「言っちゃいけないことは沢山あるけど思っちゃいけないことは一つも無い！」春木椿（松下洸平）の台詞に共感の嵐！フジテレビ、2023年10月26日（木）22時から「いちばんすきな花」第3話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜のクワトロ主演の会話劇「いちばんすきな花」の第２話が10月19日に放送された。第1話同様に4人の繊細な心の持ち主達が傷つきながらも、同じ感覚をもつ人たちを自分の思いを話せる場所を作り始めた。

第2話はゆくえ（多部未華子）の小学校時代の“仲良し4人組”がゆくえが「壊れないように」「仲間はずれにならないように」と加わっていただけのようにも見えるところもあった。他の3人に悪気はないが、ゆくえが居る居ないは3人にとってそれほど大きなものではなかったのかも。一人だけ呼ばれない結婚式や自分はみんなの迷惑にならないようにと必ずすぐに回していた交換ノート。帰りのバスで一緒になった深雪夜々（今田美桜）もすぐにノートは回していたと共感する。視聴者の中にも交換ノートから学生時代を思い返して「自分もすぐに回していた」というつぶやきや「あれ？どうなったかも覚えてない」という話題で盛り上がった人も多かった。

夜々は外見が良いがゆえに「外見だけ」と言われたりしてしまうが、4人の中でもまわりに酷い人が集まっているように見える。婚約者にあっさりと振られてしまう椿（松下洸平）はバイト仲間にいいように使われる紅葉（神尾楓珠）も辛いが、夜々は仕事では先輩に厳しくあたられ、同僚には「顔だけ」と言われ、友達にも美貌を使って男と遊べば良い戸まで言われてしまう。そんな夜々やゆくえ、椿、紅葉の会話に引き込まれる。

26日に放送される第3話は、仲を深めている4人がもっと互いのことを知ろうとし始める。そんな中、いつも名言を出す椿が「両思いは好き同士のことだけど、好き同士が両思いとは限らない」という言葉を発する。元婚約者の純愛（臼田あさ美）に「好きだったよ」とは言われたものの結婚にはたどり着かなかった椿からの一言が気になる。

■第2話あらすじ
同窓会に参加した潮ゆくえ（多部未華子）は、仲の良かった4人組の友人のうちの一人の結婚式に自分だけ呼ばれていなかったことを知る。4人でやった交換ノートもゆくえ以外の人が止めてしまい、途中で終わっていた。その後、実家で母のみきこ（神野三鈴）から、人間に一番必要なのは社交性や愛嬌、気配りだと言われるのだが、ゆくえはいまいち納得がいかない。ゆくえは勉強は頑張った。それは勉強だけなら頑張れる分野だったからだ。

佐藤紅葉（神尾楓珠）は、バイト仲間たちが自分のイラストを褒めておけばシフトを代わってくれると話しているのを聞いてしまうが、反論できない。文句を言うこともできず、仲間から「インスタみました」と言われれば「今度、似顔絵書いてあげる」と答えてしまう。

春木椿（松下洸平）が実家の花屋に帰宅すると、母の鈴子（美保純）と弟の楓（一ノ瀬楓）が出迎えた。椿の新居での生活を尋ねる鈴子に、椿は結婚はしないと告げる。楓は兄をみて「いいように使われている」のではと心配する。

友人の結婚式に参加した深雪夜々（今田美桜）は帰り道、友人たちに感動している演技が上手いと言われてしまう。本当に感動していた夜々と違って、彼女たちは感動の強要と醒めていたのだ。そして夜々がアパートに帰ると相良大貴（泉澤祐希）がいた。恋人ではなく「友達からで良い」と言う相良に、夜々はなぜ友達の方が格下のような言い方なのかと告げて逃げる。夜々が公園に入るとそこには、紅葉がいた。紅葉に恋人のふりをしてもらうが、大貴は「この女、顔だけですよ」と言ってさってゆく。傷ついた夜々のことがわかる紅葉は改めて「二度目まして」といって自己紹介をする。

その後、二人は椿の家に「忘れ物をした」といって出かけてゆく。夜々の美容院に来たとき、夜々が渡したサービス券を椿が捨てていたものを返そうというのだ。椿は仕方なく二人を家に入れる。

そのころ、ゆくえは塾で生徒の望月希子(白鳥玉季)に教えていると、塾長が新しい生徒を連れてきた。希子は慌てて別の部屋に行ってしまう。実は同じクラスだった。しかし、新しく入ってきた穂積朔也(黒川想矢)は希子のことを知らないという。希子は学校に行っていなかった。朔也との会話にも自分に通じるものを感じたゆくえは希子とも話をする。

椿の家に来た夜々と紅葉は「二人では気まずいから三人にした」という。紅葉が電話をかけに行ってしまうと二人になってしまい、気まずい。紅葉はゆくえを呼んだという。

紅葉から連絡をもらったゆくえは、前回椿の家に行った際になにか失敗をしてしまい、怒られると思ってしまう。そこで実家の新潟から買ってきたお土産をかき集めて椿の家に謝罪にゆく。当然、3人はそんな理由で呼び出したのではなかった。安心したゆくえは椿、夜々、紅葉と楽しく話を始める。帰り道、ゆくえと夜々は交換ノートの件でもりあがる。家で片付けをする椿と紅葉は教室を移動するときがいやだったと話す。互いにその件をどう思っているかを次回確認しようという。紅葉が帰った後、インターホンがなった。椿は紅葉だと思ってでてみるとそこにいたのは自分を捨てた純恋（臼田あさ美）が「忘れ物しちゃって」と立っていた。

■第3話あらすじ
元婚約者の小岩井純恋（臼田あさ美）が荷物を取りに、春木椿（松下洸平）の家へとやってきた。純恋は家の鍵を返して帰っていく。

一方、バイトを終えた佐藤紅葉（神尾楓珠）は、忘れ物を取りにいくことを理由にまた椿の家に行く。しかし、椿はまだ帰宅していなかった。連絡先を交換していないため、椿を玄関先で待ち続ける。

深雪夜々（今田美桜）は、常連の女性客がこれから女友達とご飯に行くという話を聞く。夜々はうらやましいと思い、自分も誰かに連絡を思ったが、ゆくえ（多部未華子）、椿、紅葉とは連絡先を交換していなかった。

そして、ある日、仕事の休憩中に、紅葉へメッセージを送ろうとしていたゆくえ。椿と夜々の連絡先を知っているか紅葉に聞こうとするも、何と送って良いか悩んでいると、塾長の小野寺学（菅原大吉）から、ゆくえに来客があると聞かされて…

フジテレビ　2023年10月12日スタート。毎週木曜日22時放送「いちばんすきな花」。出演：多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜、仲野太賀、齋藤飛鳥、臼田あさ美、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希ほか。番組公式X（Twitter）アカウントは「@sukihana_fujitv」。

◇フジテレビ「いちばんすきな花」番組公式サイト

【2023年秋ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】