地上波初放送「客主」第51-最終回あらすじと見どころ!任房の危機!行商人の精神は?予告動画

2017年06月12日09時10分 ドラマ
Licensed by KBS Media Ltd.
(C)2015 KBS All rights reserved

朝鮮流水組合商会開店の日に大騒乱が起き、ボンサムをかばってドリが銃で撃たれる!いよいよラスト2話、ボンサムの商道は?愛妻ソリンを殺害したケトンとの仲は?ソンドル、そしてドリとの友情は?テレビ東京「客主」明日6月13日(火)第51話~52話(最終回)のあらすじと見どころを紹介!DVDも好評リリース中で、公式サイトで予告動画が公開されている。

【「客主」を2倍楽しむ】では舞台となった時代背景や放送に合わせて各話のあらすじと見どころ、豆知識などをまとめて紹介している。テレビ東京ではオリジナルの全41話を52話に編集して放送。以下のあらすじが多少前後する場合もあります。ちなみにDVDは全60話版。

※6月15日からは、ハ・ジウォン、チュ・ジンモ、チ・チャンウクの豪華スターの共演で贈る大ヒット作「奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-」を放送。

■キャスト相関図(テレ東番組公式サイト)
チョン・ボンサム 役:チャン・ヒョク
チョ・ソリン 役:ハン・チェア
ケトン(ヘジュ、メウォル、真霊君)役:キム・ミンジョン
キル・ソゲ 役:ユ・オソン
チョン・ソレ(ソホン)役:パク・ウネ
シン・ソクチュ役:イ・ドクファ
チェ・ドリ役:イ・ダリョン
ソンドル(ナム・ソニュ)役:チョン・テウ
チョ・ソンジュン役:キム・ミョンス
ソン・マンチ役:パク・サンミョン

客主■第51話(DVD版第58話後半~59話前半)
 朝鮮流水組合商会開店の日にボンサムの命を狙いに来た日本人商人が、任房のせいで日本に米が入らなくなったと文句を言い、これに反論する全州の客主に向けて発砲、銃殺したことで大騒乱が起き、ボンサムは追われる身に。義禁府がこの事件を扱うことになり、ボンサムはケトン(メウォル)のもとに身を隠す。ケトンは黄帖を使って日本人商人と取引しろと言うが、ボンサムは「ソリンを殺害させたのはお前だな」と確認する。なおもしらを切るケトンの良心を正すために、目の前で黄帖を焼いてしまう。いっそ殺してくれとすがるケトンに、もう一生会うことはないと立ち去るボンサム。
 そんな中、ソンドルのもとにやって来たボンサムたちは、すべてが任房を潰すためにソンドルとミン都承旨が仕組んだことだと知る。ソンドルの卑劣なやり口をなじるマンチに、ボンサムの追補令を解くように動くと言いながらも、ボンサムが日本人商人の多い町に店を構えて挑発したために騒乱が起きたのだとソンドルが言う。そこにミン都承旨が訪ねて来る。屏風の裏に隠れたボンサムたちは、都承旨の言葉で、ボンサムは捕まれば死刑だと知る。
 ファン客主は全州の客主の葬儀を執り行い、都承旨たちは葬儀に集まった行商人たちの数に恐れをなす。そこで都承旨とソンドルは任房閉鎖の王命を持って任房へ。暴動を起こそうとする行商人たちを押し留め、ボンサムは王命を受ける。さらに、ドリが被弾して投獄されていると聞き、自首を決意する。ところがボンサムを救出しようと行商人たちが決起!20万人の行商人相手ではさすがの義軍部も適わない。都承旨はボンサムに任せる。
客主 ヘジュという本名でケトンの良心に訴えるボンサム。ケトンはソリン殺害を白状するのか?ケトンの嘆きに注目。そんなケトンに負けないのがドリのボンサム愛だ。
 殺人罪として指名手配されてしまったボンサム。事態の深刻さに一番戸惑ったのはソンドル本人かもしれない。任房解散後、ソンドルは20万人の行商人たちをどうすると言うのか?いきり立つ行商人たちを落ち着かせるボンサム、涙の解散演説、涙の行進をお見逃しなく。


客主■第52話(DVD版第59話後半~60話)
 誰にも責任を問わないこと、今後の身の振り方が行商人たちに任せること、ドリの放免することの3つを条件にボンサムは刑を受け入れる。朝日間の関係を悪化させたという罪で、ボンサムに絞首刑の判決が下る。動揺するソンドル。ケトンは王妃にボンサムの助命を懇願するが、国際問題が絡んでいるだけにさすがに王妃も聞き入れることはできない。そこでケトンはソンドルと共に命懸けでボンサムを助ける作戦を企てる。その作戦とは身代わり作戦。銃弾を浴びて死を目前にしたドリが身代わりを買って出る。
 刑の執行日、ウォルのお陰でユスの笑顔にも会えたボンサムは刑の執行を待つ。作戦通りドリが先に釈放され、ケトンがボンサムに酒を運ぶ。ボンサムは最後に「いい人になれ」言い遺し、ケトンの酒で眠らされ、その隙にドリに刑が執行される。 仲間の死に声を上げて泣くソンドル。
 こうして15年の歳月が流れ、朝鮮最初の鉄道「京仁鉄道」事業が始まる。海東商会のソンドルはこの大事業のために土地の買い占めをするが、ひと足先に誰かが買い占めていた。ソンドルは次に狙った鷺梁津の土地を買い占めようと、土地所有者を探し会いに行くと、所有者はケトンだった。そこにボンサムたちも現れ、ソンドルはひと足先に土地の買い占めをしているのがボンサムだと合点がいく。ケトンは二人を部屋に招き入れ話し合う。ソンドルは鉄道を敷いて商品流通を円滑にすれば民は豊かになると力悦するが、ボンサムはそれを認めながらも時期尚早だと答える。円滑になった流通は民ではなく停泊している外国に流出すると。ボンサムは朝鮮の行商人たちが外国の商人たちと対等に戦える時間稼ぎをしたいのだと。
 ソンドルが帰った後、海東商会だけには土地を売らないで欲しいと頼むボンサムに、ひと目ユスに合わせてほしいとケトン。ひっそりと暮らすケトンはボンサムの目には幸せそうに映り、出会った頃のケトンのようだと言う。成長したユスに会ったケトンは、母のように寄り添うウォルに鷺梁津の土地の権利書を渡す。ユスを間にボンサムとウォルの並ぶ後姿に別れを告げるケトン。
 時代の波は行商人にとって厳しいものになっていた。ソンドルは日本と手を組んだ悪徳商人として行商人の銃に撃たれる。ボンサムは、子どもたちに朝鮮の商いの魂である褓負商の精神を教えていた。
客主 いくらボンサムを助けるため、ドリの余命がいくばくもないとはいえ、ドリのボンサム愛を利用したケトンの作戦はあまりにも身勝手。ボンサムとドリの最後の挨拶と、肩を揺らしながら歩くドリの姿に涙腺決壊必至。ドリのボンサム愛が深すぎる。自分の身代わりでドリが死んだと知った時、ボンサムがどんな嘆きをするのか、お見逃しなく。
 15年後のソンドルとボンサムの服装の違いに朝鮮の近代化の遅れが見てとれる。
ボンサムへの強すぎた愛、いや執着を見せたケトン役を演じたのは「王と妃」「いばらの鳥」「カプトンイ」などの作品に出演したキム・ミンジョン。
 「京仁鉄道」は京城 (現ソウル) -仁川間に日本資本によって敷設された朝鮮最初の鉄道で1900年に開通した。全長はフルマラソンとほぼ同じ約42km。


テレビ東京「客主」番組公式サイト
 2017.04.04-06.14 月~金8:15-9:11 地上波初放送
「客主」DVD公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「客主」を2倍楽しむ】



DVD・OST・関連書籍・公式グッズなどamazonで一覧表示