【最終回】内藤剛志「警視庁・捜査一課長2020」第16話 遺体が手に消しゴムハンコが!第15話ネタバレと予告動画

2020年08月28日09時46分ドラマ
@テレビ朝日

内藤剛志“一課長”が愛すべき仲間たちと東京を守る「警視庁・捜査一課長2020~ヒラから成り上がった最強の刑事!」最終回の第16話は、東京湾のクルーズ船で“消しゴムはんこ"を握った遺体が発見された!頭の中の消しゴムで記憶を消し去った消しゴムハンコ作家が容疑者に!「警視庁・捜査一課長2020」最終回・第16話が9月3日(木)夜8時から放送される!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



8月27日に放送された第15話は、レンタル彼氏が殺されるという事件だった。第15話も登場人物の役名に工夫がなされていた。ナルシストのレンタル彼氏は成島成人(なるしまなると)、平身低頭尽くすレンタル彼氏は筑紫大洋(つくしたいよう)、なんにでもなりきれるナリキリストは成木瑠香(なるきるか)だ。事件はいつも殺人という悲惨な事件だが、ドラマ中盤の笹川刑事部長(本田博太郎)の突然の登場と並び、楽しめる工夫となっている。

9月3日に放送される第16話をもって、春からスタートした「警視庁・捜査一課長2020」が最終回となる。初回視聴率13.3%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)から始まり常に2桁を超えるという人気番組だが、最終回も高視聴率でフィニッシュが予想される。

そして、見つかるのは、消しゴムハンコを握りしめた遺体だ。消しゴムハンコとは、専用の消しゴムをカッターや彫刻刀で掘り、インクをつけて紙に捺すものだが、最近は主婦の間でも人気が高い、TBSの人気バラエティ「プレバト」でも人気のホビーだ。その消しゴムハンコを握りしめた殺人の容疑者は、消しゴムハンコ作家になる。そして、事件のことは、消しゴムで消し去ったかのように事件の夜のことはきれいさっぱりと忘れてしまっているという。シーズンを締めくくる最後の事件を大岩(内藤剛志)がどう事件を解決するのか?また、ブランク(塙宣之(ナイツ))がなにか思いつめたシーンで、第15話が終わったが、それはいったいどんな決心だったのか?最終回が待たれる。

■主題歌CD プレゼント!
GLIM SPANKYが歌う番組主題歌「Singin’ Now」が収録されているアルバム『Walking On Fire』(2020.10.7発売)の通常盤を、抽選で30名様にプレゼント!応募は、番組公式サイトより。

■前回:第15話あらすじ
新宿の公園で男性の刺殺体が見つかり、警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)は臨場する。被害者は洒落たスーツに高級腕時計、アクセサリーを身に着けていたが、所持金はわずか2000円。現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は、身に着けているものがどこか浮いていて、借り物みたいだと感じる…。

第一発見者はコンサルティング会社の企画部長・池井恵子(池津祥子)で、前夜遅く、現場の公園からピンクのワンピースを着た女性が走り去るのを目撃。その女性が部下の和田志乃(出口亜梨沙)に似ていたため、気になって翌朝、公園に寄ってみたところ遺体を発見したという。恵子によれば、志乃は最近、彼氏になんと100人もの浮気相手がいたと知って悩んでおり、その男と連絡を取りあうSNS上では“狩馬栗子(かりま・くりこ)”というハンドルネームを使っていたようだった。

まもなく被害者は、“レンタル彼氏”を職業とする鳴島成人(松村龍之介)と判明した。彼が所属していた人材レンタル会社の社長・成木瑠香(松本若菜)の話では、鳴島は指名人気第1位のレンタル彼氏だったが、先月、独立したという。成島は、客に法外な金額を請求しているという噂もあったという。また、志乃のハンドルネーム・狩馬栗子は、鳴島を指名する常連の登録名だったとも証言する。週に一回は指名をしていて、待ち合わせは新宿が多かったと瑠香が証言する。

念のため、真琴が事件当夜、防犯カメラに映ったピンクのワンピース姿の女性の映像を見せたところ、瑠香が突如、「それは私です」と言い出した。瑠香は社長でありながら、自らも派遣先に赴くレンタルスタッフのひとりで、“老若男女なんでもなりきるナリキリスト”と称していた。当日指名したのは、”狩馬栗生(かりまくりお)”だという。瑠香はアリバイの動画をとっていた。しかし、瑠香の家から血痕のついたナイフが見つかった。

一方、志乃は、レストランにいたというアリバイを主張する。一緒にいたのは、当日知り合った人物だという。その人物は、平身低頭尽くすレンタル彼氏は筑紫大洋(つくしたいよう)だ。志乃は、その人物がレンタル彼氏だったと知らないという。

筑紫大洋を調べたところ、前職は成島成人と同じ会社にいたことがわかった。そして、母親が階段から転落していた事故を、事件として調べてほしいと何度も警察に依頼していた。瑠香もその依頼を一緒にしていた。瑠香は、筑紫の母親から「嫁姑戦争」をしたいと依頼を受けていた関係だという。レンタルでいった先だが、筑紫親子をみていて、自分の人生を考え直したという。筑紫を自分の会社にヘッドハンティングしたという。母親は回復し、突き落とした犯人の顔を思い出した。その顔は成島によく似ていたという。瑠香は、今更そんなことで殺したりしないという。

ローラー作戦で、犯人の姿が見つかった。それは、第一発見者の恵子だった。ロッカーから、成島と志乃のスマホが発見された。彼女は偽名”狩馬栗子”を使って成島をレンタルしていうるちに、指名料がかさみ会社のお金に手を出してしまった。志乃にそれがばれてしまい、追及を受けた。更に、成島まで横領がばれ、脅されたという。そこで、志乃に罪をきせ、成島を殺したという。しかし、志乃のアリバイを知り、瑠香に罪を着せるようにしたという。

志乃にアリバイができたのも、瑠香が自撮りでアリバイを証明できたのも、二人がなにか怪しいと思っての行動だった。そして、成島の自宅から、筑紫の母の財布も見つかった。事件として捜査すると大岩は瑠香にいった。

■最終回・第16話あらすじ
警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)のもとに、「謎の消しゴムを握った遺体が発見された」という知らせが入った。現場は、東京湾を周遊するレストランクルーズ船のデッキ。大岩が駆けつけたところ、ベンチャー企業のアプリ開発部員・中葉美智(鳥居みゆき)が消しゴムを握ったまま息絶えていた。その消しゴムには、被害者とはまったく似ていない別の女性の顔が彫られており、遺体の傍らには凶器と思われるデザインナイフが落ちていた。

クルーの証言で、事件の夜は若者に人気の消しゴムはんこ作家が乗船していたことが発覚。また、被害者は開発中のアプリのプログラムを外部に漏らした疑いで、社内調査中の身という事実も浮上した。事件当日の勤務先の防犯カメラには、機密情報を詰めたアタッシェケースを持ち出す被害者の姿が映っていたが、船内のどこにもそのケースは見当たらなかった。彼女はアプリの機密情報を取引相手に渡すためにクルーズ船に乗り込んだ末、殺されてしまったのだろうか!?

まもなく事件の夜、クルーズ船に乗っていたのはカリスマ消しゴムはんこ作家“ナルミ先生”こと、松代成実(島崎遥香)だと判明。しかも、彼女は普段はシステム会社に勤務しており、被害者と同じアプリ開発チームの一員だった。現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は成実に接触するが、彼女は頭の中に“消しゴム”があるのか、被害者のことも事件の夜のことも記憶からまったく消えているようで…!?

そして――捜査に奔走しながらも、大岩は運転担当刑事・奥野親道(塙宣之)が思い詰めた表情で、「事件が落ち着いたら相談がある」と申し出たことが気にかかっており…。

テレビ朝日4月9日(木)夜8時より「警視庁・捜査一課長2020」を放送。出演:内藤剛志/斉藤由貴/塙宣之(ナイツ)/床嶋佳子/金田明夫/本田博太郎ほか。番組公式Twitterアカウントは「@sosaichikacho」。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

テレビ朝日「警視庁・捜査一課長2020」番組公式サイト

【2020年夏ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】