舘ひろし×柴田恭兵“あぶでか”最終作『さらば あぶない刑事』1/13深夜日本テレビで放送、あらすじと予告動画

2020年01月13日12時10分映画
©2016「さらば あぶない刑事」製作委員会

セクシー大下(柴田恭兵)、ダンディー鷹山(舘ひろし)もとうとう定年退職!定年まで5日、事件が発生!果たしてタカとユージは無事、定年退職できるのか!?10年3カ月ぶりに復活した『さらば あぶない刑事』(2016)が今夜1月13日(月)深夜25時59分(14日1時59分~)から日本テレビにて放送!予告動画は公式サイトで公開中だ。

かつて一世を風靡した人気刑事ドラマ「あぶない刑事」。80年代、青春時代を謳歌した世代には、タカとユージは憧れの存在だった。テレビシリーズから映画になり、過去に6作映画化された。それから10年と3カ月という長い月日が流れ、2016年1月、シリーズ最後を締めくくる『さらば あぶない刑事』が劇場公開された。テレビ放送開始(1986)から30年、どれだけ「あぶ刑事」がファンに愛されているかがうかがえる。
ナビコン:映画『さらば あぶない刑事』舞台挨拶ルポ(2016年1月31日)



そもそも本作が10年ぶりに映画化されたのにはある経緯がある。2012年から刊行された『あぶない刑事全事件簿DVDマガジン』が異例の大ヒット。リアルタイムで「あぶ刑事」を知る世代から、当時を知らない若者まで多くのファンからの反響が大きかった。その好調な売れ行きを見て、東映が再度映画制作を決めたというわけだ。

本作撮影時で主演の舘ひろしは65歳、柴田恭兵は64歳。ドラマスタート時と比べたら、確かに年を取ったが、日本でこれほどまでにクールでかっこいいオヤジ刑事がいただろうか。最後の最後までクールに決めてくれたタカとユージ。これで本当に最後なのが残念だが、『さらば あぶない刑事』はシリーズの締めくくりに相応しい、ファンにとっても満足度の高い作品となった。

■あらすじ
横浜港署捜査課刑事のタカこと鷹山(舘ひろし)、ユージこと大下(柴田恭兵)は、定年退職を5日後に控えた身だった。課長となった町田透(仲村トオル)は、何としてでも2人を無事、定年退職させたいと願っていたのだが、その願いもむなしく事件が発生してしまった。

中南米の犯罪組織BOBが横浜をあらたな開拓地として狙っていた。BOBから派遣されたのが凄腕の殺し屋ディーノ・カトウ(夕輝壽太)とBOBの幹部キョウイチ・ガルシア(吉川晃司)。BOBは瞬く間に横浜のヤクザ、中国マフィアを支配下に置き、新たな麻薬ビジネスを展開しようと企んでいた。

それを阻止しようとタカとユージが立ち上がるのだが、透は必死になって2人を止め、定年退職するその日まで謹慎を命じるのだが…。今ここに、あぶ刑事30年の歴史に幕を閉じる!

【さらば あぶない刑事】(2016)
監督:村川透
脚本:柏原寛司
撮影:仙元誠三
音楽:安部潤
出演:舘ひろし/柴田恭兵/浅野温子/仲村トオル/ベンガル/山西道広/長谷部香苗/菜々緒/吉沢亮/夕輝壽太/吉川晃司/木の実ナナ/小林稔侍ほか。
『さらば あぶない刑事』DVD&Blu-rayは好評発売中。

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映画『さらば あぶない刑事』公式サイト