SBS金土ドラマ「マイ・デーモン」では、前世で何とも悲しい別れをしたグウォン（ソン・ガン）とドヒ（キム・ユジョン）は必然的に今世で出会ったことが明らかになる。一方、チョンスク（キム・ヘスク）はドヒよりも先に事故現場で契約を交わすグウォンと出会っていたという衝撃的展開が描かれた。
今回は1月5日、6日に放送された第11話と第12話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。

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「マイ・デーモン」は悪魔のような財閥の令嬢ト・ドヒ（キム・ユジョン）と、一夜で能力を失ってしまったデーモン（悪魔）のチョン・グウォン（ソン・ガン）が契約結婚をして繰り広げられる物語を描くファンタジーロマンティックコメディーだ。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト
ド・ドヒ役：キム・ユジョン
チョン・グウォン役：ソン・ガン
チュ・ソクフン役：イ・サンイ
チュ・チョンスク役：キム・ヘスク
チン・ガヨン役：チョ・へジュ
ノ・ソンミン役：キム・テフン
キム・セラ役：チョ・ヨニ
ノ・スアン役：イ・ユンジ
ノ・ドギョン役：カン・スンホ
シン・ビソ役：ソ・ジョンヨン
パク・ボンギュ役：ホ・ジョンド
　ほか

■第11話あらすじ
火事の中ドヒ（キム・ユジョン）を必死に助けようとするグウォン（ソン・ガン）にタトゥーが移り、2人は何とか危機を乗り越える。タトゥーが戻り元の日常を過ごすグウォンは、久しぶりに契約をするため、ある老夫婦の元を訪れる。そこにはベッドに寝たきりの女性を介護する男性が。女性は認知症で旦那に他人のように話しかける。男性は一度だけでも妻に自分の事を思い出してほしいとグウォンに懇願すると、グウォンは指を鳴らし望みを叶える。老夫婦が最期の会話を交わす姿を傍で見守るグウォンは自然と涙を流す。

ドヒとグウォンは2人の居場所を真犯人に密告した人が身近にいることを示唆し、その中でも最近、怪しい行動を取るシン秘書（ソ・ジョンヨン）を追うことに。
シン秘書は退勤すると周囲を気にしながら、ハンガンのほとりにあるベンチに座る。するとそこに大きな段ボールを抱えたとある男性が。段ボールを受け渡す怪しい2人にドヒとグウォンがそっと近づくと、なんと男性はボッキュ（ホ・ジョンド）であり、シン秘書と極秘恋愛していることが判明する。

毎晩のように人間時代の夢を見るグウォンは、ウォルシムという女性の姿が出てくるが毎回顔が見えないまま夢が覚めてしまう。気になったグウォンは神（チャ・チョンファ）の元に行き理由を聞くと、「人間時代に感じた感情を忘れたくないという本能があるから毎回夢を見る」と意味深な言葉を告げられる。

ソクフン（イ・サンイ）はソクミン（キム・テフン）を探るため自宅を訪ね、一緒に食事をすることに。隙を見てソクミンの部屋をのぞくと、机の上にデーモンと書かれた本が置いてあるのを見つける。食事を終え家を出ると、ソクフンはすぐさまドヒに連絡して情報を伝えるが、その姿をソクミンは防犯カメラで確認する。その後、病院で治療を受けるドギョン（カン・スンホ）の元にソクミンがやってくると、精神状態が不安定なドギョンに追い打ちをかけるように責め始める。後日ドギョンは突然警察署に出頭すると、殺したのは自分だと自白する。

自宅に帰りいつも通りドヒと雑談をした後、眠りにつくグウォン。人間時代の夢を見始めると、刀を振り優雅に舞を披露する女性はなんとドヒの前世であったことを知る。そして、人間時代のグウォンは過去にドヒの前世であるウォルシムを殺したことを知ってしまう。

■見どころ・感想・視聴率など
第11話視聴率は全国3.7％、瞬間最高視聴率は5.8％であった。（ニールセンコリア、全国調べより）

人間の感情を抱き始めるグウォンは人間時代の記憶を取り戻しつつある中、過去にドヒの前世ウォルシムと深い関わりがあったことが明らかになった。度々、夢の中で登場していた刀舞をする女性だが、視聴者の予想通りドヒの前世だった。しかし、人間時代のグウォンは血まみれになった姿、そして傍にはウォルシムが倒れている姿が映され、ウォルシムを人間時代のグウォンが殺したのか、はたまた他の誰かに殺されたのか謎が残る展開を見せた。

犯人と裏で繋がっているのでは疑われていたソクフンは、ソクミンに近づき親しい雰囲気を見せるも結局、ドヒの為にわざとソクミンに近づき情報を得ようとしただけであった。
また、もう一人怪しい動きを見せていたシン秘書は、なんとボッキュと極秘恋愛をしていることが明らかに。酔っぱらったシン秘書の鼻血をボッキュが咄嗟に服で拭いてあげたのが付き合うきっかけになる場面は、かなりユーモアある展開で思わずクスッとしてしまった視聴者も多いだろう。

そして今回話ではドギョンが突然自首するという予想外の展開も見せた。ドヒを殺そうとしたのは事実だが、今までの殺人が全てドギョンの犯行だったとはどこか信じがたい雰囲気が漂う。自首前にソクミンがドギョンに対し、洗脳するかのように責め立てる場面もあったことから、やはり真犯人はソクミンであると推測できそうだ。ドギョンは元々精神疾患を抱えていたこともあり、それを利用してソクミンは罪を擦り付けたようにも見えたが果たして真相は如何に。

次回話ではドヒとグウォンの過去についての展開、そして全ての罪を抱え自首したドギョンの心意にフォーカスを当てた展開が期待できそうだ。



■第12話あらすじ
グウォンの人間時代であるイソン（ソン・ガン）はとある日、遊女のウォルシム（キム・ユジョン）と出会う。ウォルシムの刀舞に惹かれたイソンは毎日、ウォルシムが練習する岩場に出向き傍で見守る。ウォルシムもまた、次第にイソンの魅力に惹かれ2人の関係は徐々に深まっていく。イソンは漢陽へしばらく行くことになり、自分の代わりに十字架のネックレスをウォルシムに渡す。しかし、ウォルシムはネックレスのせいでキリスト教信者だと疑われ処罰の対象となってしまう事態に。自分のものだと言いイソンを守ったウォルシムはイソンが帰ってくる前に処刑されてしまう。処刑された姿を見たイソンは怒りに狂い、村人たちを無差別に切り殺し、最終的に自害してしまう。

壮絶な過去を全て知ったグウォンは驚きを隠せないまま神の元を訪れると、神から「運命は繰り返す」と告げられ、ドヒにまた不幸が起きると予言されてしまう。ドヒとの出会いは運命でなかった真実を受け入れられない様子のグウォンは、ドヒに過去の出来事を隠すことを決心する。

拘置所にいるドギョンを心配し面会に行くセラ（チョ・ソンジュ）。全て知らないふりをしてきたセラが一番の悪魔だとドギョンが言うと、セラは急に表情が変わり、父親ソクミンのいう事に従わなかったドギョンは罰を当然受けるべきだと告げる。その言葉を聞いたドギョンは突然取り乱し、「次はお前の番だ」と意味深な言葉を残し自殺してしまう。

ガヨン（チョ・へジュ）が海外へ行く前最後の公演を観に行くドヒとグウォン。刀舞を見るとウォルシムの姿を思い出し、涙を浮かべるグウォン。心配したドヒが声をかけると、グウォンはついに人間時代の過去を全て打ち明ける。するとドヒはグウォンの目を見つめ、不幸が仮に起こっても一緒にいると約束しグウォンの不安を打ち消す。一方、チョンスクは生前、教会の神父に悪魔を見たと告白する。それはドヒの両親が交通事故に遭った日、その場に居合わせたチョンスクの目の前に現れた契約を結ぶグウォンの姿だった。



■見どころ・感想・視聴率など
グウォンとドヒの前世の繋がりが全て明らかになるも、チョンスクはドヒの両親の事故現場でグウォンと会っていたという衝撃的な場面で幕を閉じた第12話視聴率は全国2.9％であった。（ニールセンコリア、全国調べより）

グウォンの前世イソンはドヒの前世ウォルシムを守り切れなかった悲しみが怒りへと変わり悪魔となる壮絶な過去が明らかにされた。ウォルシムもイソンを想い自分の命を犠牲にし、イソンもまたウォルシムの後を追い自害する場面はなんとも切ない場面だった。
ドヒにタトゥーが移動した理由、そしてデーモンの能力が点滅した理由にはこんなにも悲しい過去が隠されていたとは想像以上の展開だっただろう。

過去を知ったグウォンは自分のせいでドヒに不幸が繰り返されてしまうのではないかと不安に感じる中、ドヒは迷いなくグウォンと一緒にいることを約束する。前世ではイソンがウォルシムにずっと一緒にいることを約束する場面があったが、今世では反対にドヒがグウォンに約束する場面が描かれ、時を超えても2人の関係性がリンクしているようだった。

ドギョンが捕まり全て解決かと思われた矢先、セラに意味深な言葉を残し自殺してしまいまたもや真犯人の行方はふりだしに。セラも腕に火傷のような傷があったことから、ソクミンに何か口止めされている様子だった。現時点ではやはりソクミンが真犯人ではないかと疑いがかかるが、今回話ラストに明らかになったチョンスクとグウォンの関係で一気に展開が変わる。チョンスクが交通事故の現場に居合わせた部分も未だ謎が残る部分だが、その場に契約を結ぶグウォンの姿もあったのは衝撃だった。グウォンと契約を結んだのは果たして誰か？チョンスクの死にグウォンは関わりがあるのか？誰も予想できない今後の展開に目が離せない。

SBS「マイ・デーモン」は11月24日22時より韓国で放送スタート、放送後Netflixにて独占配信される。

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◇SBS「마이 데몬」韓国番組サイト

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