「罠の戦争」黒幕は幹事長・岸部一徳ではなく“善意の人”片平なぎさ!?彼女が庇う真犯人とは?第6話ネタバレと第7話予告

2023年02月21日11時12分ドラマ
ⓒカンテレ、フジテレビ

2月20日(月)カンテレ/フジテレビ「罠の戦争」(毎週月曜、よる10時)の第6話が放送され“善意の人やつが一番怪しい説”が証明された!?予告動画が番組公式サイトで公開されている。

「罠の戦争」 は、草彅剛が主演を務めた「銭の戦争」(2015年)「嘘の戦争」(2017年)に続く“復讐シリーズ”の第3弾。愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲津亨(草彅剛)が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント作品だ。



2月20日に放送された第6話で、警察に“もみ消し”を指示したのが鶴巻幹事長だと知った亨は、鶴巻の弱みをにぎろうと動き出した。しかし百戦錬磨の幹事長の手腕に新人議員の亨がかなうはずもなく、逆に選挙時の不正をネタに脅されてしまう。

それでも亨はインタビューで息子の事件をもみけしにした人物を議員辞職も辞さない覚悟で探し出すと決意表明。そんな亨のもとに鶴巻を弱体化させたい鶴巻が助け船を出し、ついに“もみ消し”を頼んだ張本人を突き止めることができた。

SNSの視聴者考察には以前からシングルマザーの鴨井大臣の息子説がまことしやかに囁かれていたが、鶴巻幹事長と密談していたのが鴨井大臣と判明したことで、“善意のやつほど怪しい説”(by「警視庁アウトサイダー」 )の信憑性が高まった。

Twitterでは鴨井大臣への不信感よりも、亨と眞人のこれからの関係に注目が集まった。故意ではなかったにせよ、実は何も知らなかった犬飼ではなく、陳情を受けていた自分こそが眞人の復讐相手なのだと知った亨と、未だ何も知らず亨が“善人”だと尊敬している眞人。

次週2月27日に放送される第7話で、亨は眞人への罪滅ぼしの気持ちもあり、国会議員である今の立場を最大限に利用して、できるだけ多くの困っている人々を助けようと考え、すべての陳情に対応して身を粉にして働き始める。良かった。やはり亨は“善意”と“志”のある人物だ。ただ息子の復讐のためだけに国会議員になる物語では、視聴者の応援だって得られるはずがない。亨には“復讐”以外にも人生があること、“困っている人”は自分だけではなく沢山の人が必死に生きていることをもっともっと考え、悩んでいってもらいたい。

■前回:第6話 ネタバレあらすじ
晴れて代議士となった鷲津亨(草彅剛)は、件の隠ぺいを指示した人物が鶴巻幹事長(岸部一徳)だと知ってがく然とする。何とかして本人から真実を聞き出したい亨は、毎月第2・第4月曜の2日間だけは何があっても予定を入れないという鶴巻の秘密を突き止めるため、蛍原梨恵(小野花梨)と蛯沢眞人(杉野遥亮)に協力をあおぐ。そして女性支援活動に復帰したい可南子(井川遥)は鴨井ゆう子大臣(片平なぎさ)からNPOを紹介され、鴨井から幹事長の情報をつかむことに

そんな中、眞人は犬飼の陳情書のファイルを見つけ、亡き兄・浩輝(森田甘路)の記録を探すが、もちろん書類は蛍原が隠しているため見つからない。亨は眞人に復讐を果たしたのだから植物の研究にもどりたいなら相談に乗ると告げる。そんな2人の様子をみた蛍原は、亨に陳情書の書類を見せて、眞人の復讐相手が亨だということに気づかせる。

鶴巻に近い鷹野(小澤征悦)からも、情報を聞き出そうとするが、反対に「幹事長には手を出すな」と猛反対されたうえ、鶴巻の秘密を探ろうとしているその日に新人議員の懇談会を開催し、亨を引き止める。

亨が幹事長を探ろうとしていることを知った熊谷記者(宮澤エマ)も、それがどれだけ危険なことかを告げる。幹事長の車を尾行した眞人と蛍原は、秘書に尾行の証拠写真を取られてしまう。翌日、幹事長は亨を呼び出し、自分のプライベートを詮索しないよう忠告、加えて選挙の時に市議たちに500万円の現金を配ったことを表ざたにすると脅迫する。知らないうちに亨は幹事長に弱みを握られていたのだ。

亨の元に地元の男が陳情にやってきた。融資先が見つからず手助けが欲しいというのだ。亨は眞人の兄を思い出し、その場で自分の名刺を差し出すと「融資してくれるかはわからない」といいながら懇意にしている銀行の支店長を紹介する。そんな亨の真摯な態度に、眞人は議員会館に「兄も鷲津さんに会えていれば…」とつぶやき、蛍原は複雑な思いでその言葉を受け止めていた。

熊谷記者の手助けもあり、二度目の尾行で鶴巻が医師と会っていることを突き止めた亨。体調に不安があるのは議員にとっては弱点になる、そう鶴巻に詰め寄るが、自分はチェスをしにいっているだけだと白を切られてしまう。さらに、鶴巻は亨の上を行き、馬場市議(諏訪太郎)が亨から金を受け取って困っていると相談をうけたと脅迫、亨も今回の陰謀についてぶちまけると言い返すが、鶴巻は軽くそれをいなし、「まだ君は権力というものがわかっていない。歯向かってくるぐらいのほうがいいが、もし境界線を超えたら…そのときは容赦しない」と凄んだ。

次の一手が出せない亨のもとに、突然総理秘書の猫田(飯田基祐)が現れ、竜崎総理(高橋克典)のところへ連れて行った。竜崎は事件あった犬飼のパーティーの日、幹事長は途中退場し、民政党会館内で遅くまで誰かと密談していたと話す。

亨は会館の監視カメラ映像をチェックするため警備室に向かう。しかし映像を見る許可はすぐには出ず、亨が総理の許可をもらっていることを告げると、官邸に問い合わせられ、あっさりと許可が下りた。「権力とはこういうことか」と納得する亨。しばらく映像をチェックしていると、幹事長と密談していた人物が現れた。亨は驚き、その足で鴨井大臣の元を訪れ糾弾した。

■次回:第7話 あらすじ
竜崎総理の手助けで、幹事長に“もみけし”を頼んだ人物が鴨井大臣だと知った亨。険しい表情で鴨井の執務室を訪れた亨は、息子を突き落とした犯人を問い詰め、犯人が誰なのかを確信するのだが、鴨井を尊敬している可南子には本当のことを言い出せず…。

カンテレ「罠の戦争」は1月16日夜10時よりスタート。主題歌:香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」/出演:草彅剛、井川遥、杉野遥亮、小野花梨、坂口涼太郎、白鳥晴都、小澤征悦、宮澤エマ、飯田基祐、本田博太郎、田口浩正、玉城裕規、高橋克典、片平なぎさ、岸部一徳、水川かたまり ほか。番組公式Twitterアカウントは「@wananosensou」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「罠の戦争」番組公式サイト

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