「科捜研の女2022」マリコが土門を“パートナー”と正式に認定!さらなるステップUPに期待が高まる!第3話ネタバレと第4話あらすじと予告

2022年11月02日10時47分ドラマ
@テレビ朝日

11月1日(火)「科捜研の女 2022」(テレビ朝日、よる9時)第3話では、優秀な日本の科学者の厳しい現状が描かれた。8日(火)に放送される第4話に濱田龍臣が“骨格標本アーティスト”役ゲスト出演する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)ら個性あふれる研究員たちが、科学捜査で難事件に挑む人気サスペンス。

11月1日に放送された第3話で、福士誠治が科学者を売買するブローカー・奥居秀俊役で登場した。日本の優秀な人材を、海外に流出されてしまう奥居の仕事に非難の目を向ける科捜研メンバーたち。しかし、奥居が言うように日本の科学者たちの現状は厳しいもので、今回の犯人だったポスドク(博士研究員)も薄給と待遇の悪さに悩んでの犯行だったのは、なんとも悲しい結末だった。

ドラマラストで、ふたたび奥居にマネジメントさせてくれと勧誘されたマリコは、自分には最高の仲間と、共に同じ目標に向かって進むパートナーがいると土門を見つけながら告げると、ついに“パートナー”と認めたと視聴者からは歓喜の声があがった。マリコを迎えに来た土門が「何話してたんだ?」と訊ねると、「何でもない。帰りましょ」とマリコは微笑み、2人仲良く去っていく様子にどもマリファンは感無量。Twitterには「ニヤニヤがとまりません」「このやりとりが見たかった!」「マジ最高!」とコメントが集まり、「パートナー」がトレンド入りする盛り上がりを見せた。

11月8日に放送される第4話に、濱田龍臣 がマリコの骨格に魅せられる“骨格漂本アーティスト”連城源役でゲスト出演する。源は、生物の骨の神秘に魅せられた“骨マニア”ともいうべき青年で、マリコに「あなたの骨、バランスがとれている。あなたを透明標本にしたらきれいだろうなぁ」と語りかけ、捜査が難航するなか、源はマリコに「どうやって彼を骨にしたのかまだわからないの? これから榊さんにもやってあげようか?」と不気味な発言を投げかける。

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬の幼少期を演じて以降、人気特撮「ウルトラマンジード」で主人公の朝倉リク/ウルトラマンジードを好演するなど、人気子役から期待の若手俳優へと成長を遂げた濱田。連城源役では思考の読めないミステリアスな青年役に挑み、これまでのさわやかなイメージとは真逆の演技に注目したい。

■前回 第3話:ネタバレあらすじ
大学理工学部の学部長・兼平政則(山崎銀之丞)が、大学内の自室で死んでいるのが見つかった。臨場した榊マリコ(沢口靖子)は遺体の手指に赤い発疹があることに気づき、アレルギーを疑う。
 
まもなく、マリコの推測どおり、兼平はラテックス(天然ゴム)アレルギーで、過去にアナフィラキシーショックを起こしたことがあると判明。今回は2度目のショックを起こして重篤化し、死に至ったものと思われた。しかし不思議なことにラテックス製品は室内に何ひとつないばかりか、遺体が発見されるまで部屋には誰も出入りしておらず、密室だったことがわかる。

土門薫刑事(内藤剛志)は、兼平に脅迫メールが多数、届いていたことを突き止める。実は、優秀な研究者が海外に多く流出していることに危機感を抱いた兼平は最近、複数の国内企業と組んでシンクタンクを設立したのだが、それを面白く思わない人物も多かったようだ。また、そのシンクタンクは、兼平の愛人とウワサされる准教授・三浦葵(鳴海唯)を優遇するためのものとも揶揄されていた。

やがて、兼平が死の直前、10年前まで研究室に在籍していた奥居秀俊(福士誠治)に電話をかけていたことがわかる。奥居は現在、日本の科学者を海外に紹介して大金を得る“科学者専門の人材ブローカー”として暗躍している人物。奥居は日本の優秀な科学者の劣悪な現状を憂いており、「果物でもなんでも優秀なものは海外に流出している。人類全体の科学の発展につながる」という持論をもっている。マリコの経歴も調べ上げているらしく、「あなたになら最高の転職先を紹介できる」と名刺を渡してきたばかりか、密室の外からアナフィラキシーを発症させる方法を突き止めて優秀な科学者であることを実証してみせろと言い放つ。

そんな中、君嶋直樹(小池徹平)の娘が“おたふく風邪”にかかり、君嶋は自宅からリモートでミーティングに参加する。奥居からはアナフラキシーを発症させる様々な方法を提案されるが、どれも現実的なものではない。奥居の部屋を徹底的に調べたマリコは、奥居が三浦の研究室に出入りしている証拠を掴む。奥居は三浦にワシントンの研修所を紹介していた。

仕事に復帰してきた君嶋から“おたくふワクチン”の話を聞いたマリコは、ワクチンの抗体には一時的なものもあるという言葉に引っかかり、三浦が通っているブドウ農家「まむらファーム」を訪れる。そこで、人気の品種「クレオパトラ」の苗が違法に海外サイトで売買されているという事を聞かされる。

三浦が「まむらファーム」で、ペプチドの働きを利用した植物にとってのワクチン開発の研究を行っていたことを知る。科捜研のメンバーは兼平教授の部屋に会った盆栽を精査し、スズエマツの盆栽に、ラテックスを形成するペプチドが噴霧された形跡を見つけだす。

兼平教授にアナフラキシーショックを起こし殺害を企てたのは、博士研究員の橋本(佐々木誠)だった。橋本は雑務での残業続きのポスドの薄給に苦悩し、「クレオパトラ」を海外サイトで売っていた。それを兼平教授に咎められ、三浦の研究室からペプチド溶液を盗み出し、ラテックスを混合して兼平教授の盆栽に噴霧。兼平が盆栽を手入れした際にアナフラキシーを起こし、証拠となるラテックスは盆栽に吸収され、別のたんぱく質に変化していた。

三浦の研究内容を知っていた奥居は、犯人が彼女だと思い込み、あたかも自分が犯人のようにふるまっていたのだった。しかし、彼女の研究が殺人に使われたため、奥居は海外移籍の話は白紙に戻した。奥居は改めてマリコに「最高の研究環境を用意させていただきたい。貴女のマネジメントをさせてください」と申し出るが、マリコは「私が必要だと考える鑑定に、全力で取り組んでくれる仲間がいる。時には叱って励ましてくれる上司がいる。そして、いつも同じ目標に向かって進む、パートナーがいる。…科学者として最高の環境なんです」と言い切る。そてし、マリコの元にやってきた土門に「帰りましょう」と微笑みかけ、2人は寄り添って去って行った。

■次回 第4話:あらすじ 
白骨が入っていた発泡スチロール箱から、養殖業者の存在が浮上。土門とともにその会社を訪ねたマリコは、経営者・連城友孝(谷口高史)の甥で、養殖場に住み込みで働く源(濱田龍臣)と出会う。源は仕事のかたわら、魚の透明骨格標本を作るアーティストとして活動しているらしく、部屋中、幻想的な骨格標本がズラリと並んでいた。源からいきなり「あなたの骨、バランスがとれている。あなたを透明標本にしたらきれいだろうなぁ」と告げられたマリコはギョッとする。そんな中、マリコの“復顔”作業がきっかけとなって、白骨の身元が判明し、源とつながりのある人物とわかる。

さらに、被害者は白骨遺体が見つかる20日前まで、確かに生存していた事実も発覚。通常、わずか20日間で遺体が白骨化することは考えられない…。そんなにも短期間に犯人はどうやって遺体を白骨化させたのか?マリコたちは難題に突き当たるが、海外の研究結果を調べた君嶋がマリコにひとつの可能性を提示し…。

テレビ朝日「科捜研の女2022」は10月18日スタート。出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰/第3話ゲスト出演:福士誠治、鳴海唯 、山崎銀之丞、佐々木誠/第4話ゲスト出演:濱田龍臣 、谷口高史 ほか。主題歌:坂口有望『サイレント』。番組公式Twitterアカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「科捜研の女2022」番組公式サイト

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