キム・ユジョン“代表作になったら”―「100日の嘘」制作発表会で語った熱い思い、パク・ジニョンとのロマンスにも自信
10月10日(土)夜9時10分からスタートするtvN20周年特別企画の新土日ドラマ「100日の嘘」(原題:100일의 거짓말)の制作発表会が、9月29日、ソウル・龍山CGVで開催され、TVINGで配信された。YouTubeにてアーカイブ配信しているので、詳しくレポートしよう。
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会場にはユ・インシク監督をはじめ、キム・ユジョン、パク・ジニョン、キム・ヒョンジュ、イ・ムセン、チン・ソンギュが出席。日本統治時代の京城を舞台に、密偵となったスリと朝鮮総督府の通訳官が敵の中心部で繰り広げる100日間のスパイロマンスについて、それぞれが作品への思いを語った。
「100日の嘘」は、京城最高のスリから密偵となったイ・ガギョン(キム・ユジョン)と、朝鮮総督府のエリート通訳官キム・テウン(パク・ジニョン)が、敵の心臓部で出会うことから始まる物語。
キム・テウンは朝鮮総督府の政務総監の養子で、日本名・佐藤英夫を名乗っている。3か国語を操る一方、どこにも完全には属することができない複雑なアイデンティティを抱える人物だ。
「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズや「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のユ・インシク監督と、「ブラームスは好きですか?」などを手掛けたリュ・ボリ作家がタッグを組み、キム・ユジョン、パク・ジニョン、キム・ヒョンジュ、イ・ムセン、チン・ソンギュという実力派が集結したことでも注目を集めている。
■キム・ユジョン「この作品が代表作になったら本当にうれしい」
「親愛なるX」以来、約1年ぶりにドラマに復帰するキム・ユジョンが演じるのは、密偵となったスリ、イ・ガギョン。もともと独立を志していたわけではないガギョンは、アメリカへ渡るために金を貯めていたところ、渡米を条件に救国団の密偵となる。そして朝鮮総督府の通訳生として敵の内部に潜入することになる。個人の人生から逃れようとしていた一人の少女が、激動の時代の中で何を守ろうとするようになるのか。その変化と成長が物語の大きな軸となる。
キム・ユジョンは本作への出演を決めた理由について、「この作品で復帰することになった理由は、作家と監督でした。台本を読んだとき、この作品に参加するだけでも俳優として光栄なことだと思いました」と明かした。
特に惹かれたのは、イ・ガギョンというキャラクターだったという。「20代前半のキャラクターなのですが、その当時を生きる、まだ自分が何を夢見ているのか見つけられていない繊細な若い女性が、どう成長していくのかが気になりました。その成長を経験してみたいと思いました」
さらに、「この作品が代表作になったら、本当にうれしいです」と期待を込めた。
また、台本リーディングの前に、犠牲となった独立軍を悼んで黙祷を捧げたことにも言及。「当然、この作品に向き合う気持ちは重かったです。台本リーディングの現場で黙祷を捧げ、追悼する時間を持ったことで、現場でも集中することができました。最後まで感謝の気持ちを忘れずにいられる力になりました」と振り返った。
■キム・ユジョン×パク・ジニョン、互いを成長させるロマンス
イ・ガギョンと危うい関係を築いていくのが、パク・ジニョン演じるキム・テウンだ。
朝鮮総督府の政務総監の養子として日本名・佐藤英夫を名乗る通訳官であり、複雑なアイデンティティを抱える人物。ガギョンとは新人通訳生と先任通訳官として出会うことになる。
パク・ジニョンは役作りについて、「アイデンティティの混乱を抱えた人物ですが、そこを過剰に表現すると負担に感じられるかもしれないと思い、できるだけ感情を隠して演じようとしました。10年間トラウマになるほど父親から教育を受けた人物です。立ち姿からして他の人とは違うように見せようと思いました」と説明した。
一方、キム・ユジョンは2人の関係を「お互いを成長させるロマンス」と表現。「現場でパク・ジニョンさんがとても楽しく、気楽に接してくれました。2人が出会って、お互いを成長させていくロマンスです。一人で作り上げていくのは難しい物語でしたが、パク・ジニョンさんと一緒だったからこそ、うまく作ることができたと思います」
と語った。
さらに、「目を見るだけで通じ合うものがありました。私たちの真心が通じたのではないかと思います。俳優もスタッフも現場で一緒に笑い、泣きました。視聴者の皆さんにも、私たちの真心が伝わるのではないかと思います」と自信を見せた。
パク・ジニョンも2人のロマンスについて、「100点満点なら1000点です。ユ・インシク監督が僕たち2人を見ながら、誰よりも誇らしそうに、そしてワクワクしていました。それを見るだけでも1000点だと思います」
と笑顔で語った。
■キム・ヒョンジュ×イ・ムセン、復讐と愛を胸に
キム・ヒョンジュが演じるユ・ソランは、抗日組織・救国団の狙撃手。過去に佐藤信一と因縁があり、復讐のために出自と身分を変えた人物だ。救国団の仲間であるユ・フィリップ(イ・ムセン)とは偽装結婚し、暗殺作戦を進めていく。朝鮮系アメリカ人の特派員でもあるユ・フィリップは、ソランへの思いを胸に秘めながら、彼女の作戦を支える。
キム・ヒョンジュは2人の関係について、「私たちは大人の成熟したカップルです。ユ・ソランが置かれている状況では、感情を表に出すことができません。大義のために行動する中で、ユ・フィリップの気持ちは切ないものがあります。愛おしく、胸を打つ愛です」と語った。
イ・ムセンも、「大義があるからこそ、気持ちを表現するのがとても難しいんです。心に思っている人がいるのに、それを表現できない。そのもどかしさを現場でも感じました。それでもソランが危険な状況に陥ったら、何とかして助けたいという気持ちはあります」と役への思いを明かした。
■チン・ソンギュは「ウィ・ソンラク」のイメージからの脱却に挑戦
5人の前に立ちはだかるのが、チン・ソンギュ演じる朝鮮総督府の政務総監・佐藤信一だ。
佐藤信一は、出世のためには手段を選ばない人物。ユ・ソランやユ・フィリップの正体、そして総督府内部に潜む密偵の存在を知らないまま、周囲への疑念と警戒を強めていく。
チン・ソンギュは今回の役について、「この作品での目標は一つだけでした。『犯罪都市』のウィ・ソンラクを少し消してみたい、という思いでした」と語った。「そういう気持ちで撮影したので、より一生懸命準備して撮影しました」
これに対しユ・インシク監督も、「ドラマを見れば、きっと驚くと思います」と自信を見せた。さらに、日本人役として高いレベルの日本語にも挑戦。「日本人として登場するので、今年1月から2か月間、日本に行って勉強しました。そうしなければ、足元にも及ばないと思ったので、できる限りたくさん練習しました」
「日本語の先生との授業を通して、本当の日本人の話し方の流れや、言葉のニュアンスを学ぼうとしました。2か月間の語学研修を終えて日本語は上達しましたが、撮影中も勉強をやめず、学び続けました」と役作りへの努力を明かした。
■ユ・インシク監督「16話でも足りない」
ユ・インシク監督は、「100日の嘘」を日本統治時代の京城を舞台にしたスパイロマンスと紹介。「緊張感あふれるスパイ要素と胸を締め付けるようなロマンス、そして独立軍の熱い物語が込められています。私たちは皆、心を込めて作りました。私たちだからこそ作ることができたドラマです」と作品への思いを語った。
また、本作は全16話で構成されるが、「この物語をじっくり描くには、10話や12話では足りないと思いました。16話ですが、それでも足りないくらいです」と説明。
登場人物たちが激動の時代の中で、なぜその選択をするに至ったのか。その心の動きを丁寧に描くためには、十分な時間が必要だったという。「登場人物全員が時代によって変化していく人物です。『なぜ彼らはこの選択をすることになったのか』を探っていく物語です」と語った。
歴史考証にも力を注いだ。「残っている場所や建物がないため、美術面でも負担がありました。できるだけその時代の記憶と大きくかけ離れないように、多くの努力をしました」と明かした。
そして、本作を生み出す原動力となったのは、独立のために人生を捧げた人々への問いだったという。「なぜ彼らは、独立のために人生を差し出すような選択をすることができたのか。そのことへの疑問が、このドラマを書き、作ることになった力だったと思います」と作品の核心に触れた。
熱いスパイサスペンスと切ないロマンス、そして激動の時代を生きる若者たちの成長を描く「100日の嘘」。自らの人生のために京城を離れようとしていた少女イ・ガギョンが、密偵として生きる中で何を見つけ、どのように変わっていくのか。そして、彼女とキム・テウンの危うい関係はどこへ向かうのか。
キム・ユジョンが「代表作になったら」と期待を寄せる「100日の嘘」は、10月10日(土)21時10分よりtvNで初放送、その後Netflixにて独占配信される。
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◇YouTube|제작발표회動画一覧
tvN20周年特別企画の新土日ドラマ「100日の嘘」は、10月10日(土)21時10分に初放送される。Netflixにて日本を含む世界独占配信される。
◇100日の嘘 | オフィシャル予告編 | Netflix