「科捜研の女2022」第4話にHKT48・矢吹奈子が事件の重要人物でいじめを苦に自殺した女子高生役で登場…ネタバレと第5話あらすじと予告

2022年11月09日09時48分ドラマ
@テレビ朝日

11月8日(火)「科捜研の女 2022」(テレビ朝日、よる9時)第4話では、濱田龍臣がダークでミステリアスな“骨格標本アーティスト”役を好演。15日(火)に放送される第5話に、天才物理学者物理・古久沢(石黒賢)とつながりのあるリケ男役で西銘駿がゲスト出演する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)ら個性あふれる研究員たちが、科学捜査で難事件に挑む人気サスペンス。

11月8日に放送された第4話に、先月グループ卒業を発表したばかりのHKT48の矢吹奈子が、容疑者となる源(濱田龍臣)の高校時代の同級生・布川美里で ゲスト出演。可憐なJK姿を披露し、事件の核心に関わる重要キャラクターを繊細に演じた。

美里は被害者の板橋からうけていたいじめを苦にして自死しているのだが、源が彼女との思い出を振り返るシーンでは、前向きで正義感が強い、明るく魅力的な女性として描かれた。一方、濱田演じる骨格標本アーティストの源は、マリコに不気味な発言を繰り返しダークな印象。しかし、源は美里の母が板橋に復讐したのだと思い込み、自分が犯行を行なったかのように装い、猟奇的な人物としてふるまっていただけで、ただ口下手なだけの人物だった。犯人は美里の母でもなかったが…。

11月15日に放送される第5話に、西銘駿が天才物理学者・古久沢明(石黒賢)に心酔する大学院生・岩城達夫役で出演する。深夜の大学“動物音声学研究室”で助教の男性が何者かに襲われて死亡。犯人を目撃したのは研究用に飼育されていた1匹のサルだけという難解な事件が発生する。事件当夜に“泊まり番”として研究室に残っていた岩城は、仮眠室で寝入っており、事件には気づかなかったと証言。やがてマリコは事件の背後にちらつく古久沢の影に気づく…。

西銘は主演を務めた「仮面ライダーゴースト」(2015/テレ朝)でブレイク以降も、数々の映像作品や舞台に挑戦し、表現力の広さを示してきた。NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の最終話にサプライズ出演したことでも話題を集めている。理系の学生役はドラマ「リケ恋〜理系が恋に落ちたので証明してみた。〜」(2018/テレ玉)で演じた経験があるが、今回は多忙な研究生活の中で鬱屈した感情を芽生えさせる大学院生をリアルに演じ、決して無視することができないインパクト大の存在感を放つ!

■前回 第4話:ネタバレあらすじ
漁港の廃棄物集積所に捨てられていた発泡スチロール箱の中から、人骨が見つかった。榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研が鑑定にあたったところ、20代男性のものとわかった。肩甲骨の背面側に傷が残っていたため、鋭利な刃物で背中を切りつけられ、殺害されたものと思われた。

白骨が入っていた発泡スチロール箱から、養殖業者・連城水産が浮上。土門薫刑事(内藤剛志)とともにその会社を訪ねたマリコは、経営者・連城友孝(谷口高史)の甥で、養殖場に住み込みで働く源(濱田龍臣)と出会う。

彼の部屋に足を踏み入れたマリコと土門は驚愕する。源は養殖業を手伝う傍ら、魚の透明骨格標本を作るアーティストとして活動しているらしく、部屋中、幻想的な骨格標本がズラリと並んでいたのだ。源からいきなり「あなたの骨、バランスがとれている。あなたを透明標本にしたらきれいだろうなぁ」と告げられたマリコはギョッとする。

そんな中、マリコの“復顔”作業がきっかけとなって、白骨の身元が連城水産から20万円の入った金庫を盗んだとして指名手配されていた板橋(中尾聡)と判明する。被害者の板橋は源の高校時代の同級生だったが、土門たちが他の同級生たちに聞き込みをしたところ板橋の評判は悪く、人を殺してもなんとも思わない人間だと忌嫌われていた。彼らの同級生で源と仲の良かった生物部の布川美里(矢吹奈子)がいじめを苦にして自殺したのは、板橋が原因だった。

被害者は白骨遺体が見つかる20日前に盗難事件を起しており、わずか20日間で遺体が白骨化することは考えられず謎だった。マリコたちは遺体が包まれていたシートに付着した米ぬかからヒントを得て、竹チップと米ぬかを水で混ぜ発酵熱によって白骨化を早めたと結論づける。

魚の餌として米ぬかを利用している連城水産で、手がかりを探していると、布川美里の母・伸江が頻繁に出入りしていることを知る。マリコたちは彼女も容疑者になりうると見て、自宅を捜索すると、畑づくりの肥料に竹チップを利用していることに気づく。すると源が現れ、マリコに自分が板橋を白骨化させたと告白。事情聴取が行なわれることになった。源は友人だった美里を助けてやれなかったことを悔いて、板橋に復讐したのだと語るが、どうやって短期間に白骨化させたのかは語らない。

近隣の竹林をドローンで捜索した結果、発酵熱が感知できた場所が、殺害現場と判明する。そこに置かれていた竹粉砕機の所有者をみた土門は、犯行を行なったのが、聞き込みに行った同級生・時田浩平だと気づく。

時田は板橋に再三に渡って脅迫されており、もう我慢できないと殺害を計画したのだ。板橋が源の家にいることを知った時田は、骨標本マニアの源を犯人に仕立てるために、連城水産の発泡スチロール箱に白骨をつめて漁港に放置した。

源が自首したのは、美里の母が板橋を殺した犯人だと思い込んでいたためだった。

■次回 第5話:あらすじ 
大学の“動物音声学研究室”に所属する助教・園山隆(佐伯新)が、研究用に飼育しているサルのゲージの前で絶命しているのが見つかった。園山は何者かに正面から切りつけられ、その衝撃で転倒。後頭部を打ちつけたことが、致命傷になったものと思われた。

事件当夜の“泊まり番”だった大学院生の岩城達夫(西銘駿)は仮眠室で寝ていたため、事件には気づかなかったと話す。防犯カメラ映像は何者かに消去されており、犯人の姿を目撃したのは、ゲージの中のサルだけという状況だった。殺された園山はかつて古久沢(石黒賢)の研究室に在籍していたが、古久沢の“アカハラ”を受けて大学院を移ったらしく、彼のSNSの裏アカウントには古久沢への恨み言が綴られていた。事情を聴きにやって来た土門から園山について問われた古久沢は、「彼はこの世界には必要のない科学者だった」と辛辣に語る。そんな中、マリコは、君嶋の以前の同僚であり、“連続人体発火事件”のときにアドバイスをもらった生物学者・由井沙織(高田里穂)が現場付近を走り回っているのを見かけるが…。

テレビ朝日「科捜研の女2022」は10月18日スタート。出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰/第4話ゲスト出演:濱田龍臣、谷口高史、矢吹奈子、中尾聡/第5話ゲスト出演:西銘駿、石黒賢、高田里穂、佐伯新 ほか。主題歌:坂口有望『サイレント』。番組公式Twitterアカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「科捜研の女2022」番組公式サイト

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