【最終回】「アバランチ」 西城(福士蒼汰)と遠山(田島亮)、ハンバーグ総理の活躍に期待!第9話ネタバレと第10話予告動画

2021年12月14日12時33分ドラマ
@フジテレビ/カンテレ

藤田(駿河太郎)に発砲された羽生(綾野剛)の生死は!?シーズン2への考察が過熱!はたして雪崩の結末は?…カンテレ、フジテレビの月10ドラマ綾野剛主演「アバランチ」2021年12月20日(月)よる10時より放送の最終回 第10話のあらすじとみどころ、第9話ネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。

「アバランチ」は、謎に包まれた集団・アバランチの過激かつ痛快な活躍を描き、令和ニッポンで暮らす人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク(悪漢)・エンターテインメント。



12月13日に放送された第9話で、アバランチは徹底的な敗北を突きつけられることになった。羽生が全国指名手配されただけでなく、大きな後ろ盾だった大道寺も首謀者として逮捕されてしまった。何より、羽生と山守、そして桐島がアバランチを立ち上げる動機になった敵討ちが、全くの方向違いだったことが判明したのだ。

爆弾テロで大きな火傷を負い、愛する山守を悲しませているにも関わらず 大山の掲げる正義の元「極東リサーチ」で暗躍していた藤田。 “犠牲を伴う改革”を進める大山側についていた理由は、ドラマ上で語られることがなかったが、話をきいた山守が納得していない様子から、互いの“正義”の見解が相容れなかったことは見てとれた。

アバランチがテロリスト指定されたことで、世論が離れて行く中、山守が爆破の犠牲になった打本の家を訪ねる。そして、娘(黒川智花)に、打本が自ら犠牲となって多くの人を守ったことを話す。アバランチのメンバーが自分の父だと気づいていたという娘は、バレないようにと祈っていたと涙する。Twitter上では、打本の遺骨を眼にし、本当に死んでしまったのかとショックを受けたというコメントと、まだ生きている可能性を信じるコメントが上がった。さらに、打本の娘役の黒川が、綾野剛&星野源W主演「MIU404」で綾野が想いを寄せる“ハムちゃん”を演じていたことから、羽生との絡みも見たかったという感想も寄せられていた。

ドラマ終盤、互いの正義の食い違いから、藤田の銃弾に倒れた羽生。二発目の発砲で、羽生は命を絶たれたのだろうか!?いや、藤田が本気で羽生を殺すつもりならば、あの距離で撃ち損じるはずはない…はず。今度も、羽生の生存を信じたい。

12月20日に放送される第10話(最終回)では、アバランチの唯一の希望の星となった西城と、大山からノーマーク(なはず)の遠山記者の活躍に期待がかかる。

予告動画では、山守がリサと牧原に自分の命を守るために自首を勧めるシーンがあるのだが、それと同時に、新たな時限爆弾を吟味いるシーンも映し出された。リサと牧原は、その爆弾による挽回の秘策を考え出したのだろうか?

視聴者の間では、“自分の正義”“それぞれが信じる正義”という観点から、「大山善人説」も浮上している。これまでアバランチは「犠牲をともなう正義」には、断固反対し、悪事を暴いても人を殺めることはなかった。大山の掲げる正義に対抗するために最後まで「犠牲のない正義」を貫いてもらいたい。

それにしても、今回は一度も大山が登場しなかった。まるで、アバランチの敵が「大山」ではなくなってしまったかのようだ。そして、もう一人重要人物・郷原総理(利重剛)が登場していないことも、視聴者は忘れていない。「ハンバーグ総理」「ゆるキャラ郷原総理」と無能のレッテルを貼られただけで一国の首相が何も活躍せずに終わってしまうのでは、残念すぎる。アッと驚く活躍を期待したい!

次回が最終回では早すぎる、まだ大きな陰謀が隠されているのではないか、「シーズン2」へと続くのではないかといった考察もSNSをにぎわしている。

それぞれが己の“正義”を信じ、最後の戦いへ。果たして、アバランチたちが起こした雪崩の結末は?




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■前回:第9話 ネタバレあらすじ
打本(田中要次)の犠牲によって爆破テロの被害は最小限に防ぐことができた。ところが、日本版CIA創立を目論む大山(渡部篤郎)によって、アバランチはテロリスト集団に仕立て上げられてしまった。

そんな中、7人目のメンバーだった桐島(山中崇)と山守(木村佳乃)の前に、3年前に偽装テロ事件で命を落としたはずの藤田(駿河太郎)が姿をあらわした。驚きのあまり言葉が出ない山守と桐島。藤田は、自分が今「極東リサーチ」にいること、そこで山守たちがアバランチとして活動してきた全てのことを掌握していたと告げる。そして、大山の掲げる目標を達成させることが自分の目標だと断言し、山守にアバランチを解散して、大山側につくよう告げる。

その頃、極東リサーチの追跡から逃げ延びた羽生(綾野剛)は、アバランチの後ろ盾である大道寺(品川徹)の屋敷にいた。大山に完敗したことを認め、もう一度立ち上がろうとする羽生に、大道寺は「敗北を認めれば、また新たな道が開ける」と、逃げ道は用意してあるから、撤退しろと提言する。しかし、羽生は「おれは、独りでも戦います」と礼をし、大道寺の屋敷を去る。
牧原(千葉雄大)とリナ(高橋メアリージュン)は、用意周到に整えられた隠れ家につき、一息ついたところでテレビをつける。すると、アバランチの主犯格として羽生が全国指名手配されたことがニュースになっていた。

山守は大道寺に藤田が生きていたことを報告していた時、大道寺宅に極東リサーチが現れて拘束される。その直後、大道寺はアバランチの首謀者として逮捕されたことが報道される。桐島は羽生に連絡を入れ、藤田が生きて極東リサーチにいることと、大道寺が確保されたことも知らせる。羽生は、リナと牧原にも危険が迫っていると感じ、隠れ家に急行する。桐島は後ろ盾も失ってしまった今、アバランチの敗北が決定的になったと悟り、「これからの行動はそれぞれに任せた方がいい」と山守に告げる。

山守はアバランチの解散を西城に告げる。しかし、解散に納得のいかない西城は、アバランチの取材を続けている記者・遠山(田島亮)に一縷の望みを託す。遠山は爆破事件の日に会場にいた西城の訪問に驚き、アバランチとどんな関りがあるのか尋ねる。西城は、自分がアバランチのメンバーだということ、そして今、何が起こっているのかを話すと告げ「どうすれば、みんなの無実を証明できるのか。知恵を貸してほしい」と遠山に頭を下げる。

遠山は「極東リサーチ」を衝くのが得策だという。西城はメンバーを特定していくが、まだ確固たる証拠が見つけられない。西城は悩んだ末に、三年前の事件の最後の生き証人である自分の父、神奈川県警刑事部長・西城尚也(飯田基祐)を調べるよう、遠山に頼む。しばらくして、遠山は西城刑事部長に武器横流しの内部リークがあったことを探り出した。しかし、その件はもみ消されたのだという。西城は、その証拠をもって父の元を訪ねることに…。

山守は藤田に会って話をすることを桐島に告げる。そして、最後にお願いだと言い、もしもの時のために会う時間と場所は把握しておいてほしいと桐島に頼む。しかし、藤田と会うつもりでアバランチのアジトを訪れた山守は、そこに藤田がいないことに驚く。

その頃、3年前の偽テロ事件の舞台となった廃ビルに、羽生と藤田の姿があった。アバランチチャンネルを通じて、羽生は藤田にメッセージを送っていたのだ。羽生は思いもよらなかった再会に軽口を叩き、藤田を抱擁する。「今、極東リサーチなんですね」という問いに「お前は俺が言った通り、直観でお前の正義を信じた。今は、俺の正義と食い違っているってわけだ」と藤田は答える。「どちらにしろ大山には俺を消せっていわれてますよね。どうするんですか?」さらにたずねた羽生は、「何があっても、俺は大山にはつきません。それは俺の直観です」と言い切る。すると、藤田は銃を発砲、羽生は左肩を打ちぬかれる。そして、さらに発砲され…。

■次回:第10話 あらすじ
藤田(駿河太郎)は山守(木村佳乃)ではなく、羽生(綾野剛)の前に現れた。3年前の偽装テロ事件現場で再会を果たした2人は、喜びもつかの間、互いが信じる“正義”の食い違いを思い知る。羽生は自らの直感で大山(渡部篤郎)側にはつかないと宣言。藤田は、「3年前、俺も含めて全員死んでいれば、お前と敵にならずに済んだのにな」とつぶやき、非情にも羽生に向けて2発の銃弾を放った。

一方、西城(福士蒼汰)は週刊誌記者の遠山(田島亮)と共に調べ上げた証拠を手に、父・尚也(飯田基祐)の元を訪れていた。息子として、同じ警察官として、父の不正を許せない西城は、尚也を告発しようとする。そして、隠れ家にいる牧原(千葉雄大)とリナ(高橋メアリージュン)に山守は生き残るのは自首するしかないと告げ…。

フジテレビ/カンテレ「アバランチ」は2021年10月18日より毎週月曜日よる10時スタート。主題歌:UVERworld、「AVALANCHE」、「EN」 /出演:綾野剛、木村佳乃、山中崇、駿河太郎、福士蒼汰、千葉雄大、高橋メアリージュン、田島亮、田中要次、利重剛、堀田茜、渡部篤郎、品川徹 ゲスト出演:黒川智花 ほか。Twitter公式アカウントは「@avalanche_kt」、PR動画は番組公式サイトにて公開中。

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