柴咲コウ×角田光代の究極のヒューマンサスペンス「連続ドラマW 坂の途中の家」2019年WOWOWで放送!特報動画

2018年11月29日11時26分ドラマ

角田光代の傑作『坂の途中の家』が、柴咲コウ主演で遂に連続ドラマ化!「連続ドラマW 坂の途中の家」が2019年にWOWOWにて放送されるで主演を務めることが決定した!本日番組公式サイトも公開され、15秒の特報動画が解禁となった。番組公式サイトには柴咲や原作者たちのコメントも公開されている。

原作は、『紙の月』、『八日目の蟬』といった代表作で知られる角田光代の “家庭に潜む究極の心理サスペンス”と賞賛された「坂の途中の家」。その角田が綴るリアルな世界観を連続ドラマ「紙の月」の脚本も手掛けた篠﨑絵里子が見事に彩りを加え脚本化。さらに、資生堂、LOTTE、FUJIFILM、LAWSONなど数々のCMを手掛け、昨年初の長編映画監督作品となった『おじいちゃん、死んじゃったって。』では世界の映画祭で数々の賞を受賞するなど新進気鋭の映像ディレクターとして最も注目を集める森ガキ侑大が初の連続ドラマ作品を手掛ける。

柴咲の連続ドラマへの主演は大河ドラマ「おんな城主 直虎」以来、2年ぶりで、本作では3歳の娘を持つ、自身初となる“母親”役に挑む。無意識に娘の子育てにストレスを感じていた柴咲演じる専業主婦の里沙子。わが子を虐待死させた女性・水穂の裁判に補充裁判員として参加することになり、最初は嫌悪感を抱くも、裁判を通して自らの人生と被告の人生を重ね合わせいく…という役柄だ。

柴咲は本作への出演が決まり「台本を読んだ時、衝撃的に面白く、改めて“普通”とは何だろうということを考えさせられました」と話し、「表面的な幸せではなく、その裏側にある計り知れない家族や子育てと向き合う姿をしっかり表現出来たらと思います」と新鮮な母親役を楽しんでいるようだ。

本作はWOWOW×ソニーの新たな4Kプロジェクトとしてラージフォーマットでの全編4KHDR製作という日本では初の試みに挑戦した作品。現在絶賛放送中の「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」でも8K撮影に挑んだ山田康介撮影監督が最新カメラSONY VENICEを駆使し、美しくも感情豊かできめ細やかな人間の表情を見事に捉え、新たな映像美が誕生!圧倒的な映像クオリティと臨場感が見るものを物語の中へ導く、未だかつてない映像体験を実現!併せて解禁された特報映像からはその一端が垣間見える。

■あらすじ
山咲里沙子(柴咲コウ)は、三歳の娘・文香と夫と三人で平穏な日々を送っていた。そんな時、裁判所から刑事事件の裁判員候補者に選ばれたという通知が届く。対象となる事件は、里沙子と同じ年頃の専業主婦の母親・安藤水穂が、生後八ヶ月の娘を浴槽に落として虐待死させたという衝撃的な事件だった。裁判所での面談を経て、里沙子は、裁判員の誰かが急病などで欠席せざるを得ないとき、代わりに裁判員を務める「補充裁判員」に選ばれた。同じ子供を持つ母として、我が子を殺めた水穂に嫌悪感を抱く里沙子だが、裁判の開廷後、徐々に安藤水穂という被告自身の境遇に自らの過去の記憶を重ねていくことになる。家庭という密室で、夫婦、そして親子の間で交わされた言葉は、時に刃物のように突き刺さることがある。里沙子はやがて自身の心に眠っていた混沌とした感情に惑わされていく─。

原作:角田光代 「坂の途中の家」(朝日文庫刊)
脚本:篠﨑絵里子 (『人魚の眠る家』)
監督:森ガキ侑大 (『おじいちゃん、死んじゃったって。』)
主演:柴咲コウ ほか

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