「らせんの迷宮」田中圭、誘拐の鍵を握る天才遺伝子の謎に迫る!第3話ネタバレと第4話予告動画

2021年10月30日10時10分ドラマ
(C)テレビ東京

スイーツ男子・田中圭と辛口女子・倉科カナの対比が絶妙!第4話で松尾諭と紺野まひるが夫婦役で出演、娘の誘拐事件と花屋店主の刺殺事件、2つの事件を結びつける隠された真実とは!?テレビ東京、金曜8時のドラマ「らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~」2021年11月5日(金)夜8時から放送の第4話のあらすじとみどころ第3話のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトとTwitterで公開されている。



「らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~」は、変わり者の天才DNA科学者・神保仁(田中圭)と、涙もろい熱血刑事・安堂源次(安田顕)、正反対の2人がタッグを組んで事件解決に挑む、家族そろって楽しめるヒューマンドラマだ。

10月29日に放送された第3話で、安堂は死体が消える連続殺人事件に遭遇、現場にのこされたDNAから犯人を特定してもらうため、神保に協力を依頼する。DNAがあれば、肌や髪、目の色、そして体形や身長など、その人物の外見もDNAの情報から解明できるという。神保が導き出したDNAのモンタージュはそっくりすぎて驚いた。この技術が誇張でなく、すでに使われているものだとしたら怖いくらいだ。

また、今回のDNA豆知識として、幸せホルモン“セロトニン”が取り上げられた。セロトニンポーター遺伝子が足りない安堂は、怒りっぽくてイライラしがちだと指摘、ゆかり(松坂慶子)に、セロトニンを増やすのにはチーズがいいのよと勧められる。そして、植物が日光で光合成するように、人間も日光を浴びるとセロトニンが分泌され、幸せな気持ちになると解説された。神保にとっての“幸せ”は、「ゲ呑ム」で毎回出されるスイーツにありそうだ。第1話から毎回、ゆかり手作りの趣向をこらしたスイーツが登場し、こちらも視聴者の注目を集めている。神保が「うまーい」と言いながら実においしそうに食べる隣で、冷えたビールを旨そうに呑む乱原(倉科カナ)との対比も楽しい。

さらに、お酒が飲めるか、全く飲めないかが判断できる“アルデヒドデヒドロゲナーゼ2遺伝子(ALDH2)”。神保はスラスラと唱えたが、言葉自体が「早口言葉」のようだとTwitterで話題になった。

11月5日(金)放送の第4話では、有名ピアニストの娘が誘拐される事件が発生!子どもの頃から天才だともてはやされてきた世界的ピアニスト・白石涼平役を松尾諭が、大きな秘密を抱えている妻・由紀子役を紺野まひるが、娘の美雪役を稲垣来泉が演じる。紺野と稲垣が親子を演じるのは短編ムービー「キノコとチョコ」以来2度目となる。

次回のキーワードは「天才の遺伝子」。父の音楽の才能は娘に遺伝するのか?誘拐事件に隠された驚きの真実とは!?

■前回:第3話 ネタバレあらすじ
夜道を歩いていた安堂源次(安田顕)は「公園で人が死んでいた」という目撃情報をもとに、警察官・松木宏(須賀健太)と現場へ向かう。ところが、死体があったという階段下には何もなく、酔っぱらいが見間違えたのだと判断する。翌日、一面血の海と化したアパートの一室が発見される。しかし、そこには死体も、死体を運び出した痕跡もなかった。二度も死体が消えた難事件に頭をかかえた安堂は、神保仁(田中圭)に助けを求める。

被害者は、髪の毛と血液のDNAが一致したことから赤島典子(徳永えり)だと判明。典子は夫と二人暮らしの家から半年前に姿を消していた。夫は総合病院の副院長・赤島真次朗で、その父・赤島慎太郎は医師会の常任理事で政界と太いつながりを持つ大物だ。典子は離婚を望んでいたが、夫は日々の忙しさにかまけ妻との時間をおざなりにしたと反省していた。事件の1カ月前、典子が借りていたアパートで「もう無理、バレたら終わりなの」と男に話している声を住人が聞いていた。

典子のアパートで男性のDNAもみつかっていた。人間の外見を決定しているのもDNAだという神保は、そのDNAからモンタージュを作る。安堂はDNAで顔まで分かるわけがないと疑うが、神保が作ったモンタージュは、事件当夜同行した松木巡査の顔によく似ていた。松木巡査は国家公務員資格をもつキャリア組で、交番勤務の研修中に、ストーカー被害のOLから相談を受けていたが、上から民事不介入といわれ対応できず、その後OLがストーカーに殺害されてしまい、悔やんでいたという。

勤務先の交番を訪ねると、階段で死体が消えた日から松木とは連絡がとれなくなっており、事件の報告書も作られていなかったことがわかる。松木が泊まっていたホテルを見つけ出した安堂は、そこで犯行に使われたと思われる凶器のナイフと、日記帳とUSB、そして打撲痕をもつ典子の写真を見つける。ナイフには松木と典子の血痕、日記にはDV被害にあっている典子を助けたいという書き込み、USBには夫から暴力を受けている典子の姿がうつっていた。夫を呼び出し、事実確認をするが、夫は悪びれもせず、暴力は妻への教育だと言い逃れをする。夫はその父親からの圧力ですぐさま釈放される。典子はDVの被害届を提出していたが、こちらも父親が圧力をかけ受理されていなかった。

死体が消えた階段で神保と安堂は2つの血痕をみつける。階段の下の血痕はデータベースに記録はなく、上で見つかったものは松木巡査のものだった。その後、夫が興信所に典子のことを調べさせていたことが判明、調査員・土田竜夫の消息が不明なことから、もう1つの血痕が土田のものと推測された。

松木巡査が、土田と典子を殺して失踪し、その罪を夫に着せようとしたのではないかと考える安堂。神保は、松木巡査をおびき出すために、松木巡査が大切にしていたテンジクアオイの芽が出たと、同僚の警察官にSNSにアップしてもらう。神保の策略どおり、テンジクアオイの芽を回収しに松木巡査が現れ、神保と安堂が取り囲む。

「赤島典子さんは生きてきますよね?」と松木に尋ねた神保。事件現場の人間の血液量は、一度に流失したものではなく、その血液量も多すぎたため不審に思っていたという。血液の劣化からも、取りためていた血液を撒いたことが明らかだった。

観念した松木は、これまでのことを話し出す。ストーカー被害の女性を救えなかった時から、自暴自棄になっていたが、典子に花の種をもらい、育てているうちに、前向きな気持ちになれたのだと語る。典子はケガをさせられても、夫が治療するので診断書も書いてもらえないという状況、DV被害を訴えても受理してもらえず、窮地に立たされた。彼女の身を守るためには死を偽装するほかないと、この計画を思いついたのだという。そんな話をしているところへ、松木1人に罪を背負わせることはできないと典子本人も姿を現した。

アパートに貯めていた血を撒き、このまま死んだことになって行方をくらませば計画は終了するはずだった。ところが、そこに土田が現れ、典子を自宅に連れ帰ろうとした。松木は土屋に暴行を受け、止めに入った典子が、土田を階段から突き落とし、殺害してしまったのだ。松木はあとのことは自分にまかせるようにと典子に伝え、死体を隠して車を取りに行こうとしていたときに、安堂に呼び止められたのだ。

安堂は、「なんでこんなやり方を選んだ?どうしてあの時、正直に話してくれなかった?一番悔しいのは、あの時、俺が気づいてやれなかったことだ」と、泣きながら松木巡査を𠮟り飛ばす。

事件は解決。嫁が犯罪者ではメンツにかかわると、典子と真次朗は離婚、真次朗のDVも公になった。「何もかも捨てて守ろうとしてくれる人に出会えたなんて。うらやましい」と乱原(倉科カナ)は語り、「誰かのために自分の人生を破滅させるなんてわからない」と神保はつぶやいた。


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■第4話 あらすじ
神保仁(田中圭)は病院で、有名ピアニストの父・涼平(松尾諭)と美人の母・由紀子(紺野まひる)を持つ一型糖尿病の患者・白石美雪(稲垣来泉)と出会う。幸せそうに見えたが、美雪だったが、「天才の遺伝子」という言葉で落ち込んでしまう。一方、安堂源次(安田顕)は、花屋の店主・斎藤正弘(東根作寿英)の刺殺事件現場で「娘を誘拐した。1億円を出せ」と書かれた脅迫状を発見する。誘拐されたのは美雪で、神保と源次が誘拐犯を追うと、そこに衝撃事実が!

「らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~」テレビ東京で10月15日から毎週金曜日夜8時放送。原作:作・夏緑、画・菊田洋之『らせんの迷宮 -遺伝子捜査-』(小学館)Amazonでチェック)。主題歌:BTS「Stay Gold」(Def Jam Recordings)/OPテーマ曲:TOMORROW X TOGETHER「Ito」(Republic Records)/出演:田中圭、安田顕、倉科カナ、渡辺いっけい、中田圭祐、松坂慶子、古川凜/第4話ゲスト出演:松尾諭 紺野まひる 稲垣来泉 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@tx_kin8 」。

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