劇場版最新作『名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）』の大ヒットを記念して、日本テレビ金曜ロードショーでは、15日、22日と2週連続で『名探偵コナン　天国へのカウントダウン』（2001）、『名探偵コナン 純黒の悪夢（ナイトメア）』（2016）を放送、番組公式サイトで予告動画が公開されている。



興行収入135億円を突破し、シリーズ歴代記録を更新し続ける劇場版第26弾『～黒鉄の魚影（サブマリン）』の舞台は、東京・八丈島近海の海洋施設パシフィック・ブイ。警察組織、FBI、黒ずくめの組織が全面衝突するオーシャンバトルロイヤルが繰り広げられる。

2週連続で放送される2作は最新作でも暗躍する黒ずくめの組織が登場する。少年探偵コナンが超高層ビルをめぐる連続殺人事件に挑む『～天国へのカウントダウン』は、劇場版5周年の記念作品であり、コナンの宿敵となる黒ずくめの組織が初めて映画にも登場する。組織を抜けた灰原も交えた複雑な人間関係や感情のもつれ、更に少年探偵団たちもこれまで以上に本格的に事件に関わってくる。

物語としては劇場版第1作『～時計じかけの摩天楼』の後日談となっており、映画独自のストーリー展開が定着している。ツインタワーのオープニングパーティーで起こる殺人と爆破事件、そして脱出劇と、本格的ミステリーと超絶アクションが満載となっている。

一方、『～純黒の悪夢』は、劇場版第20作で黒ずくめの組織と全面対決する。キーワードは潜入スパイ＜ダブルフェイス＞。天海祐希が声優を務める記憶を失った謎の美女の登場や迫力のカーチェイスや大観覧車上での戦闘シーンなど、シリーズ最大規模のアクションは圧巻！スパイたちの攻防を巡るサスペンスとしても存分に楽しめる。細かなシーン１つ１つに重要なポイントが散りばめられ、最初から最後まで目が離せない！

■『天国へのカウントダウン』あらすじ
ある時コナンは阿笠博士や少年探偵団と共に西多摩市を訪れキャンプに興じていた。一泊して帰宅する途中に同地に出来たばかりのツインタワービルに立ち寄った小南たちだったが、そこで偶然蘭や小五郎、園子たちと出会う。ビルのオーナーが小五郎の大学時代の後輩ということで、コナンたちはまだオープン前のビルに入る事が出来た。そこでコナンは黒の組織と思われる黒いポルシェを発見、不安が過ぎる。そしてその夜、タワーのオープニングパーティーの準備でタワー内のホテルに宿泊していた市会議員の大木が殺害されるという事件が発生。大木の手に握られていたのはお猪口。日暮警部やコナンが犯人探しに推理をめぐらせる中、歩美、元太、光彦たち少年探偵団もコナンには内緒で事件解決のために動き始めていた。コナンは彼らの動きを知りながらも当面は見逃すふりをしつつ事件捜査を続ける。そんな中、阿笠博士は灰原の不審な動きに気付いていた。再び灰原が黒の組織とコンタクトを取っているとしたら…博士は不安に包まれながらも灰原を見守るのだった。そして次なる事件も発生、大きな運命の渦にコナンたちは巻き込まれてしまう。

■『純黒の悪夢（ナイトメア）』あらすじ
警察庁警備局に謎の美女（天海祐希）が侵入し、機密情報を盗み出した。盗まれたのは、“黒ずくめの組織”に潜入しているスパイのリスト「NOC（ノック）」。FBI捜査官の赤井（池田秀一）、公安の安室（古谷徹）らが追跡するが、女は車で逃走。彼女はNOCのメンバーの一部を組織にメールした直後、車を赤井に狙撃され海へと落下…。海から這い上がった女は色鮮やかにライトアップされた水族館の景色を見て意識を失う。翌日、水族館に遊びに来たコナン（高山みなみ）と灰原（林原めぐみ）は、記憶喪失の女と出会う。彼女は左右の瞳の色が違う“オッドアイ”。その特徴から彼女が「NOC（ノック）」を盗み出した犯人だと考えるコナンは、少年探偵団の面々と共に、彼女の記憶を取り戻す手伝いをすることに…。そんな中、動く歩道から身を乗り出した元太（高木渉）が誤って高所から転落！その瞬間、女は驚異的な身体能力を発揮して元太を救い出す。それを目撃した灰原は、女が組織の№２・ラムではないかという疑念をコナンに打ち明けるが…。

『名探偵コナン』2週放送は、9月15日と22日、21時から放送。予告動画は「金曜ロードショー」公式サイトで視聴できる。

◇金曜ロードSHOW!予告映像