【最終回90分SP】篤蔵(佐藤健)料理人としての人生に幕を下ろす「天皇の料理番」第12話あらすじと予告動画

2015年07月11日16時00分ドラマ

太平洋戦争に敗戦した日本は属国となり、GHQの統治を受ける。篤蔵(佐藤健)は“天皇の料理番”としての人生に幕を下ろすことになる…TBS日曜劇場「天皇の料理番」最終回(第12話)は12日(日)夜9時より90分SPとして放送。最終回予告動画は番組公式サイトで公開。

前回(第11話)、最愛の妻・俊子(黒木華)が亡くなってしまった。この日の視聴率は16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、自己最高となった。SNSでは、俊子の最後を看取った篤蔵(佐藤健)のシーンに感動した、号泣したと視聴者からたくさんのツイートがあった。大人になりきれないまま家の事情で結婚し、篤蔵のワガママで離縁した2人。しかし廻り巡って篤蔵と俊子は再会し暖かな家庭を築くことができた。俊子のひたむきな篤蔵への愛情。そして不器用だけど俊子と子どもたちを大切に思う篤蔵…この2人の夫婦愛に多くの視聴者が涙した。俊子が「ジュテームって何ですか?」と篤蔵に聞くのだが、篤蔵は「愛している」とは言えず「食うという意味や。今日も明日も明後日も、長生きしますってことだ」と答える。これが篤蔵の「愛」なのだ。このシーンで号泣した視聴者は多かったはず…涙なくしては見られなかった。
昨今、連ドラの1クールは10話が定番となっているが、「天皇の料理番」は12話で最終回となる。最終回へ向け、10話、11話と視聴率も自己最高を更新。12日放送最終回は90分 SP、篤蔵が料理人としての人生に幕を下ろすことになる。感動の最終回になることを期待したい。

■前回のあらすじ
関東大震災後、篤蔵(佐藤健)一家はなんとか無事に暮らしていた。大正13年、皇太子(昭和天皇)婚礼の儀が執り行われ、篤蔵も大膳の厨司長として腕を振るった。一方、俊子の体調は震災後も良くならず、医者から心不全と診断され、これからは絶対安静と指示される。まだ子どもたちは小さいが篤蔵が面倒を見ることはできず…そんな中、新太郎(桐谷健太)が日本に帰ってきた。篤蔵は三食昼寝付きの条件で、子守りを頼むと新太郎は快く引きうけてくれた。
年号は昭和になり、宮前(木場勝己)は退職することになった。篤蔵は俊子のために、消化の良い食べ物を作るのだが、俊子の食欲は徐々に落ちていった。そして昭和2年12月31日。家族揃って篤蔵がつくった年越し蕎麦を食べた。俊子はサイフに付けていた鈴を取りだし、これを自分だと思って身につけて欲しいと篤蔵に渡す。それは俊子が最初の子を宿したとき、篤蔵が贈った安産祈願のお守りについていた鈴。「篤蔵さんは癇癪持ち、それが心配。お仕事で大変な時、この鈴の音を聞いて私が言ったことを思い出して欲しい」と俊子は言った。そして篤蔵に見守られながら、俊子は息を引き取った。
青山御所に呼び出された篤蔵は、皇太后(和久井映見)より子どもの人形を拝受する。その人形には「残された子どもたちを大切にしなさい」という意が込められていた。そして昭和2年、昭和天皇即位の礼が執り行われ、篤蔵は晩餐会3000人分を用意することになった。

■最終回(第12話)あらすじ
1945年、日本は太平洋戦争に負け属国となり、GHQ(連合国最高司令官総司令部)の統治を受けることとなる。篤蔵(佐藤健)は天皇の料理番として、何ができるか模索していた…。そしていよいよ、天皇の料理番としての人生に幕が下ろされる。篤蔵が過ごした人生とは…。

TBSテレビ60周年特別企画‐究極の夢と愛の物語‐日曜劇場「天皇の料理番」7月12日(日)夜9時より最終回(第12話)を放送。出演は佐藤健、黒木華、浅野和之、木場勝己、林泰文、天野義久、高岡早紀、小林薫ほか。番組公式サイトでは最終回予告動画を視聴できる。「天皇の料理番」最新話はTBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン対象番組。

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