稀代のストーリーテラー・古沢良太が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」の出演者発表会が11月末に行われ、本日12月23日NHK_PRにて会見動画が公開された。



「昨年末に「嵐」という船を一度降りることになり、新たな冒険をしたいと思っていたときに、この話をいただきました。精一杯やらせていただきたいと思います」というコメントで、2023年大河の主演の徳川家康役を務めることが今年1月に発表された（1/19navicon記事）。その後、主要キャストが次々と発表され、松本潤と、新たな出演者が集まり行われた発表会見の様子をたっぷりと動画で、演じる役どころについて語っている。

ジャニーズの先輩であり俳優としてもその演技力に定評のある岡田准一は、演じる織田信長役について「圧倒的なイメージがある人物をチャレンジできるというのは、怖さもあり、楽しみもあり、両方あります」と語りながらも、これまで秀吉配下を演じることが多かったと前置きし、今作で秀吉を演じるムロツヨシを横目で見て「今まで振り回されてきた分、今回ムロさんを引きずり回せるのを楽しみにしている」、すかさず「「ムロさんを」じゃなくて「秀吉を」ね。」と訂正を入れるムロ。さらに「松本君を支えながらも心の面で引きずり回せるというか・・・」というと、「結局引きずり回したいんですね」とツッコミが入れる松本だが、「（オファーをもらって迷った時に、）岡田君が背中を押してくれて、そのおかげで、自分は今ここにいます」と謝意を示し、まさかアドバイスをもらった人物と共演するとは思わなかったと感激の様子。そして「実際も先輩なので、その憧れをそのまま役に通していけるのではないか」とコメント。

瀬名／築山殿役にキャスティングされた有村架純は、「脚本家の小沢さんが描く築山殿は、とてもて明るく天真らんまんで、“ちょっと天然”と書かれていたのですが、愛着のあるキャラクターになればと思い、家康さんの横でよく笑う太陽の湯女安心感のある存在で入れたらいいなと思っています」と早くも良妻のコメント。そんな有村を「おっとりした感じの雰囲気も合うと思うし、もっと活発な明るいキャラクターも合うと思うので夫婦の楽しさや温かさも同時に描けたら…」と松本も夫婦としての心構えを口にした。

「カタカナ5文字の私が豊臣秀吉をやる日が来るとは思わなかった」とキャスティングに驚いたというムロツヨシ。プライベートでも松本と親しいムロは、大河発表後に出演したバラエティ番組についてもコメントし、「非常に話が長いな」と松本はツッコまれながらも「小沢さんの書く秀吉の人物像をムロ君のイメージがすごくぴったり」と親しいムロとの共演も楽しみにしている様子。

会見欠席の野村萬斎からはVTRが届き、「室町時代に産まれた狂言をやっているせいか、戦国時代あたりは親しみというか故郷のような気もしております」、自身が演じる今川義元役に付いて「家康を鍛え上げる、松潤を鍛え上げる？」魅力的な役に期待を寄せている様子。そんな今川義元について松本は、捕らわれの身ながらいろいろなことを教わって、家康の基礎を作った人物と評し、野村からもいろいろなことを教わりながら芝居したいとコメントしている。

そして武田信玄役を演じる阿部寛は「上杉との戦いの中でいろいろな兵法を学んできた」といい、「山の中、いろんな武将の中で鍛えられてきた自分が、松本君演じる徳川家康に地響きのように家康に影響を与えることが出来たら嬉しいな」と抱負を語った。「ピリッとしますね」と背筋を伸ばした松本は、家康と信玄の関係を「何をしてもかなわない関係性」とたとえ、「阿部さんの大きな壁を感じながら、精いっぱいあらがって家康を演じたいです」とコメント。

そして「家康を描くことは戦国オールスターだと思うんです。有名な戦や武将が数々登場するので、そこを一つずつ楽しんで、いいものに描けるようにみんなで作っていけたらと思っています」という松本の言葉で会見は終わった。

公式Twitterには、松本潤たちからのコメントも公開されているので、こちらのチェックもお忘れなく。
⇒公式Twitter

■会見出席者
主演・徳川家康役 松本潤（嵐）
＜新たに発表された出演者＞
織田信長役 岡田准一
瀬名／築山殿役 有村架純
豊臣秀吉役 ムロツヨシ
今川義元役 野村萬斎
武田信玄役 阿部 寛
※今川義元 役の野村萬斎は会見欠席のためメッセージVTR出演。

■大河ドラマ「どうする家康」
【放送予定】2023年1月～12月
【制作統括】磯 智明
【プロデューサー】村山峻平、川口俊介
【演出】村橋直樹、川上 剛、小野見知
【時代考証】小和田哲男、平山 優
【風俗考証】佐多芳彦
【芸能考証】友吉鶴心
【人物デザイン監修】柘植伊佐夫

「どうする家康」は徳川家康の生涯を描く。今川家の人質として幼少期を過ごすも、三河武士の熱意に動かされた家康は、弱小国の主として生きる運命を受け入れる。織田信長や武田信玄という強者が割拠するなか幾つもののピンチを乗り越えた家康は、やがて天下を掴む。

◇NHK_PR「どうする家康」速報＆会見動画
◇NHK「2023年 大河ドラマ「どうする家康」主演は松本潤さん！」
◇Twitter：@nhk_ieyasu

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