NHK土曜ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」第2話、松坂慶子と岩田剛典が悪人を成敗?第1話ネタバレと予告

2022年10月09日12時11分ドラマ
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10月8日(土)放送のNHK土曜ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」(NHK、夜10時)第1話で松坂慶子が不器用だけど憎めない主人公をチャーミングに好演!10月15日放送の第2話でムショ上がりの岩田剛典が犯罪アドバイザ―として悪人成敗の計画を伝授するのだが・・・予告動画は番組公式サイトで公開された。



一橋桐子(松坂慶子)が刑務所で余生を過ごすためにムショ活を始める青春終活グラフィティ「一橋桐子の犯罪日記」が10月8日にスタートした。第1話では唯一の親友・宮崎知子(由紀さおり)を亡くした悲しみに暮れる桐子が、詐欺に遭い、引っ越しを余儀なくされ悲しみのどん底へ・・・。明るい余生のために刑務所暮らしを夢見るが、元が真面目な桐子は万引きにも偽札作りにも失敗を重ね落ち込む中、偶然出会った女子高生・長澤樹(榎本雪菜)の応援を受け、「ムショ活」に前向きになっていく姿が描かれた。

主演の松坂慶子が、気弱だけど、どこか憎めない桐子をチャーミングに演じ、コメディエンヌとしての魅力を発揮。さらに桐子の“心の俳句”が物語の途中に織り込まれる演出もあり、初めは暗い句ばかり詠んでいた桐子が、「蝶ひらり 塀を超えれば 極楽ぞ」や「春の夢 娑婆に友なり 未練なし」と笑顔でとムショ活へ前向きな気持ちを詠むところは思わず応援したくなる。

さて、第1話でさっそく万引き、偽札に失敗した桐子だが、10月15日放送では、泥棒に挑戦する。桐子が岩田剛典演じる久遠樹から闇金からお金を盗み出す手ほどきを受けるのだが、予告では久遠を紐でぐるぐる巻きに縛り上げる桐子の姿があるが。果たして桐子は悪人を成敗し、刑務所へ行くことが出来るのか?第2話もお楽しみに。



■第1話ネタバレあらすじ
一橋桐子(松坂慶子)は、3年間同居していた唯一無二の親友・宮崎知子(由紀さおり)が病気で亡くなり、哀しみの淵に沈んでいた。年金&パート生活も楽ではなく、毎日が空虚な日々となっていく。さらにお焼香にやって来た男性にお金を盗まれてしまい、知子と暮らしたアパートを追い出される羽目に。このまま孤独死してしまうのではという思いが、桐子の心を絞り上げていく中、桐子はテレビで見たある逮捕者の「この世に未練はなかった。刑務所に入りたくてやった。」という供述に心を奪われる。

「万引きをしたら刑務所に行ける」思い詰めた桐子は、たまたま立ち寄ったスーパーで知子の大好きなイチゴ大福を大量に万引きしてしまう。その様子をアルバイトの長澤樹(榎本雪菜)に見つかり、事務所へ連れて行かれてしまう。「警察を呼んで欲しい」と訴える桐子だが、樹に説教され泣き出してしまう。哀れに思った店長は、「買い取ったら帰っていい」と警察を呼んではくれなかった。

それから桐子は家賃3万円のボロアパートへ引っ越すが、かび臭い上に薄気味悪い部屋に辟易する。俳句仲間で桐子の憧れの人でもある三笠隆(草刈正雄)からデートの誘いを受け、ウキウキして出かけてみるも、行ってみると隆からフィアンセ・斉藤薫子(木村多江)を“桐子の話し相手”として紹介される始末・・・。

「いいことなんて、もう何もないわ」と落ち込む桐子だったが、ふとパート先のパチンコ屋店長、久遠樹(岩田剛典)が刑務所あがりだったことを思い出した。「趣味で書いている小説のネタのため、刑務所のことを教えて欲しい」と嘘をついて久遠から刑務所の話を聞いてみると、懲役は大変だけど娑婆より天国と思う人もいるらしい。3食困らないし、花見もクリスマスにはケーキも出る。桐子みたいに仕事が出来ない人間には軽作業もあるし、体が弱れば介護の面倒も見てもらえる。身寄りのない老人にとっては天国かもしれないと教えてくれた。さらに桐子は、人に迷惑をかけない丁度いい犯罪ってないかを訪ねると、久遠は簡単で罪が重い偽札を勧めてきた。

さっそく桐子は全財産の2万3千円を銀行口座からおろし、コンビニのコピー機へ向かった。桐子は真剣にお札をコピーしようとするが、周りにいた不良に絡まれうまくいかない。そこへスーパーで桐子を捕まえた樹が現われ、孫を装ってコンビニから連れ出した。どうしてお札をコピーしようとしていたのか問い詰める樹に、刑務所に入りたかったと切実に訴える桐子。「やっていいことと悪いことがある」と樹に正面切って説教される桐子だが、知子を失った悲しさと自分の境遇をどうしたらいいかわからず思わず泣いてしまった。

しばらく桐子の話しを聞いていた樹は、「本気ならすぐ諦めちゃだめ。諦めなければ何とかなるから。」と応援してくれた。それから樹の言葉を信じ、本気でムショ活に励むためパートの仕事にも力が入る桐子。そして久遠に受講料の1000円を渡し、「偽札よりいい犯罪ないかしら」と教えを請う桐子は、悪人からお金を泥棒することを提案される。そこで桐子は、以前から桐子にお金を貸そうとしていた闇金業を営む寺田一男(宇崎竜童)にターゲットを絞り、彼からお金を借りる代わりに事務所を掃除する条件を出し、事務所の金庫を盗む計画を企むのだった。

■第2話「悪人は成敗すべし」あらすじ
ムショ活をスタートさせた桐子が次に狙うのは“泥棒”。闇金業を陰で営む寺田の事務所の清掃員として潜入し、そこで大金を盗んで捕まれば、刑務所へ行けると計画を練る。金庫や大金が隠してありそうな場所を見つけては必死に探すが、なかなかお金は見つからず・・・。更に事務所荒らしの泥棒を捕まえ寺田に感謝されてしまう。果たして桐子の泥棒計画は成功するのか?

NHK総合10月8日スタート、土曜ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」。出演:松坂慶子、岩田剛典、長澤樹、片桐はいり、宇崎竜童、木村多、由紀さおり、草刈正雄ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_dramas」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

NHK「一橋桐子の犯罪日記」番組公式サイト
NHK俳句番組公式サイト

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