もう一度やり直したい…陽一(玉木宏)の願いは届くか?「残念な夫。」最終回見逃した方のためにあらすじと関連動画

2015年03月26日17時00分ドラマ

離婚調停で知里(倉科カナ)の要望を全て受け入れ離婚届にサインした陽一(玉木宏)。実家の新潟に戻った知里は本当に離婚していいか迷っていた…そんな中、陽一が新潟にやってきて「もう一度、知里と華と一緒に暮らしたい」と言う。知里はどう答えるのか…!?「残念な夫。」全10話はフジテレビオンデマンドにて配信中。

玉木宏初のパパ役として注目をあびた「残念な夫。」が3月25日の放送で最終回を迎えた。初回視聴率が9.4%、第2話8.0%、第3話7.4%、第4話7.6%、第5話6.3%、第7話7.7%、第8話8.5%、第9話7.6%、そして最終回が7.0%で平均視聴率が7.7%となった(全てビデオリサーチ調べ、関東地区)。
このドラマは、夫側からすれば「オレはちゃんとやっている」と思っていることが、妻からすると「何の助けにもなってない」という意識のズレをコミカルに描いたものだったが、視聴率もちょっと残念な結果に終わってしまった。内容としては毎回視聴者から「ある、ある」と賛同を得られるネタが満載だったのだが、玉木宏のようなかっこいいパパでは、あまり残念に見えなかったのだろうか。妻から見れば「残念な夫」だが、夫からすれば「努力が認められない夫」なのかも?
EXILE黒木啓司が演じたDV夫・俊也、劇中暴力がどんどんエスカレートしてしまうのかとても心配だったが、自分の過ちに向き合い心療内科に通うようになって安心した。ここ最近、サイアクな結末を迎えるドラマが多い中、「残念な夫。」は残念ながらも前向きに「良き夫」になろうと努力する夫たちを描く、よいドラマだったのではないだろうか。

■最終回あらすじ
離婚調停で陽一(玉木宏)は知里(倉科カナ)から…「子どもの親権・養育権は母親」「父親には慰謝料、養育費は求めず、その代わり父子の面会交流は、子どもの意志で“会いたい”と思うまで控えるとする」…という要求をすべて受け入れ、サインした離婚届を知里に託した。
新潟の実家に戻った知里に父・仁輔(石倉三郎)は「本当に離婚していいのか?」と心配そうに訪ねるが知里の意志は固かった。
一方、陽一はこのまま華と会えないかもしれない、でも華に恥じないような父親にならなければ、と決意する。まずは自分の趣味、MBAグッズを売って養育貯金の補填に宛てた。
細井家では娘・美香(乃木坂46:生田絵梨花)はピアノコンクールに向け、日夜練習に励んだ。そして…細井(岸谷五朗)、美和子(大塚寧々)、陽一が見守るなかコンクールに出場した美香は、残念ながら8位に終わった。母との約束で1位じゃなければピアノをあきらめる…としたが、美和子は最後まで諦めずに頑張れ、と改めて美香を応援する。そして美香は高校卒業後、留学することになった。
そして夫・俊也(EXILE黒木啓司)のDVに悩む由衣(高橋メアリージュン)は別居しつつ、週末だけ一緒に過ごすところから始めようと俊也にもちかける。夫婦、家族の関係改善には時間がかかりそうだが、少しずつゆっくり前に進んで行こうと話し合った。
そんな中、陽一はもう一度知里とやり直したいと思い、新潟へ向かう。そして知里に「父親として、夫として自覚が足りなかった。変わると言っても信じてもらえないかもしれないが、もう一度、知里と華と一緒に暮らしたい」と打ち明けた。知里も、父親になろうと努力している陽一を認めてあげなかったこと、悪いとこばかり目について責め立てたことを悔いていた。そして「2人で華の成長を見守っていきたい。これからも一緒に生きていきたい」と言った。
家族3人抱き合い…「華を産んでくれて有り難う」という陽一に、「ママにしてくれてありがとう」と知里は答えた。

フジテレビ「残念な夫。」最終回は3月25日放送。出演は玉木宏、倉科カナ、岸谷五朗、大塚寧々、高橋メアリージュン、生田絵梨花(乃木坂46)、黒木啓司(EXILE)笛木優子ほか。フジテレビオンデマンドにて全10話配信中。

フジテレビ「残念な夫。」番組公式サイト
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