倍楽しむ】に、ドラマ視聴に役立つ歴史解説や、各話ごとのもっと詳しい見どころとあらすじ、豆知識、イベントレポートなどをまとめて紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト
世宗 イ・ド役:ハン・ソッキュ
カン・チェユン/トルボク役:チャン・ヒョク
ソイ/タム役:シン・セギョン
世宗 イ・ド(青年期)役:ソン・ジュンギ

■第16話「反対の嵐」
広平大君(クァンピョンデグン)との賭けに負けたチェユンは、イ・ドに服従を誓った。さらに、密本(ミルボン)の本元チョン・ギジュンを捕らえるための、ある奇策を提案する。
一方の密本は、カン・チェユンがイ・ドの暗殺をたくらんでいると知り、彼を味方につけようと画策していた。
そんな中、イ・ドは、文字創製への激しい反発に対し、慶成殿(チッピョンジョン)の廃止と引き換えに文字の頒布を認めさせるよう、密本に政治取引を持ちかける。例え文字を頒布しても普及せず、消滅するだろうと考えたチョン・ギジュンは、その取引に応じようとするが、イ・ドの作った文字の正体を知って驚がくする。
切れ者のチェユンで半日、あまり勉学が達者でなさそうな者でも2日もあれば読むことも書くこともできる驚異の文字!さあ、こんな素晴らしい文字を世に広めてはいけないというギジュンの考えは?その答えは劇中明かされるのでお聴き逃しなく。

根の深い木■第17話「文字の力」
イ・ドのもくろんだ取引は急に中止となる。チョン・ギジュンは、イ・ドの作った文字が持つ恐ろしい力に気づき、文字の頒布を全力で妨害しようとする。
翌日、科挙試験が実施されるが、首席で合格したのはパン村の下男だった。文字の頒布によって、下男すら官僚になりうるという事実に、宮廷内外の反発はさらに激化する。
そのころ、チョン・ギジュンは、文字の頒布に対するイ・ドの執念を知り、武力面の強化を画策していた。その一環として、密本(ミルボン)の初代本元チョン・ドジョンの護衛武士であり、カン・チェユンの師匠でもあるイ・バンジに協力を要請する。
一方、カン・チェユンもチョン・ギジュンの所在を突き止めるべく、イ・バンジを捜していた。
下人(奴婢)たちがほんのちょっと文字をかじっただけで、憤怒する儒生たち。チェユンさえ驚いた儒生らの目に宿る狂気。それほど当時の身分差別が厳しく、また士大夫(儒学を学んだ支配層)となることの大変さを物語っている。
また、今回、チェユンの師匠イ・バンジが本格的に登場する。これまで謎とされていた彼の抱える悲しい過去も明かされるのでお聴き逃しなく。


根の深い木■第18話「 大急手」
師匠イ・バンジと再会したカン・チェユンは、チョン・ギジュンの情報を得ようとするが、カン・チェユンを巻き込みたくないイ・バンジは教えようとしない。
チョン・ギジュンは、イ・バンジを通じてカン・チェユンを密本(ミルボン)に引き込み、イ・ドを暗殺させようとたくらんでいた。一方のイ・ドは、チョン・ギジュンとの話し合いを望む。
そんな中、ムヒュルはイ・バンジを街で偶然見かけ、彼ならチョン・ギジュンの居場所を知っているのでは、と仲介を依頼する。考える時間がほしい、と去って行くイ・バンジ。
一方、チョン・ギジュンは、ムヒュルとイ・バンジが会っていたことを知り、二人が共謀しているのではないか、と疑うが…。
ついにギジュンの正体が明らかになり、世宗VSギジュンのディベートが聴ける。果たしてどの場面で、どんな議論が交わされるのか?
そして、もう一つの見どころは、師匠であるイ・バンジにタムと築くつもりの夢を語るチェユンの表情。幼いころから激動の人生を送ってきたチェユンとタム。どうぞチェユンの夢がかないますように…。


根の深い木■第19話「深夜の論戦」
ついにイ・ドの前に正体を現したチョン・ギジュン。秩序維持のために文字の頒布をはばむ、と主張するチョン・ギジュンに対して、文字によって民に権力を分け与える、と主張するイ・ド。二人の議論は平行線をたどった。
宮廷に戻ったイ・ドは、文字を頒布することに対して、自分の気持ちの中にいまだ迷いがあることに気付かされ、胸を痛める。
そんな中、チョン・ギジュンの怒りに触れた広平大君(クァンピョンデグン)が殺害され、遺体が宮中に送りつけられてきた。息子を失い、深く胸を痛めたイ・ドは意気消沈し、我を失いそうになる。そんな王の姿に失望したカン・チェユンは、歯に衣着せずイ・ドに怒りをぶつける。
チョンリュン岩での世宗(ハン・ソッキュ)とカリオン=チョン・ギジュン(ユン・ジェムン)との激論、そしてその後に続くシーンは必見。息をつめて事の成り行きに注目を!
文字の素晴らしさに、一瞬迷いが生じたギジュンだったが、いったい頒布資料に何を見つけ、なぜ世宗を儒者ではないと決めつけたのか?
そして、最愛の息子を殺害された世宗は立ち直れるのか?


根の深い木■第20話「王の豹変」
あらゆる意欲を失いかけたイ・ドだったが、カン・チェユンの言葉に触発され、強い意志を取り戻す。密本(ミルボン)の妨害をかわし、新しい文字を“訓民正音”として世に広めるため、イ・ドはある秘策を立てた。息子の死により乱心したと見せかけて、ソイたちを捕らえ、官奴(クァンノ:官に所属する奴隷)に降格させて地方に追放したのだ。しかし、ソイたちは官奴にはならず、物乞いや子どもたちとの会話を通して、新しい文字を広める活動に着手していた。
一方、広平大君(クァンピョンデグン)を殺害したことで、イ・ドの心を乱すことに成功したと確信を持っていたチョン・ギジュンだったが、イ・ドのあまりの変わりように、釈然としない思いを抱えていた。
前回のチョンリュン岩の対決と言い、今回冒頭の世宗とチェユンの対話のシーンと言い、俳優陣の続々する演技にすっかり魅了されたが、今回はドラマ後半のストーリー展開にもこのドラマの素晴らしさが感じられる。
まったく先の読めない筋書きに、残りわずかな「根の深い木」。果たしてどのような結末が待っているのか?


【「根の深い木」を2倍楽しむ】では、時代背景や全話の詳しいあらすじと詳しい見どころ、イベントレポートなどを紹介している。

BS朝日「韓ドラ紹介ページ」
 ※2014.12.11スタート 8:58-10:00
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kandoratop  【「根の深い木」を2倍楽しむ】

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