【最終回】まさか小池徹平は敵なの!?「科捜研の女2022」第8話は“アイドル”の隠し子を狙うパパラッチが事件の発端に…!ネタバレと第9話あらすじと予告

2022年12月14日11時12分ドラマ
@テレビ朝日

12月13日(火)「科捜研の女 2022」(テレビ朝日、よる9時)第8話のラストで、君嶋(小池徹平)が見せた不穏な動きに注目が集まる。12月20日(火)に放送される最終回の第9話に「SPY×FAMILY」ベッキー・ブラックベル役で知られる声優・加藤英美里がゲスト出演する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)ら個性あふれる研究員たちが、科学捜査で難事件に挑む人気サスペンス。

12月13日に放送された第8話では、役元宝塚歌劇団トップスター・真飛聖が“樹木”を熱愛する疑惑の人物、樹木医・曽根くるみ役で登場。植物をこよなく愛し“木を傷つける者は許さない”という強い信念をもつ彼女は、共に生きてきた妹のような存在・千佳が殺人を犯したと思い込み、遺体遺棄の罪を犯していた。

なぜ他人を庇うのかと問われたくるみは、雑木林を例えに出し、「雑木林の木は大概は他人同士。カエデの隣にクスノキ、その隣にクヌギが生えていたする。他人同士が集まって林を作る。干渉しすぎず、何かあれば助け合う。程よい距離感で何十年の年月を共に生きている」と他人だからこそ、近くにいる人間同士助け合うのだと語った。真犯人の山際も、隣人というだけの千佳を大事に思い、被害者に盗撮をやめさせようとしての犯行だった。

事件解決後、マリコから「程よい距離感で何十年の年月を共に生きている」と雑木林の話を聞かされた君嶋は「他人と関わるのを避ける人が多い中、人間も見習うべきですね」とまとめた。殺人という重い罪を伴う話だったが、人と人とのぬくもりを感じさせるストーリーにほっこりとさせられた。

また、手がかりを求め、ツリークライミング経験のある君嶋が木登りに挑むシーンでは、初挑戦となる小池が抜群の身体能力を発揮し、あっという間に5メートル超の枝の上へ!登りながら笑顔を浮かべ、沢口をはじめ、見守ったキャストたちも感心していたという。科捜研新人メンバーとして毎回新しい特技や顔の広さをみせてくれる君嶋に注目が集まっている。

次週12月20日に放送される第9話はいよいよ最終回。シリーズ最強の敵と評される古久沢彰(石黒賢)との最終決戦の火ぶたが切られることに。君嶋と古久沢は旧知の中、予告動画には何やら意味深な表情の君嶋が映し出され、マリコが絶望的な悲鳴を上げるシーンへと繋がり…。Twitterには「君嶋さんダークサイドの境界線にいそうな雰囲気…」「もしや、洗脳されてたとか」「手先とかスパイとか」と君嶋の裏切りを考察するコメントがとびかっている。

そして、「SPY×FAMILY」ベッキー・ブラックベル役で知られる声優・加藤英美里が、電機メーカーの開発管理部長・水川真由美役でゲスト出演する。加藤は声優として「らき☆すた」柊かがみ役、「魔法少女まどか☆マギカ」キュゥべえ役、「<物語>シリーズ」八九寺真宵役などで活躍。地上波ドラマは“声のみの出演”経験があるものの、“女優”として役を演じるのは今回が初めてだという。今作では女性管理職約をキリッと熱演、土門から古久沢との関係を追及された彼女が語る真実とは?また、第三話に登場した“科学者専門の人材ブローカー”奥居役の福士誠治も再登場、闇ブローカーとして暗躍してきた奥居の影が、今回も怪しく見え隠れしていく…。

■前回 第8話:ネタバレあらすじ
イチョウの木の下で都内在住のカメラマン・船井文治(尾崎右宗)の遺体が発見された。着用していた装備から、ロープを使って木に登るアクティビティ“ツリークライミング”に興じていて不注意で落下したものと思われたが、臨場した榊マリコ(沢口靖子)は疑問を抱く。現場には多数の銀杏が落ちているにもかかわらず、被害者のスニーカーの底に銀杏を踏んだ痕跡がなかったのだ。
 
単なる事故死ではないとにらんだマリコたちが鑑定したところ、被害者の着衣からイチョウとは違う樹皮が見つかり、彼が登っていたのは別の樹木だったことが判明。さらに、現場に残された車輪の跡から、遺体がリヤカーで運ばれてきた事実も浮上した。
 
着衣から採取した樹皮にアカカビが付着していたことをヒントに、マリコは近くの雑木林に向かう。その林には最近、SNSで“血を流す木”として話題になっている樹木があり、巷では13年前に殺された女性の怨念が憑りついた木などといわれていたが、血を流す、つまりアカカビの影響により、幹から不気味な樹液が流れ出しているのではないかとにらんだのだ。雑木林を整備している樹木医・曽根くるみ(真飛聖)に案内してもらったところ、マリコ予想どおり周辺から血液反応が見つかり、やはり被害者の船井は血を流す木に登り、そこから落下し首を骨折して死亡したことが明らかになる。

そもそも、なぜ船井はこの木に登っていたのか?疑問を明らかにするため、君嶋直樹(小池徹平)がツリークライミングで検証実験を行うと、何者かが枝に細工を施し、枝を落下させていたことが判明する。さらに、船井が木に登って有名人の秘密を盗撮するパパラッチだったことが判明。雑木林から見えるマンションに有名人がいるのではないかとマリコたちは推測する。

ところが、写真を狙えるマンションには40代の共働きの夫婦と、観葉植物を育てる定年退職した一人暮らしの男性・山際仙二郎(浅山祐二)、そして、パート勤めのシングルマザーの佐久間千佳(入来茉里)しか対象者はいない。

そんな中、リヤカーと落ちた枝が見つかり、さらに枝に細工を施した犯人が木に精通している人物だと解かる。くるみが師匠の佐久間攻夫(峰蘭太郎)と談話しているところにやってきたマリコは、くるみに真相を問いただした。くるみは即座に罪を認め、船井が何度行っても木登りを止めてくれなかったから、枝に細工をしたと話す。朝、雑木林に来てみると船井が亡くなっており、ここに置いておくと自分のせいになると思い、リヤカーで移動されたのだと告白して、逮捕された。

一方、マンションの防犯カメラにアイドルの棚橋が映っていることを亜美(山本ひかる)が見つける。船井が狙っていた対象者は棚橋で、千佳と娘の存在をスクープしようとしていたのだ。また、くるみが枝に切り込みを入れたのは、低い位置で船井を落とすためだったことが分かる。実はくるみは、師匠の娘である千佳の犯行を疑い、遺体を移動させカメラを隠していたのだ。

くるみが隠していたカメラから観葉植物の樹液が見つかる。そこから、殺害犯が千佳の隣人・山際だと判明する。山際は船井に金を渡され、棚橋がやってくる日を教えるよう言われていた。山際は千佳母娘を大事に思っており、船井が写真を撮ろうとしていることも伝えていた。あの日、棚橋がベランダに出てしまったことを知った山際は、写真を撮られたと思い、雑木林に行くと、船井が木から転落したところで、揉み合いになっているうちに船井を殺害してしまった。カメラからメモリーカードだけを抜き取って去ったが、そうとはしらないくるみは、千佳の犯行を疑い、遺体を移動させたのだった。

■次回 第9話:あらすじ 
最近まで古久沢明(石黒賢)がひそかに属していた“シャドーラボ”で女性の遺体が発見された。検視した榊マリコ(沢口靖子)は、遺体が凍死の所見を示していることに気づく。現場のビルは全館空室で電気も止まっていたが、気密性が高く、夜でも10度前後の気温は保っており、凍死することはあり得ないはずだ。
 
まもなく被害者の牧村美優(篠原真衣)が“科学者専門の人材ブローカー”奥居秀俊(福士誠治)と同様、科学者に研究環境を紹介する“イントロデューサー”として活動していたことがわかる。調べたところ、奥居は事件直後に突如、出国していた事実が判明。土門薫刑事(内藤剛志)は、彼の行動を怪しむ。そんな中、凍死の謎を追っていたマリコや君嶋直樹(小池徹平)は、“ある仮説”にたどり着く。そしてその仮説の殺人方法を可能にするには、古久沢が研究開発を進めてきた最新技術が必要不可欠だとわかり…。

テレビ朝日「科捜研の女2022」は10月18日スタート。出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰/第8話ゲスト出演:真飛聖 尾崎右宗/第9話ゲスト出演:石黒賢 福士誠治 篠原真衣 ほか。主題歌:坂口有望『サイレント』。番組公式Twitterアカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「科捜研の女2022」番組公式サイト

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