脅迫文が吉田羊のキャリアと組織を揺るがす!「会社員」に南沙良、加藤清史郎、尾美としのりら出演
上段左から:南沙良、加藤清史郎、小久保寿人 下段左から:前川泰之、小久保寿人、前川泰之
吉田羊が主演を務めるNHKドラマ10「会社員」が、10月13日(火)よりスタートする。毎週火曜夜10時から放送、全8回。突然届いた匿名の脅迫文をきっかけに、ひとりの女性会社員のキャリアと組織が揺らいでいく、極限のオフィス・サスペンスだ。
「会社員」は、野心を胸に男性中心の組織を駆け上がってきた英理子が、匿名の脅迫文をきっかけに、会社という組織が抱えるゆがみや、そこで生まれる痛みに向き合うことになるオフィス・サスペンス。
英理子は、現在主導しているプロジェクトを成功させれば、念願だった取締役への昇進が約束されている。ところが、プロジェクトのリリースを目前に控えたある日、英理子のもとに匿名の脅迫文が届く。脅迫者と対峙する中で、英理子はこれまで見過ごしてきた組織の問題と向き合うことになっていく。
誰もが自分の存在価値を証明しようとする現代社会で、「組織で働くことの意味」と「良心のありか」を問いかける物語だ。
■英理子を取り巻く会社員たち
南沙良が演じるのは、KZGCのメールセンターで働く派遣社員・斉藤るり。夜はスポーツジムの受付も掛け持ちしながら、社会保険労務士を目指して学費を貯めている25歳で、組織にすべてをささげてきた英理子とは対照的な人物だ。
加藤清史郎は、英理子の部下・寺田一輝役。英理子が主導するSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)プロジェクトを担当し、先輩の山岸に憧れながら仕事に打ち込んでいる。そんな寺田が英理子にある相談を持ちかける。
小久保寿人は、優秀なシステムエンジニア・山岸光役。英理子のプロジェクトの中核を担う一方、自分の能力や貢献が正当に評価されていないのではないかという思いを抱えている。
前川泰之が演じるのは、英理子の同期で経営戦略本部長の桜井浩介。順調に実績を重ね、組織からも認められている出世頭だが、内心では常に英理子を意識してきた。
田中直樹は、英理子の夫で同じ会社のコンプライアンス室に所属する東海林正則役。正論をためらわず口にできる人物で、英理子に惚れ込んで結婚したものの、会社のために突き進む妻との間にすれ違いも生じていく。
尾美としのりは、KZGCの常務取締役・安西善之役。次代の経営を担う人材として英理子に期待を寄せる一方、その覚悟を試すような言動も見せる、柔らかな物腰と曖昧な発言を併せ持つ組織人だ。
■出演者が語る「会社員」
南沙良は、るりについて「過去の出来事をきっかけに、自分の中にある怒りと向き合いながら、何が正しいのかを問い続けています」とコメント。「誰かを変えることは難しくても、自分自身の選択は変えられる。この作品が、そんなことを考えるきっかけになれば嬉しいです」と語っている。
加藤清史郎は、「ひょんなことがきっかけで、思いもしなかった何かが崩れていくことがある」と作品についてコメント。今回の役柄についても「1人の会社員として踠(もが)いて踠(もが)いて『会社員』の世界で生きています」と語り、主演の吉田羊をはじめとする共演者との撮影を楽しんでいることを明かした。
小久保寿人は、「『正しさ』とは何か?組織の中で働く事の葛藤と矛盾」と作品のテーマに触れ、「この日本を支えてくれている数多くの会社員の皆様一人一人が、それぞれの立場でこの物語を楽しんでくれる事を切に願います」とコメントしている。
前川泰之はタイトル「会社員」について、「あまりにも普遍的な言葉たった一言ですが、現代社会において誰にでも起こりうる出来事である、このドラマの『芯』を見事に捉えている」とコメント。「多くの方に共感と没入感を味わってもらえる作品になっていると確信しています」と期待を寄せた。
田中直樹は、英理子の夫であり同じ会社のコンプライアンス室に所属する正則について、「その二つの立場の中で正則はどう動くのか?心揺れる正則を楽しんで頂けたら嬉しいです」とコメント。英理子や、るりをはじめ英理子に関わる人物たちの行方にも注目を呼びかけている。
尾美としのりは、安西役について「大企業『KZGC』で常務取締役として勤めています」と紹介。「宮木英理子に期待と信頼を寄せて、社内で引き上げてきました」と語り、「会社員の悲喜交々の出来事をハラハラドキドキしながら楽しんで観ていただけたら幸いです!」と呼びかけた。
主演の吉田羊は、今回共演する俳優陣について、南沙良の「心までも見通すような眼力」、加藤清史郎の「清濁合わせ飲んだような深み」、小久保寿人の「しなやかで確かな演技力」、前川泰之の「軽やかさとバランス」、田中直樹の「現場に居てくださるだけで安心する」存在感、尾美としのりの「ゆるぎない存在感」を挙げた。
さらに、ドラマの世界観に没入させるyuma yamaguchiの音楽についても「ワクワクとハラハラを掻き立て」ると絶賛。「どの方が欠けても成立しない今回のドラマ」として、一人ひとりの仕事にも注目してほしいと語っている。
音楽を担当するのは作曲家のyuma yamaguchi。映画『新幹線大爆破』やアニメ『さよならララ』『時光代理人』、NHKの大型SFエンターテインメントドラマ『火星の女王』などの劇伴音楽を手掛けてきたほか、NHK BS「フロンティア」のテーマ曲や、NHK連続テレビ小説「あんぱん」の主題歌であるRADWIMPS「賜物」のストリングスアレンジも担当している。
今回の「会社員」では、メロディーをできるだけ廃し、テクスチャーや音色で映像を引っ張るという、これまでにないアプローチに挑戦。「ほんの少しのニュアンスの違いで映像の見え方も変わってしまう」ため、通常以上に繊細な作業になったという。
■放送情報
ドラマ10「会社員」は、2026年10月13日より毎週火曜夜10時から10時45分まで、全8回で放送。再放送は10月16日から毎週金曜午前0時35分~1時20分(木曜深夜)。NHK ONEでは同時・見逃し配信も予定されている。
【作】名嘉友美、松井周、あさか友恵、縦谷宗(WDRプロジェクト)
【音楽】yuma yamaguchi
【出演】吉田羊、南沙良、加藤清史郎、小久保寿人、前川泰之、田中直樹、尾美としのり ほか
【制作統括】上田明子、石村将太
【演出】保坂慶太、大嶋慧介、西尾友希
◇公式 HP
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