道枝駿佑(なにわ男子)が次に挑む謎は華やかなオペラの舞台「金田一少年の事件簿」第8話ネタバレと第9話予告

2022年06月20日10時47分ドラマ
@日本テレビ

醜い顔を仮面で隠した怪人ファントム(古川雄大)が人気女優のレオナ(山本舞香)のために次々と殺人を犯すのか?日本テレビ新日曜ドラマ「金田一少年の事件簿」2022年6月26日よる10時30分、第9話「オペラ座館 ファントムの殺人」を放送!予告動画が番組公式サイトで公開されている。



なにわ男子の道枝駿佑が主演する「金田一少年の事件簿」は、6月19日に第8話を放送した。「金田一」らしい村での祟りや家族間での遺産相続のドロドロがからむ話となった。お金持ちが貧乏人を苛め抜く、復讐のために子供を交換して、財産をつがせようとする……。金田一耕助シリーズに多くでてきそうな話となった。1時間で謎を解くため、やや展開に無理があるところもあったが、善良そうに見えた紫乃(仙道敦子)が自分が生んだ子供のためとはいえ、育てた子供をあっさりと殺してしまう恐ろしさも描かれた。

6月26日に放送される第9話は、オペラ座での事件となる。毎話、豪華なゲストが出演することが話題となるが、第9話はその中でもとびきり華やかな俳優陣たちがゲストに来る。劇団「遊民蜂起」の団員役・湖月レオナ役に山本舞香、ミステリールポライター・白神海人役に戸塚純貴、音楽家・響静歌役に霧島れいか、元「遊民蜂起」の団員・霧生鋭治役に古川雄大、舞台演出家・黒沢の一番弟子・影島十三役にコング桑田、「遊民蜂起」のかつての団員・氷森冬彦役に七瀬公、「遊民蜂起」の団員・城龍也役に増田昇太、三鬼谷巧役に六角慎司、絵門いずみ役に石川萌香が出演する。

火災によって大やけどを負った「ファントム」と呼ばれる霧生鋭治役を演じる古川雄大は実際でも多くのミュージカルに出演している。舞台を中心として活躍してきたが、近年はテレビドラマにも沢山出演している。現在放送中の「恋なんて、本気でやってどうするの?」、2021年秋ドラマの「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」、朝ドラ「エール」の出演も記憶に新しい。そんな古川は「金田一少年の事件簿」でどんな姿を見せるのか。

■前回:第8話ネタバレあらすじ
剣持警部(沢村一樹)の幼なじみで、くちなし村の由緒ある巽家に嫁いだ紫乃(仙道敦子)の元に脅迫状が届いた。そこで剣持は一(道枝俊佑)と美雪(上白石萌歌)とともに巽家へ向かう。バスの中には真っ黒い服装の男がいた。外には首を斬られた落ち武者の霊を鎮める生首祭での仮装をした男たちがいた。

紫乃に届いた脅迫状は“首狩り武者”を名乗る人物からで、巽家に恨みを持つ者からと思われた。紫乃の亡き夫は、財産と家督を先妻との子である長男の龍之介(吉村界人)ではなく、連れ子の二男、征丸(福山翔大)に継ぐと遺していた。そのため征丸は脅迫状が龍之介の仕業だと疑う。

一はからくり部屋に泊まっている赤沼に呼び出された。赤沼は紫乃の亡き夫の友人だとなのっている男で、バスで一たちがみかけた黒装束の男だった。そして、呼び出されると、回転扉の先に赤沼の首のない姿があった。密室となっていた部屋を一と深雪、剣持が部屋を調べると窓枠が1本だけ簡単にはずれるようになっていた。しかし、窓枠を外したとしても人間が出入りできる広さではない。

さらに、生首祭を訪れた一と美雪の前に“首狩り武者”が姿を現し、深雪と一が連れ去られた。そこには征丸の首と布に包まれた首があった。布に包まれた首は赤沼だと思われる。そのことを一が紫乃に告げると紫乃はショックで倒れてしまう。小学生のころ優しくしてもらった紫乃を思っている剣持は「一のじっちゃんの名に懸けて」といって、謎を解くために全員を集めた。剣持は犯人は使用人の仙田猿彦(田鍋謙一郎)だという。トリックを解いてみせた。猿彦は以前サーカスで働いていた。普通の人ならできないがロープを渡って逃げたと推理した。一はその推理に納得しなかったが、猿彦の遺体が見つかった。

猿彦は銃の暴発により死亡していた。猟銃に鉛が詰められていたのだが、そのことは亡くなった先代と使用人のウメ、紫乃だけが知っていたという。猿彦の遺留品からその昔、巽家の子孫にだまし討ちにされた武将の家紋が入った刀が発見されたため、復讐で殺したのだと思われた。

剣持、一、深雪は帰ることになった。途中のレストランで佐木(岩﨑大昇/美 少年)と偶然に会う。その時、回転扉が開き、一はトリックを解明した。もう一度、くちなし村に戻る。征丸が亡くなった今、次期当主は龍之介と決まりかけた時、一たちが戻ってきて、トリックの解明をもう一度始める。

剣持が推理したトリックには盲点があった。猿彦はサーカスを辞めたのだが、それは高いところから落ちて怪我をしたためで、今では高所恐怖症になっている。つまり、猿彦はロープを伝って密室からでることはできない。このことを知っている人物が猿彦に罪をきせるためにやったことだった。銃が暴発することを知っている人物が犯人となる。赤沼は真犯人と猿彦が一緒に作り上げた架空の人物だった。赤沼と思われていたからくり部屋の首なし死体は征丸のものだった。

銃で龍之介が征丸を脅したことがあったが、紫乃はものすごい剣幕で龍之介をしかった。もし、銃を撃てば暴発して龍之介が死ぬ。実は、龍之介の母親が紫乃で、征丸は実の子ではない。犯人の目的は征丸を殺し、龍之介に巽家を継がすためだった。一は「紫乃さん、あんたこそこの事件の真犯人・首狩り武者だ」と言い放った。

回転扉を使って赤沼に扮した猿彦が一たちが部屋に入る時に外にでていた。トリックは解けた。紫乃は貧しく高校時代から先代の綾子にいじめられていた。高校を中退し、絶望していた。近寄ってきた男と関係を持ってしまい子供を身ごもった。病院で偶然、綾子と会ってしまった。綾子も同じ時期に子供を産んだ。紫乃は生まれたばかりの二人の子を交換してしまった。そうすれば、綾子の子は自分と貧しく生き、自分の子は綾子の元へいき贅沢な暮らしができると思ったのだ。

龍之介は「なら、なぜ、いまさらやってきた」と紫乃を責める。紫乃が来なければ、スムーズに家督を告げたのだと。紫乃はどうしても顔がみたかったのだという。龍之介の本当の父親は猿彦だった。猿彦は紫乃が財産家と再婚したことを知ると金をせびるためにやってきた。そして、紫乃はそんな猿彦に犯罪を加担させ、最後に銃を使って自分を撃つように仕向け、結果的に猿彦は死んだ。毒の入った茶を飲んで紫乃は自らの命を絶った。

母親の愛の深さにおどろく深雪達は剣持のおごりで肉を楽しむために佐木のいるレストランに入っていった。


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■第9話あらすじ
一(道枝駿佑)達が、舞台“オペラ座の怪人”を見るため、音楽家の響(霧島れいか)がオーナーをつとめるオペラ座館へとやってきた。ヒロイン役の人気女優、湖月レオナ(山本舞香)に会えることもあり美雪(上白石萌歌)も佐木(岩﨑大昇)も大喜びで一緒に行った。

劇団を辞めた氷森(七瀬公)がレオナに接近すると、劇団員の三鬼谷(六角慎司)に激しく拒まれる。他の劇団員も、レオナの引き抜きを異常に警戒していた。演出家の影島(コング桑田)の指示で、いずみがステージの中央に立つ。しかし次の瞬間、シャンデリアが落下し、いずみが絶命してしまう。

実は3年前、この劇団には火事で顔に大やけどを負いつつも、ファントムを熱演した天才俳優、霧生(古川雄大)がいた。ライターの白神(戸塚純貴)は、館に潜むファントムという怪人の仕業だと言う。その影は、剣持警部(沢村一樹)やレオナの前にも現れ、新たな惨劇が起こってゆく…。

日本テレビ 2022年4月24日スタート。毎週日曜日よる10時放送、「金田一少年の事件簿」。出演:道枝駿佑(なにわ男子)、上白石萌歌、沢村一樹、岩﨑大昇(美 少年)、ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kindaichi_5」。

日本テレビ「金田一少年の事件簿」番組公式サイト
日本テレビ「金田一少年の事件簿」番組公式Twitter @kindaichi_5

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