『ショーシャンクの空に』【4Kデジタルリマスター版】花江夏樹ナレ予告編公開、著名人コメントも到着

2022年05月20日12時00分映画
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今夜5月20日(金)の「金曜ロードショー」(日本テレビ、金曜夜9時~11時24分)で地上波放送される『ショーシャンクの空に』が4Kデジタルリマスター版で6月17日(金)から新宿ピカデリーほかで全国順次公開されることが分かった!著名人からの激賞コメントや公開記念イベント情報などが到着、予告動画(1分版、30秒版、90秒版)も公開された。

世界で、そして日本で、洋画史上絶大的な人気を誇る『ショーシャンクの空に』が、色鮮やかな4Kデジタルリマスター素材でスクリーンへ甦る。



日本での人気の高さを象徴するかの如く、視聴者リクエストで選ばれて27年ぶりに5/20(金)に地上波テレビで放映されることになった本作は、ここ近年でもあらゆる映画ランキングでいまだに上位にランクインし、親世代から若者たちへ幅広い支持を受けている。
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今回、海外で新たに4KウルトラHD素材が製造されたことを機に、日本でも6/17(金)から全国順次公開が決定しました。より美しくなった映像は、登場人物の表情や心理描写を鮮明なものにし、観客を深く物語へと引き込み、感情を揺さぶる最高の映画体験となることだろう。

さて、今回の日本劇場公開のために、本作のファンだという花江夏樹が予告編のナレーションを担当してくれた。あらためて『ショーシャンクの空に』の素晴らしさがわかりやすく伝わる内容になっている。

予告編<1分版>
予告編<30秒版>
予告編<90秒版>

また、著名人からも今回の劇場公開を記念してコメントが多く寄せられた。スティーブン・キングに詳しい方から、本作を舞台化した演出家・白井晃、映画自体のファンだったという七海ひろきなど、多種多様な角度でコメントとなっている。

コメント
キングの語る悲劇は不運と自由意志の相克から生まれる。そして戦慄の闇が濃いほどに一条の光がきわだつ。そのパンドラの箱に残った“希望の輝き”を象徴するのがラストの美しい海岸シーンだ。これだけでも大スクリーンで鑑賞する価値がある。
(幻想文学研究家・翻訳家/風間賢二)

“希望はいいものだ。たぶん最高のものだ。いいものは決して滅びない”
本作もまた、永遠に語り継がれる宝物であり、いつまでも滅びない。あの希望と友情は、時代を超えて輝き続ける。
(ゲームクリエイター/小島秀夫)

不条理極まりない世界で私たちが生き抜く術は、希望を持ち続けることだとこの映画は教えてくれる。
(演出家・俳優/白井晃)

初公開時には、メルヴィル以降のアメリカ文学の伝統を連想したものだ。しかし現在見直せば、全ての不条理な災厄下の人々へ、これほどに生命力を与えてくれる作品はない。
(アメリカ文学者、慶應義塾大学名誉教授・慶應義塾ニューヨーク学院長/巽孝之)
(※巽先生の「巽」は巳(ミ)が二つ(巳巳))

希望を捨てずに生きる主人公アンディの心の強さに憧れます。
何度も観て何度も感動した、あのラストシーンを映画館で見られるなんて、とても嬉しいです。そして沢山の人に観て頂きたいです!
(俳優・声優/七海ひろき)

実直さ、友愛……人が生きる上で一番大事なことを教えてくれて、観た人全てがベスト映画にするほどの不朽の感動傑作。スクリーンで観られるチャンスを逃しちゃダメ。
(映画ライター/よしひろまさみち)


また、公開記念のイベントも続々決定している。シネマンションイベントは既に販売中で残席が少ないがが、最近上梓した『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』が評判の編集者・稲田豊史と映画ライターよしひろまさみちのトークイベントも決定している。詳しく映画公式サイトで確認できる。

『ショーシャンクの空に』4Kデジタルリマスター版 トークイベント付き先行上映
場所)ヒューマントラストシネマ渋谷
〒150-0002東京都渋谷区渋谷 1-23-16 ココチビル 7・8F
Tel:03-5468-5551
日時: 6/2(木) 19:00 開場/19:15 開映
  21:40頃 トークイベント開始
  22:20 イベント終了予定
登壇者:よしひろまさみち(映画ライター)x 稲田豊史(ライター・コラムニスト・編集者)
料金:通常の映画鑑賞料金
チケット販売スケジュール:5/30(月)19:00~オンラインチケット発売
残席アリの場合、5/31(火)劇場オープン時、窓口でも販売開始

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【作品基本情報】
1994年/アメリカ/カラー
上映時間:142分
映倫:「G」区分
監督・脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング(「刑務所のリタ・ヘイワース」)
製作:ニキ・マーヴィン
音楽:トーマス・ニューマン
出演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン(★アカデミー賞主演男優賞ノミネート)、ボブ・ガントン、クランシー・ブラウン

※第67回アカデミー賞 作品賞(ニキ・マーヴィン)、主演男優賞(モーガン・フリーマン)、脚色賞(フランク・ダラボン)、撮影賞(ロジャー・ディーキンス)、編集賞(リチャード・フランシス=ブルース)、録音賞、作曲賞(トーマス・ニューマン)にノミネート

映画情報HP

【原作本情報】
本映画の原作「刑務所のリタ・ヘイワース」 を収録する「ゴールデンボーイ–恐怖の四季 春夏編−」は全国の書店で販売中Amazonでチェック