「文武」イ・ヒョヌク×キム・ガンウ×パク・ソンウンら豪華俳優陣集結!三国統一をめぐる新羅の家族愛、権力闘争、戦友の絆に注目

10時34分ドラマ
KBS DRAMA公式Xより

11月14日(土)にスタートするKBS 2TV新大河ドラマ「文武」(문무)が、三国統一の中心となる新羅の主要人物と、その複雑な人間関係を公開した。イ・ヒョヌク、キム・ガンウ、パク・ソンウン、チョン・ウンインら実力派俳優が集結し、家族の絆、朝廷内の権力闘争、そして戦場で育まれる熱い友情を描く。新羅第30代王・文武王の生涯を軸に、激動の時代を生き抜いた人々の壮大な物語がいよいよ幕を開ける。SNSには「キム・チュンチュ」のキャラクター・ティザーが公開された。



「文武」は、約600年にわたって続いた三国間の争いと、それぞれの国内で起きた激動の歴史を背景に、統一という大きな目標のためにすべてを懸けた指導者たちの壮絶で孤独な人生を描く本格歴史大河ドラマ。脚本はキム・リホン、ホン・ジニ、演出はキム・ヨンジョ、ク・ソンジュンが担当し、キーイーストとモンスターユニオンが制作する。

イ・ヒョヌクが後の文武王となる金法敏(キム・ボムミン)、キム・ガンウがその父・金春秋(キム・チュンチュ/太宗武烈王)、パク・ソンウンが新羅の名将・金庾信(キム・ユシン)を演じるほか、チャン・ヒョクが高句麗の淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)役で出演。今回は、三国統一を目指す新羅側の人物たちに焦点を当て、ドラマをより楽しむための3つの注目点を紹介する。

■注目① 金法敏・金春秋・金庾信・金仁問、三国統一を目指す家族の絆

物語の中心となるのは、血縁と信頼で結ばれながらも、国の未来をめぐって時に意見を対立させる4人の男たちだ。

金法敏(イ・ヒョヌク)は、父・金春秋(キム・ガンウ)から政治と外交を学び、母方の叔父・金庾信(パク・ソンウン)から軍を率いる指導力を受け継ぎながら成長していく。しかし、現実的な外交を重視する父の政策を簡単には受け入れられず、理想と現実の間で苦悩する。

金庾信もまた、金春秋の政治手法に厳しい意見をぶつけることがある。それでも、やがてその真意を理解し、三国統一という共通の目標に向かって力を合わせていく。

さらに、金法敏の弟・金仁問(キム・インムン/オ・スンフン)は、父と兄譲りの聡明さと勇敢さを備え、唐へ渡って外交の最前線で活躍する。戦場だけでなく外交交渉も三国統一の成否を左右する重要な鍵となるのだ。

歴史上、金春秋は新羅第29代王・太宗武烈王として唐との同盟を推進し、金庾信は軍事面で統一事業を支えた。そして金法敏は父の遺志を継ぎ、文武王として百済・高句麗の滅亡と、その後の唐との対立という激動の時代を生き抜く。

父と息子、叔父と甥、兄と弟。それぞれが異なる立場で国の未来を考え、時に衝突しながら一つの夢を追いかける姿は、本作の大きな感動ポイントとなりそうだ。

■注目② チョン・ウンイン×イ・ジフンが立ちはだかる!新羅朝廷を揺るがす権力闘争
文武KBS DRAMA公式Xより
外敵との戦いだけでなく、新羅内部で繰り広げられる激しい権力争いも見逃せない。

金法敏と金春秋が新羅の生き残りを懸けて改革と外交を進める一方、朝廷では真骨(チンゴル)貴族たちの思惑が複雑に絡み合う。そこで親子の前に立ちはだかるのが、毗曇(ピダム/イ・ジフン)と金真珠(キム・ジンジュ/チョン・ウンイン)だ。

毗曇は、かつて戦場で自分を救わなかった金春秋に深い恨みを抱く人物。その遺恨から金春秋の大胆な政治手法にことあるごとに反発し、対立を深めていく。

一方、金真珠は徹底した機会主義者。自らの生き残りを最優先し、勝算の高い勢力に取り入りながら金法敏と対立する。国家の危機さえも自分の利益につなげようとする、そのしたたかな政治的駆け引きが緊張感を高める。

ここで知っておきたいのが、新羅独特の身分制度「骨品制(こっぴんせい)」だ。王族や貴族の血統によって政治的地位が厳しく制限されていた新羅では、真骨貴族が王位継承や政治の実権をめぐって大きな影響力を持っていた。

とりわけ毗曇は、善徳女王の治世末期に反乱を起こした歴史上の人物としても知られ、ドラマ「善徳女王」でも重要な役割を担った。史実の毗曇と本作で描かれる人物像がどのように異なるのかも、韓国時代劇ファンには興味深いところだ。

外では百済や高句麗との戦い、内では権力をめぐる対立。新羅を守ろうとする金法敏と金春秋が、こうした内憂外患をどう乗り越えるのか注目したい。

■注目③ イ・ヒョヌク×キム・ドヒョン、戦場で生まれる熱い友情と忠義

もう一つの注目点が、金法敏と猛将・薛烏儒(ソル・オユ/キム・ドヒョン)の間に生まれる固い絆だ。

新羅の軍事的要衝である大耶城(テヤソン)が陥落し、妹を失うという悲劇に見舞われた金法敏。その胸には、敵に対する深い恨みと、国を守らなければならないという強い決意が刻まれる。

その後、玉門谷(オンムンゴク)の戦いに参加した金法敏は、勇猛果敢な武将・薛烏儒と運命的な出会いを果たす。幾度も生死の境をともに乗り越えるうちに、二人の間には揺るぎない信頼関係が生まれていく。

やがて文武王として即位した金法敏は、優れた戦闘能力と忠誠心を持つ薛烏儒を深く信頼し、新羅の命運を左右する重大な作戦を託すことになる。

王と家臣という立場を超え、戦友として結ばれた二人の友情は、激しい戦闘場面に人間ドラマとしての厚みを与えてくれそうだ。

なお、大耶城の陥落は642年に起きた歴史的事件で、百済軍の攻撃によって新羅が大きな打撃を受けた戦いとして知られる。金春秋の娘とその家族が犠牲になった悲劇は、後の百済との戦いにも深く関わる重要な出来事だ。こうした歴史的背景を知っておくと、金法敏が抱く悲しみや怒り、三国統一への執念もより深く理解できるだろう。

■実力派俳優たちが描く新羅の光と影、制作陣も熱演に自信

制作陣は、新羅の主要人物たちについて「それぞれが独自の物語を抱えており、緊張感と感動を同時に届ける」と説明。さらに、登場人物たちが時には利害関係によって激しく衝突し、時には大義のために手を取り合うことで、物語がより豊かになると明かした。

また、イ・ヒョヌク、キム・ガンウ、パク・ソンウン、チョン・ウンイン、キム・ドヒョン、オ・スンフン、イ・ジフンら俳優陣についても、徹底した歴史研究をもとに渾身の演技を披露したと自信をのぞかせている。

「文武」の魅力は、壮大な戦闘場面や三国統一という歴史的偉業だけではない。家族でありながら政治的信念の違いに苦しむ者、権力を守るために策を巡らせる者、命を懸けて王を支える者。それぞれの思いが交錯することで、教科書に登場する歴史上の人物たちが血の通った人間として描き出されることにある。

「善徳女王」「花郎(ファラン)」など、新羅を舞台にした韓国時代劇を楽しんできたファンにとっても、これまでの作品で描かれた歴史がどのようにつながっていくのか興味は尽きない。

KBS 2TV新大河ドラマ「文武」は、11月14日(土)21時20分から韓国で放送開始。三国統一をめぐる壮大な歴史の裏側にあった家族愛、野望、友情を、実力派俳優たちがどのように演じるのか期待が高まる。

◇「문무」1次ティーザー
◇연개소문 티저(淵蓋蘇文ティーザー)
◇김춘추 티저(金春秋ティーザー)