最終回前話となる今夜11日（水）の「相棒13」は、特命係の追及をかわし続け、政治の裏側で暗躍してきた国会議員の片山雛子（木村佳乃）が登場！入閣や資産家御曹司との結婚を目前にした彼女と、アレルギーショックで死亡した左官工（伊嵜充則）の接点は？前回おさらいと第18話あらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。

いよいよ来週で卒業となる三代目“相棒”成宮寛貴。3年間連れ添った相棒の最後は、「右京でなかったら泣いていた」という意味深な発言をした水谷豊。早くも享の最後が気になって仕方がないファンも多いだろうが、今夜の第18話も見逃せない。これまで度々登場して特命係をてこずらせた片山雛子。一時は内閣官房長官の愛人ともうわさされた彼女の結婚問題も絡めた右京との因縁の対決に乞うご期待！

■前回おさらい
前回は、捜査一課経理係の陣川（原田龍二）の妹で、企業から依頼を受けてヘッドハンターをしている美奈子（水崎綾女）の行方不明に絡めて、情報の価値と漏えいについて考えさせられた回だった。
美奈子の勤めるゴールド・リサーチ社は徹底した情報の取り扱いをしており、美奈子も紙媒体での情報は必ずシュレッダーで処理。ところが、オフィスの清掃を担当している女がこれに目をつけ、人力とコンピューターを使って顧客情報を再生。これを元に美奈子がスカウトした人物宅で次々と盗難を繰り返していたのだった。女たちの仲間に監禁されていた美奈子は、犯人たちの隙をついて自力で脱出。事件は一件落着かと思えたが、実は、これまでのゴールド・リサーチ社のスカウトの成功は、社長の高柳沙織の情報漏えいにあったと分かった。沙織は、わざとスカウトをリークし、ターゲットが元の会社に居づらくして、スカウトを成功させていたのだった。
右京たちが見抜いたこの事実を、美奈子もまた気づいたという展開だった。

情報漏えいを取り上げてはいたが、劇中での取り扱いに少々ツッコミも入れたくなった前回だったが、陣川の妹を登場させるなど、アツく、惚れっぽく、そしてどこか抜けている愛すべき陣川のキャラクターを紹介するにはうってつけの楽しい回だった。

■第18話「苦い水」
都内の小さな公園で左官工をしていた男性の遺体が見つかった。第一発見者は、会議員の片山雛子（木村佳乃）。彼女はいまや、初入閣が噂されるほどの確固たる地位を築いており、また、日本有数の資産家の御曹司・桐山友哉（藤重政孝）と結婚の約束をしているという噂があった。一方、鑑識の結果、被害者は饗庭丈弘（伊嵜充則）で、死因はアレルギー反応によるショック死と判明。彼が死の直前、桐山のことを調べていたことも分かる。右京（水谷豊）と享（成宮寛貴）は、雛子から直接事情を聞こうと接触するが、取り合ってもらえない。さらに、彼女の圧力で事件は事故扱いとなり、捜査一課も手出しできない状況に。それでも右京たちは捜査を継続。饗庭の周囲を探ると、意外な事実が浮かび上がってくる。

被害者と資産家御曹司の意外な接点とは？
雛子は事件とどうかかわり、何を知っているのか？
右京と雛子の対決が、驚きの結末へと繋がる！

「相棒3」第18話の放送は3月11日（水）夜9時からテレビ朝日で放送。予告動画は公式サイトで視聴できる。

◇テレ朝「相棒season13」番組公式サイト

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