「警視庁アウトサイダー」さすがテレ朝“はぐれ刑事純情派”に続き、“科捜研の女”“捜査一課長”ネタまで登場!第2話ネタバレと第3話予告

2023年01月13日12時51分ドラマ
@テレビ朝日

1月12日(木)テレビ朝日「警視庁アウトサイダー」第2話でアウトサイダートリオが爆誕!小ネタ満載の高速コントに大爆笑!1月19日(木)放送の第3話に味方良介がゲスト出演する。予告動画が番組公式サイトで公開、TELASAで全話配信されている。

「警視庁アウトサイダー」は、警察組織の中で異質な存在“アウトサイダー”である元マル暴刑事・架川英児(西島秀俊)、秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔(濱田岳)、新米女刑事・水木直央(上白石萌歌)が持ちつ持たれつ難事件に挑み、それぞれの正義を見出していく超異色の刑事ドラマ。



1月12日に放送された第2話で、アウトサイダートリオが爆誕した。ほとんど人物紹介で終ってしまった前回に比べ、第2話ではさらに小ネタ、パロネタ、会話劇の要素が強まり、小ネタでないセリフを探すのが難しいほど、一瞬も見逃せない(聞き逃せない)展開となった。そんな状況の中でも、しっかり事件解決につながるヒントが提示され、トリオは確実に犯人にたどり着き事件を解決に導いた。

Twitterには「コントと小ネタと本筋が超高速でゴチャマゼに進んでいくので着いていくのが大変」「事件解決はどーでもよいから、このままキャラ萌え路線でぶっちぎってほしい」と三人の爆走を歓迎するコメントの他、「もっと落ち着いたドラマにしてほしかった」「事件が入ってこない…」「刑事ドラマとしては間違っている気がする」と刑事ものにあるまじき軽いノリを残念がる意見も上がってる。

とはいえ、「はぐれ刑事純情派」待受けとテーマソング、「TRICK」へのオマージュに続き、今回は「沢口靖子」の連呼からの「科捜研(劇場版もやってるって)」、さらに第3話予告には、「必ずホシを上げる!」と「捜査一課長」の決め台詞が飛び出すなど、刑事ドラマファンの心をくすぐるニクイ演出も。また、他局になるが「MIU404」のオマージュとして“警視庁四機操”の腕章もチラリと登場していたのも見逃せない。今後さらに、他局の刑事ドラマパロディの登場もありうるかも?

また、長濱ねるが主演を務める、スピンオフドラマ『警視庁インサイダー~警務課・米光麻紀のランチ捜査~』(全5話)の第1話「あざとい警察官、出動!」が、12日の第2話放送終了後からTELASAにて独占配信がスタートした。“アウトサイダー”な刑事たちが捜査に明け暮れているころ、署内ではいったい何が起きていたのか?“インサイダー=内部関係者”である米光の目線から舞台裏を描いていくシチュエーション・コメディーだというから、こちらも是非チェックしたい。

次週1月19日に放送される第3話に、イケメン生物学者役で味方良介がゲスト出演する。特撮ヒーローのゲストは発表されていないが、事件にかかわる人物として、謎の覆面ライバーが登場。直央が中心となって連続女性失踪事件を追うことに!

■前回:第2話 ネタバレあらすじ
ひそかに蓮見光輔(濱田岳)の正体を探っていた架川英児(西島秀俊)は、彼がまったくの別人であり、“蓮見光輔になりすましている何者か”であることに気づいて問い詰める。すると蓮見は自分ひとりでそんなことができるわけがない、と上層部が関与していることを匂わせる。

河川敷で若い女性の遺体が見つかったという知らせが入り、桜町中央署刑事課の面々、架川、蓮見、水木直央(上白石萌歌)は臨場する。ド派手なファッションの遺体を見た直央は思わず「なんか“パリピ”って感じ…」と感想をもらす。直央の印象どおり、被害者の松原みちる(立石晴香)は会社員として勤務するかたわら、週2日キャバクラで働いており、事件の夜はパリピたちが集まるイベントに参加していたことがわかる。

そのイベントとは大手玩具会社の創業者を祖父に持つ、起業家にしてYouTuberの御曹司・新見一隆(森田甘路)の“爆誕祭”、つまり誕生パーティー。高級タワーマンションの最上階にある新見の自宅で行われたこのパーティーに、みちるはキャバクラの同僚である麻衣(黒崎レイナ)、亜希(福室莉音)、理恵(木下愛華)を引き連れて参加したようだった。みちるはセレブ志向が強く、新見の妻の座を虎視眈々と狙っていたらしい。

新見に話を聞きに行った3人は、まもなく、みちるたちがパーティーの最中、しばらく姿を消していた時間があることが判明。キャバクラ店を訪ねた架川と蓮見そして直央は、麻衣たち3人が、みちるの死を悲しむフリをしてウソ泣きしていることに気が付き、彼女らの犯行を疑う。

そんな中、カガワは蓮見に、偽物だということを公表しないかわりに、自分がマル暴に戻る協力をするよう取引を持ちかける。ただし、なりすましの理由に納得がいかなかったら、差し違える覚悟はあると忠告する。そんな2人の様子を、警務部人事課の羽村(福士誠治)が探っていた。

麻衣たちはみちるを自宅まで送り届けたという。エレベーターの防犯カメラから3人が殿水しているみちるが映っていた。さらに防犯カメラの映像から低層階に住む男性とみちるが言い争いをしていたことが判明、男がみちるを恨んで犯行に及んだものと思われたが、結局男は車に嫌がらせの張り紙をしただけで、殺人とは無関係だった。

しかし、男の証言から麻衣たち三人が不自然な行動を取っていたことがわかり、みちるを連れて行った車を鑑識の仁科(優香)が調べたところ、凶器につながる証拠をみつける。実は爆誕祭の日、妊娠を理由に新見に結婚を迫ったみちるを、新見が丸いウエイトで殴打し重症を負わしていた。それに気づいた麻衣たちは、みちるが死んだと勘違いした新見に頼まれ、みちるをタワマンから連れ去り、同じ凶器で同じ場所を殴打し殺害。のちのち、新見を金づるにする予定だった。

■次回:第3話 あらすじ
帰宅途中の直央が、幼い女の子を見かけて保護する。その女児・多村凛(いろは)は母・加奈子(寒川綾奈)が帰ってこないため、行方を捜していたと話す。最近、地域で若い独身女性の失踪事件が2件続いていることから、直央は加奈子も含めて3人とも同一犯に誘拐されたのではとにらみ、架川英児(西島秀俊)と蓮見光輔(濱田岳)に事件性があると主張、架川は上層部の点数稼ぎのため、直央とともに捜査に乗り出す。
 
まもなく、失踪した2人の女性がマッチングアプリに登録していたこと、加奈子もシングルマザーであることを隠し同様のアプリに登録していたことが判明する。それらの糸口から、“人類総帥”と名乗って覆面ライブ配信を行う謎の男の存在が浮上。さらに、イケメン生物学者・山野井昭(味方良介)も事件の背後に見え隠れして…。そんな中、架川は元上司・藤原要(柳葉敏郎)に頼んで、光輔の過去に探りを入れてもらう。だが、それが思わぬ事態を招くこととなり…。

テレビ朝日 木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」は2023年1月5日午後9時よりスタート。原作:加藤実秋『警視庁アウトサイダー』シリーズ(角川文庫)/主題歌:山下達郎『LOVE'S ON FIRE』/出演:西島秀俊 濱田岳 上白石萌歌 柳葉敏郎 石田ひかり 優香 野波麻帆 長濱ねる 斎藤工 片岡愛之助 第2話ゲスト出演:黒崎レイナ 森田甘路 立石晴香 福室莉音 木下愛華/第3話ゲスト出演:味方良介 いろは 寒川綾奈  ほか。番組公式Twitterアカウントは「@outsider_ex2023」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「警視庁アウトサイダー」番組公式サイト

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