「PICU小児集中治療室」高杉真宙は一命を取り留めた!吉沢亮の母・大竹しのぶは膵臓癌?第5話ネタバレと第6話あらすじ

2022年11月08日10時13分ドラマ
@フジテレビ

11月7日、月9「PICU小児集中治療室」(フジテレビ、月曜夜9時)の第5話が放送され、親友の自殺未遂という事態に遭遇した武四郎(吉沢亮)に母・南(大竹しのぶ)がかけた言葉が心に刺さった。14日に放送される第6話では、心臓移植が必要な重症患者に対応する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



吉沢亮主演の小児医療ドラマ「PICU小児集中治療室」の第5話が2022年11月7日に放送された。第5話で心配されたのは、武四郎(吉沢亮)の親友である矢野悠太(高杉真宙)だ。医学部への進学はたとえ公立の大学でも費用は高い。悠太は学生時代に奨学金を受けていたが、その返済免除のために所定の病院の救急医として働いているのだが、そこはパワハラも多い過酷な仕事場だった。あまりのストレスに自らの命を絶つことを考えた悠太だが、救命医の東上宗介(中尾明慶)たちの尽力で一命を取り留めた。

悠太が意識を取り戻した後、武四郎が幼なじみならではの昔のかっこ悪い話もする。理解しあえていると思っていたのに、自分ばかりが愚痴をこぼしていたことをわびる。悠太も武四郎だからこそ、自殺しようとした思いを口にできた。このシーンは第5話で一番じーんとくるシーンとなった。もっとも、そのシーンを引き出したのは、武四郎の母・南(大竹しのぶ)が息子にかけた「悠太の命は悠太のもの」という台詞だ。

そんな南の異変に武四郎が気がついていないのが心配だ。食事もとれず、痛みのために倒れるてしまう。さらに武四郎の部屋の医学書で膵臓がんについて調べている。悠太の命は助かったものの、南が大丈夫なのかが次週以降気になる。

11月14日に放送される第6話には人気子役の稲垣来泉がゲスト出演する。9月まで放送されていたNHK朝ドラ「ちむどんどん」ではヒロイン・暢子の幼少期を演じた。稲垣来泉演じるのは札幌の丘珠病院PICUで治療を受けている小児患者に思いを寄せる小学6年生の優里役となる。「優里ちゃんの優しい気持ちを表現できるといいな」と思って演じているという。

吉沢亮演じる志子田武四郎のことを「しこちゃん先生」と呼び、優しく指導してくれる植野医師役を演じている安田顕のインタビューが番組公式サイトにアップされた。安田は北海道出身でそのことを誇りに思っているという。55万人の子供のためにも医療が必要と考えているという。「子どもたちには未来があり、それを奪う権利は誰にもないのですから、そういう子どもたちの命と向き合うと言うのはどういうことなのかを考えながら演じたいですね」と医療ドラマとしての意識について話している。また、植野のモデルである埼玉県立小児医療センター小児救命救急センター長・植田育也医師から感じたことなども掲載されている。本文全文は番組公式サイトに掲載されている。

■前回:第5話ネタバレあらすじ
丘珠病院に、志子田武四郎(吉沢亮)の親友の矢野悠太(高杉真宙)が救急搬送されてきた。救命医の東上宗介(中尾明慶)をPICU科長の植野元(安田顕)が助ける。武四郎は、突然のことに激しいショックを受けながらも、PICUの仕事に取り組もうとする。

そんな折、植野は、新たに急性リンパ性白血病で7歳のころから丘珠病院の小児科を受診している10歳の立花日菜(小吹奈合緖)と、函館の病院で心拡大が悪化している12歳の小松圭吾(柊木陽太)をPICUで受け入れると綿貫りさ(木村文乃)や武四郎たちスタッフに伝える。

日菜は先月から化学療法で寛解を目指して治療していたが、副作用で白血球が急激に減少していた。日菜は武四郎が小児科にいた頃から診ていたこともあり、武四郎の顔を見ると自然と笑顔になる。「武四郎ファンクラブ」の会長だというが、会員は一人だといって皆を笑わせてくれる。

圭吾は心拡大が悪化し函館での治療継続が難しくなっていた。植野は、圭吾をより安全に搬送するため、ついにドクタージェットが使えることになったと武四郎たちに伝えた。その話を聞いて、現在、網走から防災ヘリで運ばれてきてそのまま丘珠病院に入院している杉本淳之介(松野晃士)をジェットで網走に返すことができないかと考えた。しかし、費用面からそれはNGとなった。しかし、諦めきれない武四郎は植野とともに鮫島知事(菊地凛子)のもとへ向かう。しかし、結果は変わらなかった。鮫島は鮫島で苦労していると植野は話し、自分も若いころは仲間に助けられたという。

悠太の症状は変わらず、意識を取り戻さないままだった。そんな折り、日菜の症状が急変してしまう。りさが点滴のラインをとろうとするが、手が震えていた。植野はりさに変わって対処して、症状は落ち着いた。日菜の母親はなんで娘ばかりがこんな思いをしなくてはいけないのかといい、「命を粗末にしている人をみると代わってほしい」と思ってしまうと話す。

武四郎が家に帰ると悠太からの小包が届いていた。以前、札幌に来た際に貸した服を返送してきたのだ。そこに一通の手紙もあった。読んでみると「俺が死んだら後」と書いてある。日菜の母親の悲痛な思いを聞いた後だけに大きな声を上げてしまう。驚いた南(大竹しのぶ)が部屋に来る。武四郎は悠太が自殺未遂としていたのだといい取り乱す。そんな武四郎に「悠太の命は悠太のものだ」といい、これからのことを考えるように諭した。

悠太の意識が戻ったという連絡をうけて武四郎は病室へ急ぐ。「ごめん、疲れちゃった」と話す悠太に昔話を聞かせ、だめなところも見せてきたといい、悠太のだめなところも見てきたはずなのに最近の変化に気がつかなかったことをわびる。悠太はあまりの忙しさやパワハラから逃げ出したかったのだという。病室には幼なじみの舞(菅野莉央)と桃子(生田絵梨花)もやってきて、「バカ」といいつつ悠太の無事を喜んだ。

植野はりさに急がなくていいという。植野は以前新人で入ってきた医師に自殺されたことがあるのだ。「いろんなことを抱えてもいい。でも、一人で抱え込まないで」と告げる。

桃子とバスを待っていた武四郎は、悠太は網走に帰らない方がいいと思うと話した。

そのころ、南は武四郎の部屋にある医学書で膵臓がんの項目を見ていた。

■第6話あらすじ
志子田武四郎(吉沢亮)は、先輩医師の綿貫りさ(木村文乃)とともに、急性リンパ性白血病で入院中の立花日菜(小吹奈合緖)の回診を行う。函館から運ばれてからずっと意識がなかった小松圭吾(柊木陽太)が目を覚ます。

武四郎は、PICU科長・植野元(安田顕)、麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)、小児外科科長の浮田彰(正名僕蔵)、救命医の東上宗介(中尾明慶)らとともに、圭吾くんの今後の治療方針を検討する。拡張型心筋症で、心不全の憎悪を何度も経験している圭吾くんには、心臓移植が必要だが、本人は希望していない。

フジテレビ 10月10日スタート、月9「PICU小児集中治療室」。出演:吉沢亮、安田顕、生田絵梨花、高杉真宙、菅野莉央、甲本雅裕、中尾明慶、正名僕蔵ほか。番組公式Twitterアカウントは「@PICU_cx」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ月9「PICU小児集中治療室」番組公式サイト

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