本田紗来、阪神・原口がんからの復活打を放った「セ・パ交流戦 ロッテvsタイガース」始球式で99.9点の投球!

2019年06月05日00時25分スポーツ

日本生命保険相互会社は、日本生命セ・パ交流戦の特別協賛社として15年目を迎え、今年度の開幕日の6月4日、ZOZOマリンスタジアムで開催された「日本生命セ・パ交流戦」開幕戦の千葉ロッテマリーンズ VS 阪神タイガースの試合(日本生命 セカパカスペシャルナイター)において、今注目の若手フィギュアスケート選手の本田紗来による始球式を実施!公式サイトには、応援大使の綾瀬はるか扮する「ハルパカ」がダンスする動画も公開中だ。

さら2016年にメットライフドーム開催の「日本生命セ・パ交流戦 開幕戦」では、人生初の始球式にチャレンジしており、当時9歳の本田紗来選手はキャッチャーまでボールが届かなかったものの、投球の出来栄えについて「100点。初めてでとても緊張しましたが、思いっきり投げることができました」と話していた。
それから3年が経ち12歳になった紗来選手は、本番前に「前回よりもさらに上手く投げられるように頑張ります!」と意気込みを語った。

さら3年ぶり2回目の登板となった紗来だ選手が、本番直前の待機中はまるでフィギュアスケートの試合前を彷彿とさせる真剣なまなざしでマウンドを見つめていた。そんな中、千葉ロッテマリーンズ マスコットキャラクターのズーちゃんが覗き込むと笑顔を見せる場面も。
千葉ロッテマリーンズのウグイス嬢・谷保さんからの「ピッチャーに本田紗来さん」とのアナウンスでグラウンドへ登場すると、球場は大きく盛り上がった。
公優先
さらにこの日は千葉ロッテマリーンズの元投手である黒木知宏が始球式でのバッター役を、キャッチャー役には千葉ロッテマリーンズ 井上晴哉選手を迎え、紗来選手は小さな体から繰り出されるダイナミックな投球フォームでボールを投げ込んだ。ボールはキャッチャーミットへ真っ直ぐな軌道を描きながら、ホームベースの前で2バウンドし、見事に投げきることができた。
対する黒木は投球に合わせて豪快に空振りをし、ファンから盛大な拍手が送られた。

始球式後の囲み取材で沙良は、「前よりは上手くできたので嬉しい」とコメント。
ただ点数を付けると「99.9点。もっと遠くまで投げれたかなというのが、ちょっとあるので」と自身が成長したからこそ感じる悔しさを垣間見せた様子が印象的だった。そして負けん気の強い紗来選手は「次は全部届くようにしたいな」と既に次回へ向けての意気込みも語った。

なお、4日の試合では、大腸がんからの完全復活を目指す阪神タイガースの原口文仁捕手(27)が、9回に代打で登場。昨年10月13日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、実に234日ぶりとなる1軍復帰を果たし、鮮やかに適時二塁打を放った。試合後、阪神の矢野監督は「すべてがドラマとか映画のような感じやった」と観劇のコメントで語った。

日本生命セ・パ交流戦は6月23日(日)まで行われる。
日本の一流選手たちがしのぎを削る、普段のリーグ戦とは違った新鮮な戦いをお楽しみに。


■囲み取材における質疑応答
Q.3年ぶりの始球式を終えて、今日の感想をお聞かせください。
A.2回目だったんですけど、前よりは上手くできたので嬉しいです。次とかには全部届くようにしたいなと思います。
ちょっと緊張とかもあったんですけど、楽しく出来てよかったです。
Q.3年前の始球式では100点という話をしてたんですけど、今日の投球に点数を付けるとすると何点ですか。
A.99.9点です。
Q.0.1点少なくなったのは、なんでですか?
A.3年前にやってから全然野球をしてなかったから、前よりよかったけど、もっと遠くまで投げれたかなというのが、ちょっとあるので、もっと上手く投げれるように時間が経ったらやりたいなと思います。
Q.事前に練習とかはされましたか。
A.本格的な練習とかはしてないです。学校とか遊んだりしてたときは投げたりはしてたんですけど、久しぶりにやって前よりは遠くまで投げれるようになっていたので、よかったです。

日本生命セ・パ交流戦2019