“白骨の遺言”に隠された悲しい真実に涙…第6話で神保（田中圭）と安堂（安田顕）は最後の大事件に挑む！最終回まであと2回！8年前の未解決事件をめぐり究極のDNA捜査が始まる、監禁される研究者たち…裏切者は誰だ！？テレビ東京、金曜8時のドラマ「らせんの迷宮 ～DNA科学捜査～」2021年11月19日（金）夜8時から放送の第6話のあらすじとみどころ第5話のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトとTwitterで公開されている。




「らせんの迷宮 ～DNA科学捜査～」は、変わり者の天才DNA科学者・神保仁（田中圭）と、涙もろい熱血刑事・安堂源次（安田顕）、正反対の2人がタッグを組んで事件解決に挑む、家族そろって楽しめるヒューマンドラマだ。

11月12日に放送された第5話で、神保はめずらしく“研究者の勘”だといい、犯人が女性科学者の下村まどか（矢田亜希子）だと断言する。的中率の低い安堂の“刑事の勘”は信用できないが、自分の勘は別物だと自信満々で語る神保。実はまどかに会いに行ったときにすでに彼女が犯人だと結論づけていたようだ。

安堂と“勘”が当たるかどうかの賭けをした神保はめずらしく事件に執着をみせる。ところが、ある時点で神保は自分の推論が間違っていたと気がつく。しかし、すぐに違う視点で事件を見直し始める。「誰かに先を越されたら、すぐ次の解明されていない謎を追う」のが信条の神保らしい行動だ。そして、新事実を発見するのだが、今回は犯行の決定的な証拠としてのDNAは発見することができず、まどかを追い詰めるためにとった最終手段は、彼女をワナにかけることだった。

そして、神保が解明し、最後まで謎に包まれていた謎の男のDNAは、なんとも悲しい真実となって明かされる。小さな命が生きた証が、三つの血痕に残されていたのだ。

事件解決後に神保の元に恩師・静原博史（山田明郷）からの手紙が届く。静原は、神保が警察の捜査を手伝っていることを知り、8年前に娘を殺した犯人を見つけてくれないかと依頼してきた。11月19日（金）放送の第6話は、最終回となる第7話の前編だ。神保と安堂が静原の研究室を訪れるところから始まり、そして、最後の大事件が幕を開けることに…。

なんと静原は、娘・沙也香（朝倉あき）を殺害した犯人を見つけるため、自分の研究所に招いた、神保と安堂、そして同窓生の4人を監禁し、強制的に犯人を割り出そうと計画していたのだ。

被疑者となる同窓生の4人、神保と生命科学の難題を次々と解明していた研究パートナー・槇村明良役を高橋光臣が、万能細胞の開発研究社・山富高明役を小松利昌が、ミステリー作家として活躍する田丸哲也役を柏原収史が、美容再生医療の研究者・緋山香菜子役を橋本マナミが務める。

静原にフグ毒を打たれてしまう神保と安藤、毒が回るまでのタイムリミットは6時間。裏切り者は誰なのか、生死を掛けた天才達のDNA捜査が始まる！

■前回：第5話 ネタバレあらすじ
開発中の雑木林で死後3年が経過した白骨遺体が発見され、安堂源次（安田顕）と瓜生夏樹（中田圭祐）が臨場する。頭蓋骨の中から、極小のチューブが見つかり、そこに3箇所に血痕がついた紙片が入っていた。安堂は、被害者が犯人にバレないように飲み込んで隠した“白骨の遺言”ではないかと考える。

安堂は白骨に遺された奇妙なダイイングメッセージの謎を解明して欲しいと、神保仁（田中圭）に協力を依頼する。被害者の死因は脳挫傷。マイクロテストチューブにメッセージが入れられていたことから、研究職に関係のある人物だと推測された。

その後、白骨遺体は失踪した「カンノウケミカル」の研究員・澤井百合子（若月佑美）と判明する。百合子は「カンノウケミカル」で、レトロウイルス感染症の治療薬であるオルトジーボの開発に携わっていた。オルトジーボは完成したらノーベル賞まちがいないと言われている新薬だ。

神保は血痕のDNA情報にノイズを発見し、百合子のDNAに男性の遺伝子がまじっていたことが判明する。男性のDNAは警察のデータベースとは一致しなかった。犯人のDNAの可能性があり、「カンノウケミカル」の職員全員にDNAの提供を頼む。オルトジーボ開発チームの天才女性科学者・下村まどか（矢田亜希子）に話を聞くが、百合子のことは何も知らないという。安堂が掃除のおばさんから、百合子が失踪前に厚労省の役人と言い争っていたことを聞き出す。瓜生が厚労省に新薬の担当者を聞きに行くと、担当者の守山晋（友松栄）は失踪していた。山守の自宅のパソコンからは、「死体が見つかった」「爆弾はみつかっていない」と謎の人物との不審なメールのやりとりがみつかる。

そのころ神保はまどかの研修室を訪れ、同じく研究職についているまどかの弟について尋ねていた。弟が競合会社で同じ新薬の研究に携わり、姉弟でライバル関係となったため、ずいぶん前から疎遠だという。乱原流奈（倉科カナ）は、神保がまどかのところにいた理由を問いただそうとするが、調べることがあるといって神保は大学に戻ってしまう。

翌日、失踪していた守山が何者かに殺害され、遺体で発見される。守山のDNAも証拠とは一致しなかった。神保は「ゲ呑ム」で、男性のDNAはまどかと親族関係にある人物のものだと安堂に伝える。神保は、研究者の勘でまどかのDNAを調べたのだという。それをきいた乱原は、何故まどかを疑うのかと激怒する。女性科学者として、人一倍がんばっているまどかは、乱原の憧れの人なのだ。神保は乱原の怒りを相手にせず、まどかを調べると言い切る。

まどかの弟・下村亮二（古屋呂敏）に話を聞きに行くと、亮二は自分が百合子の恋人だったことを明かす。2人はそれぞれの会社がレトロウイルス感染症の治療薬を巡り競合していたため、愛し合っていることを周囲に知らせていなかった。百合子が行方不明になったあとも、亮二は何もできずに、後悔していた。そして、亮二が百合子から「鍵」を預かっていたことがわかる。

そんな中、栗原捜査課長（渡辺いっけい）は、厚労省から圧力がかかったので、神保を捜査から外すよう安堂に指示を出す。安堂が神保にそのことを話に行くと、神保は発見された男性のDNAは犯人のものではないと断言する。そして、自分の“勘”の結果が出ていないのに捜査はやめられないと告げる。

安堂と乱原が百合子の部屋を捜査すると、貸金庫の契約書が見つかる。百合子はそこに「爆弾」である「新薬の副作用を示すデータ」を隠していたのだ。神保達は、まどかにワナをしかけて貸金庫に導いた。物的証拠はみつからなかったが、貸金庫の中身を取返しにやってきたことで、まどかが事件に関わっていたことは明確となった。

新薬の副作用について調べる担当だった百合子は、発がんのリスクがあることを突き止めていた。まどかは成果をあせり、研究費をつかむために、データ改ざんを要求したが、百合子が公表すると言い切ったため、守山と共謀して百合子を殺害したのだ。まどかに致命傷を負わされた百合子は、車で山中に運ばれた時はまだ息があり、ダイイングメッセージの三つの血痕が付いた証拠を飲み込んでいた。

いつから自分を疑っていたのかとまどかに問われ、神保は最初に会った時だと答える。まどかは苛立つと三つづつ指でリズムを刻む癖があった。それは同僚の誰もが知る癖で、ちょうど数学の「∴（ゆえに、したがって）」や「∵（しかるに、何故ならば） 」のように結論を急ぐまどかを象徴するような記号に想えたからだという。

まどかは、副作用は低いもので、新薬を完成させれば、助かる人の方が多いと自分を正当化しようとするが、神保は科学者にとっては恥ずべき行為だと断罪する。

そして、神保は百合子が残した血痕は、男の子の赤ちゃんの血液だったと明かす。事件の最中に流産してしまった百合子は、子供の生きた証を紙片に残したのだ。まどかと血縁関係があったのは、その子供が亮二の子供だったことを示していた。すべての真実を聞かされた亮二は百合子を守れなかった自分を悔いる。

「白骨の遺言」は、自分と生まれることのなかった小さな命の存在を知らせるものだった。そして、研究者としての神保の勘は当たり、まどかは百合子と守山の殺害を認めた。


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■次回：第6話 あらすじ
恩師・静原博史（山田明郷）から手紙をもらった神保仁（田中圭）は、誘いを受けて安堂源次（安田顕）と静原細胞再生医療研究所を訪れる。そこには大学の同窓生の科学者、槇村明良（高橋光臣）、山富高明（小松利昌）、田丸哲也（柏原収史）、緋山香菜子（橋本マナミ）の姿があった。ところが突然、彼らはフグ毒を打たれ密室に監禁されてしまう。静原の狙いは、8年前の娘・沙也香（朝倉あき）殺害事件の犯人を見つけることにあった。裏切り者は誰なのか！？

「らせんの迷宮 ～DNA科学捜査～」テレビ東京で10月15日から毎週金曜日夜8時放送。原作：作・夏緑、画・菊田洋之『らせんの迷宮 -遺伝子捜査-』（小学館）Amazonでチェック）。主題歌：BTS「Stay Gold」（Def Jam Recordings）／OPテーマ曲：TOMORROW X TOGETHER「Ito」（Republic Records）／出演：田中圭、安田顕、倉科カナ、渡辺いっけい、中田圭祐、松坂慶子、古川凜／第6話と第7話ゲスト出演：高橋光臣　山田明郷　小松利昌　柏原収史　橋本マナミ　朝倉あき　ほか。番組公式Twitterアカウントは「@tx_kin8 」。

◇「らせんの迷宮 ～DNA科学捜査～」番組公式サイト

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