妻の裏切りを許せない夫!舘ひろし×神田正輝主演NHKBS 3日「クロスロード」第2話あらすじと関連動画

2016年03月02日20時30分ドラマ

青梅中央署警務課勤務の尾関(舘ひろし)は出所した山中(ダンカン)の就職先を世話してやる。山中の妻(芳本美代子)は夫が服役中別の男と恋仲になっていた!怒った山中は偶然手に入れた拳銃を持って妻の元へ…NHKBSプレミアム特集ドラマ「クロスロード」第2話は3日(木)夜9時放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

今年に入って1、2月と映画『さらば あぶない刑事』のプロモーションでメディアに出まくっていた舘ひろし。華々しい「あぶ刑事」から一変して、重厚感ある大人のドラマ「クロスロード」が放送され、ずっと舘ひろしの隣にいた柴田恭兵の残像が残っているファンにとって、隣にいるのが神田正輝で多少戸惑いがあるのではないだろうか。「あぶ刑事」のようにオシャレなスーツに軽妙な会話…ではないが、「クロスロード」は大人がストーリーを楽しめる上質の刑事ドラマに仕上がっていた。

舘ひろし演じる尾関は、25年前に起こった事件がもとで、左遷され桜田門から遠い場所へ飛ばされ続けている。青梅中央署まで茗荷谷のマンションから2時間かけて通い続けている…という設定なのだが、始発の丸ノ内線にのり新宿でJRに乗り換え中央線で青梅まで…そんな通勤シーンの舘ひろしには、まったくオーラがなかった。あの華々しい大スターのオーラを消し、定年まであと2年という普通のオッチャンになっていたのには驚いた。まさかSuicaで改札口をスルーする舘ひろしを見るとは…。

一方、尾関が桜田門から飛ばされた原因を作った新聞記者・板垣(神田正輝)。どうもこの人がドラマに出ていると、隣に片平なぎさがいるんじゃないかと思ってしまうのだが、2時間ドラマとはまったく異なる雰囲気を醸し出し、赤い霊柩車は微塵も感じさせない。ガチな男と男のドラマとなっている。

■前回のあらすじ
青梅中央警察署警務課の尾関(舘ひろし)は茗荷谷のマンションから毎日2時間かけて通勤している。元本庁エリート刑事だったが、25年前のある事件がきっかけで、以降左遷状態が続いていた。そのきっかけを作ったのは、板垣(神田正輝)が書いた新聞記事だった。一方、板垣は家庭を顧みず、大手新聞社社会部で敏腕記者として腕を振るっていたが、そのジャーナリズム精神を発揮しすぎて政治家、大企業からにらまれ、恨まれていた。大手新聞社を辞め、地方紙「たま多摩新聞」に籍を置く板垣は、地元の火葬場建設予定地で起こった白骨死体発見事件がきっかけで、25年ぶりに尾関と再会することになる。
あれ以来、尾関と会うことがなかった板垣は、地元青梅の新聞社にいるからには青梅中央署に出入りすることになる…だから尾関と話をしたかったのだが、尾関からは「話すことはない」と拒否られてしまう。
25年前の事件とは、多岐川で起こった宝石商一家惨殺事件。被害者は頭部を殴打されて死亡。室内にあった金庫はバールのようなものでこじあけようとした痕跡があった。現場にのこされた犯人のものと思われる遺留品から採取したDNAが、白骨死体のDNAと一致したのだが…。

■第2話「裏切り」あらすじ
出所したばかりの山中(ダンカン)の就職先を、尾関(舘ひろし)が世話してやり、遺留品整理会社への就職が決まった。山中は妻・真奈美(芳本美代子)を探すのだが、山中が刑務所にいるあいだに真奈美はスナックのオーナーと恋仲になっていた。復縁を迫る山中だったが、スナックのオーナー舎弟らにボコボコにされてしまう。そんなある日、遺留品整理をしていた山中は、孤独死した老人のアパートから拳銃を見つける。それを持って真奈美のもとへ行くのだが…。

NHK BSプレミアム3月3日(木)夜9時より特集ドラマ「クロスロード」(全6回)第2話を放送。出演は舘ひろし、北乃きい、高島礼子、徳重聡、西村雅彦、平泉成、小野武彦、飯沼千恵子、柊子、神田正輝ほか。第2話予告動画は番組公式サイトで公開。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

NHK BSプレミアム特集ドラマ「クロスロード」番組公式サイト

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