暴力団の組長の前でもKYな冬彦(小泉孝太郎)…「警視庁ゼロ係」第2話あらすじと予告動画

2016年01月21日17時00分ドラマ
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空気の読めないキャリア警視・小早川冬彦(小泉孝太郎)が着任したのは、役立たず集団“ゼロ係”!「警視庁ゼロ係」、1月22日(金)第2話で、前回の連続放火事件を解決できるのか?前回のおさらいと第2話あらすじ、予告動画を紹介。

コミカル路線の刑事ものと思いきや、刑事ドラマとしてもなかなか見ごたえたっぷり。前クール大ヒットした「下町ロケット」(TBS)後半では初の悪役で高評価を得た小泉孝太郎。本作では、東大法学部卒のキャリアで“空気が読めない”小早川冬彦役で、また新たな演技の幅を広げている。冬彦は、かねてから、市民に手を差し伸べられる現場勤務を希望していたが、適性がないと判断され、科警研に配属されていた。ところが、突然現場勤務の辞令が下り、「なんでも相談室」、通称「ゼロ係」に異動となった。 科捜研で鍛えられたのか、初回から科学的に事件を分析し、ゼロ係のみんなを驚かせた。

警察官の階級は、「巡査」から始まり、「巡査部長」「警部補」「警部」「警視」「警視正」「警視長」「警視監」「警視総監」までとなっているが、冬彦の階級は警視で、係のリーダーの亀山良夫警部補(大杉漣)より2階級上!それでも高圧的な態度はまったくない冬彦だが、何とも空気の読めない性格で、時々周りを傷つけ、亀山をハラハラさせる。そしてもう一人、そんな冬彦が頭痛の種なのが、“寅三”と書いて“トラミ”と読む巡査長の寺田寅三(松下由樹)。押し付けられた形で冬彦とバディーを組まされる。階級でははるかに上の冬彦にたまにキレたりするノンキャリアの叩き上げの寅三が面白い。「ナースのお仕事」でいずみ(観月ありさ)を叱り飛ばした尾崎翔子を彷彿させる。

そんなゼロ係の事務職で暴言を吐くもう一人の人物がいる。事務職の本条靖子(安達祐実)だ。仕事はできるが毒舌。表立っては、使い込み疑惑での異動だが、真実はその逆。口封じで異動させれられたのだ。
他にも、交番勤務たったが、常に昇進の事を考えて勉強ばかりしていたため、現場では「使えない」と異動させられた桜庭勇作(木下勇作)、渋谷南署の刑事課にいたが、モデルのような容姿と巧みな誘いに彼女の虜となった男性刑事が続出し「結婚詐欺」騒動まで発展し異動を余儀なくされた安智理沙子(原田夏希)。

■前回おさらい
冬彦が徘徊老人を親切に保護し、迷子の持つスケッチブックから、息子夫婦に経済的な負担を掛けたくなくて安い公の機関である特養老人ホームに入居するために、認知症を装っていたことを見抜いた。
そして、後半では、近所の公園で起きた火事を連続放火と見抜き、科学的な裏付けで犯人も特定。次の犯行を防ごうとゼロ係のみんなに協力を求めたが、やる気のないみんなは手伝おうとしない。そんな時「どうして市民を守ろうとしないんですか?僕は市民の安全を守りたくて警察官になったんですけど…」と笑いながら冬彦のKY発言。この一言がみんなの心を動かし、靖子以外の全員で捜査に乗り出したが…。

■第2話
杉並中央署では、連続放火事件の捜査会議が行われていた。冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)は、お茶くみ係として捜査本部に参加し、犯人について発言するがまったく相手にされない。
冬彦は、寅三を連れて最後の放火で死亡した中曽根(國本鍾建)が所属していた暴力団・赤龍会の事務所へ向かう。冬彦はいきなり組長の南郷(大浦龍宇一)に、中曽根を殺したのはあなただと言い放つが…。
その夜、また放火事件が発生。冬彦と寅三が現場に駆け付けると、そこにはファイヤーボールの燃えかすと南郷の死体があった。
翌日、ゼロ係に副署長の谷本(石丸謙二郎)らが訪れ、越権捜査を厳しく注意。険悪なムードになるゼロ係の面々だったが、そこに昨日家まで連れて行った女の子とその両親が現れる。昨日の礼を言われたことで、ゼロ係の雰囲気が和むが、そこに女の子が拾ったというあるものが差し出された。それが事件に繋がるものであると気づいた冬彦らゼロ係のメンバーは、拾ったという公園へ急ぐ。

「警視庁ゼロ係」は、テレビ東京にて毎週金曜日よる8時から。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

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