右京（水谷豊）と享（成宮寛貴）が相棒としての3年の月日が問われる最後の事件は、犯罪者たちを独自の正義感で制裁する“ダークナイト”が世間を騒がせる中で起きた都議会議員殺し！シリーズ始まって以来の衝撃的な結末とは？18日（水）「相棒13」最終回は2時間スペシャルで放送！前回おさらいと第19話あらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。

いよいよ俳優・成宮が「相棒」から卒業する。番組公式サイトには、水たちからの贈る言葉、成宮からの卒業の言葉が公開されている。
また、最終回放送前、夜7時からは「ナニコレ珍百景」に成宮がゲスト出演するのでコチラもお見逃しなく。

■前回おさらい
前回は、都内の公園でアーモンドアレルギーが原因で死亡した左官工の死の真相を右京（水谷豊）と享（成宮寛貴）が突き止めた回だった。
左官工は饗庭という男で、彼こそは、片山雛子（木村佳乃）という国会議員を誕生させるきっかけを作り、また彼女を男性不信にした人物だった。

今でこそ初入閣も噂されるやり手の雛子だが、高校時代は目立たない存在で生徒会選挙でも落選続きだった。そんな雛子が当時付き合っていた饗庭が彼女の容姿を褒め、これがきっかけで自分に自信をもった雛子は一目を置かれる存在となった。生徒会長選に再挑戦することにするが、人気者のライバルがいた。ライバルを調査した結果、饗庭と付き合っていたことを雛子は知った。彼女にとって饗庭は初恋だった。そこで自分を裏切った饗庭とライバルが喫煙している写真を手配し二人を退学に追い込んだ。雛子は生徒会長の座を手にしたが、そのことで男性不信に陥った。
饗庭は女癖こそ悪いが気性は優しく、雛子と別れるときに「ショコラティエになるからチョコを食べてくれ」と約束していた。だが、その後アーモンドアレルギーだと分かりショコラティエの道を断念したという過去があった。

その後、饗庭は左官工をしながらも相変わらずナンパをしており、その中の1人で高級風俗店勤務の女性から、雛子と交際の噂がある桐山が薬物常習者だということを知った。これを雛子に知らせようとした饗庭は、約束だった手作りチョコも渡した。ところが雛子は用心してチョコを食べず、自分がチョコを食べてみせ、アーモンドのアレルギー発作で絶命してしまったのだった。
もちろん、饗庭はチョコにアーモンドは入れていない。入れたのはナンパで付き合いだした早苗という女性だった。早苗は、饗庭がアーモンドアレルギーを持っていることを知っていた。饗庭の子を身ごもったが、彼の女癖の悪さに堕胎していた。饗庭が雛子のために用意したチョコをもらったものだと勘違いし、殺すつもりなどなくただ懲らしめようというつもりでアーモンドパウダーを加えたのだった。

一方、桐山は薬物常用犯として逮捕された。雛子は、先輩議員の愛子が桐山の薬物使用を知りながら雛子と結婚させようとしたこと。そして雛子に纏わる怪情報の出処が愛子自身であることなどを調べ上げた。愛子は、雛子を潰そうとしたのだった。

結局早苗は殺害犯として逮捕され、雛子は、自身が桐山を通報したことをあっさりと認めた上で、国家と結婚すると生涯独身宣言まで行い、また支持率を上げた。

■第19話「ダークナイト」
犯罪者だけを狙った連続暴行事件が発生。犯人は、警察の手が及ばない隠れた悪党に制裁を加える「ダークナイト」と呼ばれる人物。ダークナイトは、ここ2年足らずの間に、制裁目的と思われる同様の事件を5件起こしており、世間の注目は高まるばかり。右京（水谷豊）も、ダークナイトが一体何を目指しているのか興味をひかれ、独自の捜査に乗り出す。そんな中、政務活動費の不正流用疑惑が持ち上がっている都議会議員が暴行される事件が起こる。目撃証言などから犯人はダークナイトと思われたが、今回は被害者が初めて死亡してしまう。享（成宮寛貴）は模倣犯の可能性を疑うが、右京はその説を「全面的には支持できない」としながらも、被害者がこれまでの人物像とは違う上、犯行が殺人にまでエスカレートしていることに違和感を覚えていた。

果たしてダークナイトとは一体何者なのか？ それは正義か？悪か？

ゲスト：鈴木裕樹、瀧川英次

脚本・監督

「相棒3」最終回（第19話）の放送は3月18日（水）夜8時からテレビ朝日で2時間スペシャルで放送。予告動画は公式サイトで視聴できる。

◇テレ朝「相棒season13」番組公式サイト

　　【冬ドラマ一覧】　　【各話のあらすじ】