イ・ビョンホンの勢いが止まらない！2日夜、韓国ソウルで開催された映画祭、青龍映画賞で女優ハ・ジウォンと一緒に“人気賞”を受賞したイ・ビョンホンが、またまた話題をさらった。現在、韓国KBSで放送中のドラマ「アイリス」が自己最高視聴率を更新したのだ。先週、34.7％だった視聴率が、3日放送の第16回はなんと35.7％の高視聴率をたたき出した。このニュースをY-STARが動画ニュースで報じている。

「アイリス」は、イ・ビョンホンの5年ぶりにドラマ復帰した作品で、カン・チェギュ監督と「ごめん、愛してる」のイ・ヒョンミン・プロデューサーと手を組み、諜報（ちょうほう）員たちの息詰まるアクションや裏切り、そしてロマンスを絡めた韓国初の本格スパイドラマだ。共演者には、キム・テヒ、チョン・ジュンホ、キム･スンウ、キム・ソヨン、そして、BIG BANG（ビッグバン）TOPら､豪華スターが顔を並べる。これだけの豪華キャスト、もちろん放送前から話題をさらっていたが、下馬評以上の人気の高さに驚く。

このあおりをくって、同じ時間帯の他の放送局のドラマは軒並み低視聴率にあえいでいる。日本でも人気の高い俳優コ・ス、ハン・イェスル主演のSBS「クリスマスに雪は降りますか？」は7.7％。「一枝梅」を大ヒットさせたあのイ・ジュンギ主演のMBC「ヒーロー」は4.7％と無残な結果。完全に「アイリス」に押さえ込まれた形となっている。他のドラマとしては、全20話の「アイリス」の放送終了を待つばかりだが…。

「アイリス」の人気を受けて、制作サイドでは、早くも続編を計画している。ただし、イ・ビョンホンはハリウッド作品の撮影の関係で、続編には出演しない見通し。何はともあれ、これだけの話題作。日本での放送が待ち遠しい。

Y-STAR「“アイリス”35.7％で自己最高視聴率更新